ブラックキャップの置き場所【完全版ガイド】26か所を解説

ブラックキャップの置き場所【完全版ガイド】26か所を解説

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ブラックキャップの置き場所ガイド

毎年6月ごろになると、私の家では頻繁にゴキブリが出没!

玄関から台所、お風呂場まであらゆるところでご対面です。

勇気がある人なら、見つけたらすぐに新聞紙を丸めた棒や殺虫スプレーをかけて退治できるんですが、私は極度のゴキブリ嫌い。

というより「恐怖症」と呼ぶほうが正確かも。

西門カジカ
西門カジカ

ギャー!、うわぁぁぁぁ~~~~

こんな声を挙げながら、ゴキブリがでた部屋から逃げ出すことしか出来ません……。

そんなときに見つけたのが、ネット上でべた褒めされているアース製薬のブラックキャップ!

最初は「こんな小さな毒のエサを置いたくらいで効果あるの?」と半信半疑だったんですね。

でも、その年の夏から秋にかけては出没回数が激減し、翌年にはゼロに!

もしかしたら置き場所が正しかったために、家の中のゴキブリを根こそぎ撃退できたのではないかと思います。

そこで、この記事では

  • ブラックキャップの置き場所(室内・屋外)
  • マンションやアパートの置き場所
  • ブラックキャップの特徴や効果

などお役立ち情報をシェアしていきますね。ぜひお役立てください。

※この記事にはゴキブリの写真やリアルな画像はありませんので、安心してご覧ください。

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タップできる目次
  1. 家の中のブラックキャップの置き場所(室内)
    1. キッチンの置き場所
      1. 換気扇の給気口
      2. 電子レンジの裏や下
      3. 冷蔵庫の下や裏側
      4. 流し台(シンクの下)
      5. ガスコンロやIHコンロの周辺
      6. 食器棚の引き出しの中
      7. 油や調味料のストック場所
      8. 玉ねぎ・じゃがいも・乾物の置き場所
    2. 寝室の置き場所
      1. 押入れやクローゼット
      2. ベッドの下
      3. 家具(収納タンス)の隙間
    3. リビングの置き場所
      1. ソファーの下
      2. 窓際(掃き出し窓)
      3. テレビの裏側
      4. 観葉植物のまわり
    4. 水回りの置き場所
      1. 洗面所と脱衣所
      2. 風呂場
      3. トイレ
    5. 玄関
  2. 家の外のブラックキャップの置き場所(屋外)
    1. 換気扇の排気口
    2. エアコンの室外機
    3. 玄関の外
    4. ベランダ(窓の外)
    5. プランターや植木鉢の周辺
    6. ゴミ置き場
    7. ガレージ
  3. 一人暮らしのワンルームのアパート&マンションのブラックキャップの置き場所
    1. ベランダの隣の部屋との境界
    2. 廊下(共有部分)
    3. 角部屋は要注意
  4. 1部屋あたりブラックキャップは何個置くといい?
  5. ブラックキャップの効果を最大限に引き出す置き方のコツ5選
    1. できるだけ多く設置する
    2. その家特有のゴキブリが出没しやすい場所に多く置く
    3. ゴキブリの侵入経路と移動経路に設置する
    4. 設置した場所はメモする
    5. ブラックキャップ以外の毒餌商品も一緒に置く
  6. ブラックキャップの使用時の2つの注意点
    1. 有効期限を守る
    2. 室内用と屋外用を使い分ける
      1. 室内用と屋外用の違い
  7. ブラックキャップを置くとゴキブリを呼び寄せる?
  8. ブラックキャップが余ったらどこに余分に置くべき?
  9. 使わない余ったブラックキャップの保管場所
  10. ブラックキャップの置き場所が正しいかの判断方法
  11. 毒入りエサを食べたゴキブリはどこで死ぬ?
  12. ブラックキャップとは?
    1. 特徴と効き方
    2. ブラックキャップの12の効果
      1. その日から効く
      2. メスの持つ卵に効く
      3. 薬剤抵抗性ゴキブリに効く
      4. 巣に潜むゴキブリに効く
      5. 大型ゴキブリに効く
      6. 5つの成分で誘引
      7. 半生エサでよく食べる
      8. たくさん置くことでゴキブリの殺虫効果がアップ
      9. ブラックドームの暗闇でゴキブリが警戒しにくい
      10. ゴキブリに適度な隙間で入りやすい
      11. 360度のマルチエントランスでどこからでも誘い込む
      12. 特殊スロープ形状でエサまで誘い込む
    3. メリット
    4. デメリット
    5. 匂いはする?臭い?
  13. ブラックキャップはなぜ最強と言われる?
    1. スーパーゴキブリにも効果があるから
    2. エサへの食いつきが良いから
  14. ゴキブリの生態や生息場所
    1. 生態
    2. 好む場所
    3. 活動時期
  15. プロにまかせるゴキブリ駆除サービス
  16. まとめ

家の中のブラックキャップの置き場所(室内)

室内

まずは家の中のブラックキャップの置き場所から。

ブラックキャップを効果的にゴキブリに食べさせるには、以下の4つの条件に当てはまる場所を優先します。

  • 各部屋の四隅(角)
  • 水を使う場所
  • 暖かくて暗い場所
  • ホコリが溜まりやすい隙間

これらの4つはゴキブリが好むところであり、また通り道でもあるんです。

特に各部屋の四隅のコーナー(角)はそれぞれ1個ずつ(×4個)置くのは必須条件ですよ。

とはいえ、家全体からゴキブリを撃退するには、すべての部屋にくまなく置くのがポイント!

  • キッチン(台所)
  • 寝室
  • リビング
  • 水回り(トイレ・風呂・洗面所)
  • 玄関

これら室内5箇所の詳細な置き場所をチェックしていきましょう。

キッチンの置き場所

家の水回りの中心とも言えるキッチン(台所)。

水気があって、なおかつ食料が置いてあるため、ゴキブリが好んで徘徊する場所です。

最初はキッチンから重点的に配置していきましょう。

キッチンのブラックキャップを置く場所はこちらの8ヶ所。多いですね。

  • 換気扇の給気口
  • 電子レンジの裏や下
  • 冷蔵庫の下や裏側
  • 流し台(シンクの下)
  • ガスコンロやIHコンロの周辺
  • 食器棚の引き出しの中
  • 油や調味料のストック場所
  • 玉ねぎ・ジャガイモ・乾物の置き場所

なんなら設置するブラックキャップの総数の「半分以上」を台所に割り当ててもいいんじゃないかと思います。

換気扇の給気口

白い換気扇

最新の換気扇ならば、使用しても外界とのスキマが生まれません。

しかし、昔ながらの大きなプロペラが回る換気扇の場合、どうしても家の外との「通り口」ができちゃうんですね。

そこは大きなゴキブリは無理でも、小さなゴキブリならスルリと侵入できますから、換気扇の周辺に1個ブラックキャップを設置しましょう。

※壁の場合、両面テープで付けると固定できます。
西門カジカ
西門カジカ

換気扇はゴキブリなど多くの虫が侵入する可能性があるので、なんらかの方法で塞いでしまうのがベストですよ。

電子レンジの裏や下

電子レンジの脇に置いたブラックキャップ

電子レンジは大型で裏側や下にはゴキブリの隠れるスペースがあります。

それに長年使っていれば油汚れが付着し、ゴキブリを引き寄せる要因にも。

電子レンジの下・裏側も欠かせない置き場所です。

冷蔵庫の下や裏側

冷蔵庫のまわり

冷蔵庫は台所にある電化製品ではもっとも大きいため、真下や裏側には広大なスペースが生まれてしまいます。

それに加えて冷蔵庫は食品を冷やす役割ながら、冷蔵庫本体は「発熱する」ため、暖かい場所が好きなゴキブリにとっては嬉しい避難場所に。

そうやって潜り込んできたゴキブリに毒エサを食べさせるために、冷蔵庫の下や裏側は絶対に外せない置き場所です。

流し台(シンクの下)

シンクの下の収納部分

台所の流し台(シンク)の下は大抵がカパッと開けられる収納場所になっていますよね?

フライパンや鍋を入れたり、洗剤を閉まっておいたりするスペースですが、ここもよくゴキブリが徘徊する場所でもあります。

正確には流し台の下の収納スペースですが、ここにも1個忘れずにブラックキャップを設置してください。

ガスコンロやIHコンロの周辺

ガスコンロの周辺

我が家特有の現象かもしれませんが、台所でもっとも頻繁に出没したのがコンロの下の収納場所です。

私の家のIHコンロの下には、引き出し式の収納スペースが3つあります。

胡椒や塩などのスパイス類を入れる場所、布巾や余った割り箸などをしまって置く場所、大きなフライパンや鍋を重ねて収納する場所の3つ。

このどれかの収納スペースを開けたときに、「うわ~~~」と絶叫するほど唐突にゴキブリと対面することが多かったです。

こうした収納スペースの裏側や、引き出しの奥も大切なブラックキャップの置き場所だと(個人的に)確信しています。

食器棚の引き出しの中

食器棚の構造にもよりますが、がっちりとしてとてもゴキブリが内部に侵入できなさそうな食器棚の引き出しも安心できません。

洗わないで使う食器をゴキブリが這い回っていると想像したら、もう気分は最悪……。

食器棚の引き出しの中も忘れないようブラックキャップを。

油や調味料のストック場所

調味料のストック場所に置いたブラックキャップ

台所のシンクの下には重たいサラダオイルだったり醤油の一升瓶、料理酒などをしまっておくスペースが有るはずです。

ここもゴキブリが好んでやってきますから、必ず1個は置いておくようにします。

玉ねぎ・じゃがいも・乾物の置き場所

ゴキブリは玉ねぎが大好物で、その匂いに惹かれてやってきます。

玉ねぎは冷蔵庫ではなく常温保存が基本。

ですから、どの家庭の台所でも食品ストック場所に買ってから食べるまで、そのまま置いてあるのが普通ではないでしょうか?

できれば最初から密閉して、完全に外部から遮断できる棚などにしまうのが一番ですが、なかなかそう都合よくいかない場合もあるでしょう。

その場合はゴキブリが寄ってきても触れられないようにビニールなどに入れて、その周辺にブラックキャップを設置してみてください。

そうすれば玉ねぎをエサ代わりにして、ゴキブリをスムーズに毒入りエサに誘引することも可能ですよ。

寝室の置き場所

寝室は遮光するために常に暗いですし、布団に溜まる湿気でジメジメする場所。

そんなゴキブリが好む条件が整っていますので、普段あまり見かけないとしても、置いておいて損はありません。

寝室で外してはいけないのが、この3ヶ所。

  • 押入れやクローゼット
  • ベッドの下
  • 家具(収納タンス)の隙間

暗く狭いエリアにピンポイントに設置していきましょう。

押入れやクローゼット

クローゼットの中に置いたブラックキャップ

押入れやクローゼットには湿気取りを入れるように、本来は暗くてジメジメとした場所。

……ときたら、ゴキブリにとっては天国みたいなもの(笑)。

布団やコートなどの衣類がぎっしり詰まっていれば、冬でも暖かいので越冬するスペースにもなりかねません。

見落としがちなここにも1~2個は置いておきましょう。

ベッドの下

ベッドには様々な種類があります。

下にスペースがあるタイプのベッドならば衣装ケースを置いていたり、そもそもベッドの下に引き出し式の収納スペースがあるタイプも。

こうしたわずかなスキマも、ゴキブリが潜むには十分な広さ。

ベッドの下に置いたら、遠くからいないはずのゴキブリを呼び寄せるのではないかと不安かもしれませんが、ブラックキャップの特性やゴキブリの習性からして、そんな心配は無用(理由は後述します)。

ベッドの下にも1つは置いておきましょう。

家具(収納タンス)の隙間

家具と壁の隙間に置いたブラックキャップ

最近の新しい家の間取りだと広いクローゼットが各部屋にあって、衣装箪笥など置くことはないかもしれません。

しかし、まだまだ和室にドーンと大きなタンスを置いている家も珍しくないはず。

こうしたタンスの裏は普段は手が届かず、ホコリでいっぱい。

ゴキブリには程よい潜伏場所になるので、家具と壁との隙間、家具と家具の隙間にブラックキャップを差し込んでおきます。

極狭のスキマには普通のブラックキャップだと入らない場合は「ブラックキャップ スキマ用」という薄型タイプならぴったりフィットしますよ。

リビングの置き場所

リビングは家に居る間はもっとも滞在時間が長くなる場所。

テレビを見ながら食べたお菓子のカスや、発熱する液晶テレビやパソコンなどがゴキブリを引き寄せます。

ゴキブリ出没ポイントがこちらの4つ。

  • ソファーの下
  • 窓際(掃き出し窓)
  • テレビの裏側
  • 観葉植物のまわり

しっかりとリビングにもブラックキャップを置きましょう。

ソファーの下

リビングのソファーはもしかしたら在宅中にもっとも長く居座る場所かもしれません。

こんなソファーの下にはお菓子などを食べたときのカスなどが落ちていたりして、ゴキブリが寄ってきやすく、また一旦、避難できるスペースになります。

ソファーと床のスキマにもブラックキャップを差し込んでおきましょう。

窓際(掃き出し窓)

窓際に置いたブラックキャップ

リビングにある窓は「掃き出し窓」が付いていて、ベランダと出入りできる形状になっていることが多いですよね?

ベランダはゴキブリが集まりやすい場所であり、その入口になる「掃き出し窓」から侵入してくるケースは非常に多いです。

こうした窓の出入り口の左右2箇所にもブラックキャップを置きましょう。

※掃き出し窓とは、足元から頭上までの高さがある窓のこと。

テレビの裏側

テレビ台の下

リビングと言えばテレビを置くのが当たり前。

しかも最近の液晶テレビは、どんどん大型化しています。

それだけ熱を発するために、ゴキブリが寄り付きやすい要因にも。

テレビの真後ろか、テレビ台の後ろ側にもブラックキャップを!

観葉植物のまわり

観葉植物のそばに置いたブラックキャップ

私が植物を育てるのが好きなのもあって、家の各所に観葉植物を置いています。

そんな植木鉢を持ち上げたときに、その下からカサカサ~っとゴキブリが逃げ隠れすることがありました。

ほんっと、心臓が止まりそうになります……。

実は植物のまわりはゴキブリが好む代表的なスペースであり、それはつねに土が水で湿っているため。

もし部屋に観葉植物のたぐいがあれば、ひとつにつき1個のブラックキャップをそばに置いておきましょう。

リビング以外に廊下や台所に植物の鉢があれば、そこにも置くのをお忘れなく!

水回りの置き場所

キッチン以外の水回りもゴキブリの多発出現地帯なのはご存知のとおり。

  • 洗面所と脱衣所
  • 風呂場
  • トイレ

以上の3箇所がそれであり、ここも重点的にブラックキャップを置く必要があります。

それでは各場所の置き方や注意点を見ていきましょう。

洗面所と脱衣所

洗面台の下に置いたブラックキャップ

洗面所は顔や手を洗う洗面台、洗濯機が置いてあるスペース。

お風呂に入るための脱衣所と兼ねている家がほとんどでしょう。

ですから当然ながら、つねに水を使う場所なので、ゴキブリは自然と寄ってきます。

狭い洗面所ならば対角線上の角に1個ずつ置くか、洗面台の真下やその引き出しの中が置くポイント。

また洗濯機の下も置いておくといいでしょう。

風呂場

風呂に設置したブラックキャップ屋外用

ブラックキャップ屋外用はグレーの容器

お風呂場のなかでゴキブリに遭遇することもありますよね?

入ろうとしたらゴキブリがいて入浴できないことも……。

そんな事態を避けたいところですが、普通のブラックキャップは防水性がないため置けません。

風呂場のなかに置く場合は「ブラックキャップ屋外用」を用意します。

とはいえお湯がじゃんじゃんかかるとそれだけ効果が薄まるので、なるべく水のかからない物陰に置くようにします。


トイレ

トイレ内に置いたブラックキャップ

トイレもまた水回りのひとつで、つねにジメジメとしています。

その証拠に私の家のトイレに置いてあるデジタル時計(湿度計付き)を見ると、一年を通して60~70%の湿度をキープ。

トイレの中はせいぜい1㎡ほどの狭さなので、ブラックキャップは出入り口の角にひとつ置いておけばいいでしょう。

玄関

玄関に置いたブラックキャップ

玄関は屋外との出入り口なので、それだけゴキブリが侵入する機会が多い場所。

私の家でも深夜、玄関に小さいゴキブリ(子供?)が頻繁に出没していました。

ひんやりとした場所ながら雨が降ればジメジメしますし、洗っていない靴がずらっと並んでいたら非常に不潔な場所。

そんな条件が整うため、ゴキブリにとっては居心地が良いのかもしれません。

  • 下駄箱のなか
  • タタキ(靴を脱ぐ場所)

この2つの場所に、それぞれ1~2個は置くようにしましょう。

家の外のブラックキャップの置き場所(屋外)

一戸建て

夜、帰宅すると玄関のまわりでゴキブリをよく見かける……、日が暮れてからベランダの洗濯物を取り込もうとしたらゴキブリが這い回っていた……。

こんな経験はないでしょうか?

家の周辺に緑が多かったり、外にいつも生ゴミを出しているような飲食店などが近くにあると、家の外をゴキブリが常時うろついている可能性があります

家の周囲のゴキブリ徘徊ポイントがこの7ヶ所。

  • 換気扇の排気口
  • エアコンの室外機
  • 玄関の外
  • ベランダ(窓の外)
  • プランターや植木鉢の周辺
  • ゴミ置き場
  • ガレージ

屋外では以上の場所に「ブラックキャップ屋外用」を置いて駆除しましょう。

換気扇の排気口

人間の家の換気扇からは温かい熱風が排出されるせいか、ゴキブリが集まりやすい傾向にあります。

古いタイプの換気扇を使用中だと、そのわずかな隙間から屋内にゴキブリが侵入してくることも……。

そのような事態を防ぐために換気扇の排気口の壁にブラックキャップ屋外用を貼り付けておきます。

エアコンの室外機

エアコンの室外機の管からはクーラー使用時に水が排出されます。

それに室外機そのものが熱を持つのでゴキブリが好む条件が揃っているんですね。(水と暖かさ)

室外機の裏側にもブラックキャップ屋外用をセットして一網打尽に!

玄関の外

玄関まわりは環境にもよりますが、頻繁に見かけることが多いエリア。

特に寄植えをしたプランターや植樹の大きな鉢を置いているとゴキブリが住み着きやすくなるようです(頻繁に水やりをするため)。

あまりに頻繁に出現するようなら、そうした鉢植えを移動するのが手っ取り早い対処法。

もし、それが無理だったり、そもそもあまり置いていない玄関まわりならば、ブラックキャップ屋外用を置いて様子を見ましょう。

ベランダ(窓の外)

私の家ではベランダにたくさん植木鉢を置いて、植物や野菜を育ているせいか、夏になるとよくゴキブリがうろつきまわっていました。

なので夜になるとベランダに出るのをためらっていたほど。

ただ、ここにもブラックキャップ屋外用を置いておくだけで、見かける機会はぐっと減りました。

外から新たにやってくるゴキブリまでは防げませんが、ベランダ周辺に住み着いたゴキブリなら一掃できるはずですよ。

プランターや植木鉢の周辺

ベランダや玄関まわりにブラックキャップ屋外用を置く際には、プランターや素焼きの植木鉢のそばに置くのがポイント。

カラカラに乾く夏には植物のために水をあげるため、その湿気に惹かれてゴキブリは寄ってきます。

ある意味、それで引き寄せられるので、ゴキブリに都合よく「毒入りのエサ」を提供できるわけですね。

ゴミ置き場

台所で出た生ゴミなどを入れた「燃えるゴミ」は、大抵はゴミ収集日に出す前に家の外に置いておきますよね?

すると当然ながらゴキブリはそれ目当てで寄ってきます。(野良猫やカラスに狙われることも)

ゴミの一時的な保管場所に密閉容器を用意するのが最善策。

それが無理な場合には、ゴミ袋を置く場所にブラックキャップ屋外用を置いておきます。

ガレージ

屋根がついて奥に荷物がたくさん保管してあるようなガレージは常にひんやりとしていて、ゴキブリのねぐらになりかえねません。

ダンボールが積んであったり、タイヤがゴロンと転がっていたら余計に……。

ここにもブラックキャップ屋外用を置いて、住み着かせないようにガードします。

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一人暮らしのワンルームのアパート&マンションのブラックキャップの置き場所

2階建てアパート

1Kのワンルームのような一人暮らしのアパート、あるいは家族で住むような広いマンション。

これらの住まいでのブラックキャップの置き場所は、一戸建てとほぼ一緒と思ってください。

しかし、いくつか住居の形態が違う箇所があるため、集合住宅なりの「特別に置いたほうが良い場所」もあります。

その特別な場所がコチラの2ヶ所。

  • ベランダの隣の部屋との境界
  • 廊下(共有部分)

ではくわしく解説していきましょう。

ベランダの隣の部屋との境界

アパートのベランダ

アパートやマンションなどの「集合住宅」と「一戸建て」との大きな違いは、隣家(部屋)と物理的につながっている点です。

一戸建ては隣の家とどれだけ接近していても、独立した建物。

一方、アパートやマンションは隣の部屋や上の階や下の階の部屋と「地続き」になっています。

つまり、自分の部屋のなかにどれだけブラックキャップを置いてゴキブリを駆除しても、隣や上下階の部屋から続々とゴキブリが侵入してくるリスクがあるわけですね。

そのリスクを少しでも減らすために大切なのが、ベランダにある「隣の部屋との境界」にブラックキャップを置くこと。

国境の壁をよじ登って密入国する人を摘発するように、隣の家から侵入するゴキブリを境界線上で仕留めましょう。

言うまでもないですが、ベランダは屋外なのでブラックキャップは「屋外用」を選んでください。

廊下(共有部分)

アパートの廊下

アパートやマンションから一歩外に出ると、そこは両隣の部屋と共有する廊下。

廊下をたどってゴキブリが室内に侵入するケースも多いので、玄関ドアの「両サイドの壁際」にブラックキャップを設置します。

雨が吹き込まない廊下なら、室内用のブラックキャップでもかまわないでしょう。

角部屋は要注意

一人暮らしで借りるときも、新築でマンションを買うときも日当たりや騒音の少なさから角部屋を希望する人は多いはず。

しかし、なんとゴキブリに関しては角部屋のほうが外から侵入されやすいと言われています。

その理由は推測できませんが、角部屋に住む場合には気合を入れて最初からゴキブリ対策をしておくことをお勧めします。

1部屋あたりブラックキャップは何個置くといい?

ブラックキャップは1箱に12個入っています。

最初は「けっこう多いな」と感じても、各部屋を回ってポイントごとに置いていくと意外と「足りない」と感じるのでは?

ブラックキャップの箱の裏側の使用方法には

10㎡あたり1~2個置いてください

との記載があります。

1㎡(平米)は1m×1mの広さであり、10㎡は3.16m×3.16mの広さになります。

その広さに1~2個でOKだと書いてはありますが、私の実感ではその倍は必要だと思いますね。

そもそも部屋の四隅に置くとすると、それだけで1部屋で4個を使うことになりますし。

私の家の間取りは6畳(寝室)・8畳(寝室)・3畳(納戸)・18畳のリビングダイニングという3LDKの広さ。

でも、ポイントごとにしっかりとブラックキャップを置いてくと、2箱(24個)は必要でしたね。ご参考までに。

ブラックキャップの効果を最大限に引き出す置き方のコツ5選

ブラックキャップはなんとなく思いつきで家の中の各部屋にポンポンと置いていくだけでも、一定の効果は発揮するスグレモノ。

しかし、どうせ手間暇かけて設置するなら、少しでも効果的な置き方をしたいところ。

私がやってみて「効果的だったなぁ」と思ったのが、こんな置き方です。

  • できるだけ多く設置する
  • その家特有のゴキブリが出没しやすい場所に多く置く
  • ゴキブリの侵入経路と移動経路に設置する
  • 設置した場所はメモする
  • ブラックキャップ以外の毒餌商品を一緒に置く

ではでは、ひとつずつ説明していきますね。

できるだけ多く設置する

金銭的なことを考慮しないなら、ブラックキャップをできるだけ多く設置するのがベスト。

「重度のゴキブリ恐怖症だから、もう家の中で見ないで済むなら5,000円でも1万円でも出したっていい!」

なんて人は5箱くらい買ってきて、各部屋に5個くらい贅沢に置いてみてはどうでしょうか。

とはいえ、そんな余裕がある人はすくないでしょうし、私だってそこまでお金は出せません。

ですので間を取って、一軒家なら2箱を目安に「すこし多め」くらいに設置するといいと思います。

その家特有のゴキブリが出没しやすい場所に多く置く

ゴキブリが出没しやすいスポットは、それぞれのお宅によって違うはず。

  • 私の家はリビングに出やすい⇒リビングに多めに置く
  • 私の家は風呂場に出やすい⇒風呂場に多めに置く

というふうに臨機応変に対応してみてください。

ゴキブリの侵入経路と移動経路に設置する

新築の家や賃貸の場合、しばらくゴキブリは現れません。

しかし、建築から年月が経過した家やアパート・マンションになると、荷物と一緒に持ち込まれて室内で繁殖を始めます。

また、それに加えて外部からこっそり「忍者」のように侵入してくるゴキブリもいます……。

このような侵入をできるだけ防ぐために、玄関や窓の内側はもちろん、玄関の外まわりやベランダなど屋外にもブラックキャップを設置しておくと安心です。

また、残念なことに侵入を許してしまった場合を想定して、玄関の中や窓の周辺の壁際などのゴキブリの移動経路になりそうなところへもブラックキャップを置くようにしましょう。

室内で移動していくルート上に毒入りのエサがあれば、理想的です。

設置した場所はメモする

私の経験上、ブラックキャップを置いてそのまま忘れてしまい、数年後に「こんなところに置いたっけ?」と発見することがしばしばありました。

置いたことを忘れてしまうんですね(笑)。

使用期限が切れたブラックキャップは置いておいてもゴキブリには効果がありません。

あるいは毒の効果だけが失われて、ただゴキブリにエサを提供するようになってるかもしれません……。

そうならないようにブラックキャップを設置したら、

  • リビングの四隅に1個ずつ
  • 冷蔵庫の裏に1個
  • 洗濯機の裏に1個

こんなふうに「置いた場所と個数」をメモしておきましょう。

また、ブラックキャップ自体に「2020年4月」といった感じで設置年月日を書き入れておくと、新旧を取り替える際に間違えにくくなりますよ。

ブラックキャップ以外の毒餌商品も一緒に置く

ブラックキャップの効果は疑うところはありませんが、もしかしたら仕掛けられたエサに惹かれないゴキブリもいるかもしれません。

そんなケースを想定して、他のメーカーの別の種類の毒餌商品(毒入りエサ・ベイト剤)を合わせて使ってみてください。

私の家では幸いなことにブラックキャップだけで効果が実感できましたが、どうも今ひとつ効かないと感じる場合は3種類くらい混ぜて置いてみましょう。

ブラックキャップと同じ系統の毒餌商品としては

  • コンバット
  • ゴキブリキャップ
  • ゴキちゃんストップ
  • ゴキファイタープロ
  • ゴキちゃんグッバイ
  • イオンのプラベート商品

などがあります。

上記のなかでも「ゴキちゃんストップ」は業務用としても使われるくらい強力。

Amazonのレビュー評価もダントツなので、ブラックキャップと併用したいならコレでしょうね。

値段はちょっと高めですが、プロの業者が使うくらいなので信頼感は抜群です。


ブラックキャップの使用時の2つの注意点

ブラックキャップは使い方次第で、効き目がぜんぜん変わってきます。

せっかく購入して使うのですから、誤った使用方法は避けたいですよね。

そのために最低限、知っておきたい注意点が以下の2点です。

有効期限を守る

ブラックキャップを置いたから、あとは置きっぱなしで2年も3年も放置してしまう……。

それで効き目があると誤解している方もいるかもしれませんが、効き目が発揮される期間には限りがあります。

ブラックキャップの有効期限は1年間のみ。

たとえば4月に設置したら、翌年の4月まで。

翌年もゴキブリがまだ出そうなら、前年の設置分はすべて回収&廃棄して、新しいブラックキャップを置き直しましょう。

室内用と屋外用を使い分ける

ブラックキャップには家の中用(室内用)と家の外用(屋外用)に分かれています。

家の外にもブラックキャップを置きたいからといって、室内用を外のベランダや庭においても満足な効果は発揮できません。

それぞれ使い分けるようにしましょう。

室内用と屋外用の違い

室内用と屋外用のブラックキャップには形状や中の毒入りエサに違いがあります。

屋外用のブラックキャップは

  • 排水と防水機能が付いている
  • エサが水に溶けにくい耐水処方がされている
  • 固定テープが付いている
  • 色がグレーで外に置いても目立ちにくい

といった特徴があります。

外に置けば、雨風にさらされるので、それに対するガードがしっかりしているわけですね。

ブラックキャップを置くとゴキブリを呼び寄せる?

ブラックキャップはゴキブリの好きな味と匂いで引き寄せて、それを食べさせて、毒で息の根を止める仕組み。

そんなものを家の中や家の外(庭やベランダ)に置いておいたら「ゴキブリを招き寄せてしまうのではないか」と疑ってしまいますよね?

隣の家や、あるいはもっと離れた場所から、ゴキブリを招待してしまうという疑い。

しかし、その疑いはまったくの誤りです!

アース製薬の公式ホームページによると、ブラックキャップがゴキブリを誘引する効果は半径1m~2mほど。

つまりブラックキャップを置いた場所から最大で2m以内にしか、その匂いは届かないわけです。

隣の家との境界すれすれに置いたら、隣の家の範囲にいるゴキブリを招き寄せる危険性はありますが、あまり深刻に考える必要はないでしょう。

逆に言えば、半径1m~2m以内にしか匂いが届かないので、それだけ置き場所を厳選したり、数を多く置く必要があると推測できますね。

ブラックキャップが余ったらどこに余分に置くべき?

1Kのアパートなどワンルームや、平屋で部屋数が少ない家の場合、1箱(12個)入りのブラックキャップが余ってしまうこともあるはず。

そんなときは、よくゴキブリが出没する部屋に多めに置いてみましょう。

どんな家でもここだけピンポイントでよく現れる場所は必ずあると思います。

ブラックキャップは数が多いほど、ゴキブリとの遭遇機会は増えるので、ケチらずに開封した全て置いてしまうことをお勧めします。

使わない余ったブラックキャップの保管場所

それでも部屋数が少なくてすべて置けなかったり、2箱以上買って余ってしまった場合には保管しておくことも可能です。

ブラックキャップが入っていたアルミパックに戻し、切り口をセロテープなどで留めて密封。

そして直射日光の当たらない涼しい場所に保管しておけばOK!

ただし、アース製薬の公式ホームページによると、一度アルミパックを開封したら、翌年まで取っておいて使うことは推奨されていません……。

自宅で使い切れない場合は、友達や家族に分けるなどしたほうがムダにならないかもしれませんね。

ブラックキャップの置き場所が正しいかの判断方法

ブラックキャップを置いてしばらく経過するのに、どうもゴキブリの出現回数が減らない……。

置いてから1年経ったけど、ゴキブリが減った気がしない……。

そんなときは置き場所が適切だったのかという検証のために、設置したブラックキャップを回収し、観察してみます。

ブラックキャップの内部を覗き込んでみてください。エサが食べられているでしょうか?

もしまったく無傷(食べられていない)状態なら、置き場所が悪かったか、その家に出るゴキブリには誘引効果がなかったと判断できます。

そのような場合には置き場所を変えてみたり、ブラックキャップ以外の毒餌商品を購入してみてください。

※設置後のブラックキャップを確認する場合は、使い捨てのビニール手袋か、割り箸などでつまんで、直接手を触れないほうが無難です(ゴキブリは様々な菌を保有しているため)。

毒入りエサを食べたゴキブリはどこで死ぬ?

ブラックキャップのなかの毒入りエサを食べたゴキブリは、食べてから数時間~1日ほどで死にます。

よくホウ酸団子を食べたゴキブリは「水を求めて外で死ぬ」と言われていますが、私の実感ではだいたい家の中の床で死んでいますね。

玄関の土間だったり、リビングの床だったり。

たまに玄関の外で死んでいるのも見かけますが、そういったケースは珍しく、その他のゴキブリについては人目につかないゴキブリの巣で死んでいるそうです。

また、屋外にブラックキャップを設置している場合は、そのまま外で人知れず死んでいきます。

死骸を目にするケースはほとんどありませんから、ゴキブリ嫌いの人間にとってはありがたいですね。

ブラックキャップとは?

ブラックキャップを上から見たところ

これからブラックキャップを設置しようとされている方は、ブラックキャップが「どういった効果がある製品なのか?」当然ご存知かと思います。

おせっかいとは思いますが、いちおう念の為、確認の意味でおらさいしておきましょう。

特徴と効き方

ブラックキャップのパッケージには、12個の黒い小さなプラスチックケースが入っています。

このプラスチックケースの中には、ゴキブリが好む半生タイプの毒入りエサが入っており、それを食べたゴキブリは死んでしまいます。

しかも、その毒はすぐには効かないため、エサを食べたゴキブリが巣に帰って死んだ場合、その死骸を食べた他のゴキブリたちも毒の影響を受けて連鎖的に駆除ができる仕組み。

ですから、見つけたゴキブリを殺虫スプレーで退治したり、ゴキブリホイホイで捕まえるよりも、効率的に巣ごと一網打尽に駆除が可能なんですね。

人間から見れば救世主のような存在、ゴキブリから見たら悪魔的な商品と言えます(笑)。

ブラックキャップの12の効果

アース製薬が謳うブラックキャップの12個の効果について確認していきましょう。

その日から効く

エサの毒には速攻成分「フィプロニル」を配合しているため、ブラックキャップを置いた日からすぐに効果を発揮します。

メスの持つ卵に効く

ゴキブリのメスは、産んだ卵を体につけて移動する習性があります。

卵を抱えたメスがブラックキャップのエサを食べると、なんとその卵まで効き目が現れます。

※抱卵初期のメスに限られます。

薬剤抵抗性ゴキブリに効く

最近では薬剤に抵抗があるゴキブリもいるそうですが、そんな薬剤抵抗性を備えたゴキブリにも効果があります。

巣に潜むゴキブリに効く

エサを食べたゴキブリが巣に戻って、そこでフンをしたり、その場で死ぬと、フンや死骸を仲間のゴキブリたちが食べます。

するとそのエサの毒が仲間のゴキブリたちにも波及し、直接エサを食べていないゴキブリたちも死んでしまいます。

大型ゴキブリに効く

小型のゴキブリだけでなく大型のゴキブリにも効果があります。

5つの成分で誘引

ゴキブリが好む5つの成分を配合しており、その匂いでおびき寄せます。

半生エサでよく食べる

ゴキブリにとってご馳走の半生エサなので食いつきがGOOD!。

たくさん置くことでゴキブリの殺虫効果がアップ

1箱に12個入っているため、部屋の中に余裕をもって多めに置くことが可能です。

※部屋の数や広さによって個人差があります。

ブラックドームの暗闇でゴキブリが警戒しにくい

ゴキブリは警戒心が強く、明るい場所は嫌いますが、ブラックキャップの黒くて暗闇を作る形状なら安心してエサを食べられます。

ゴキブリに適度な隙間で入りやすい

類似した他の毒入りエサが入った商品は、キャップ内に誘い込む隙間の幅が狭いタイプもあります。

「大きいゴキブリではエサが食べにくいのでは?」と疑問に思うくらいに。

その点、ブラックキャップは隙間の左右の幅は広めにとってあるので、ゴキブリが内部に頭をつっこんでエサを食べやすいはずです。

360度のマルチエントランスでどこからでも誘い込む

ブラックキャップは野球のドーム球場のような形状。

その円周に沿って、内部のエサにアクセスできるような隙間が開けられています。

ですから、どの角度からゴキブリが接近しても、容易にエサまでたどり着けるんですね。

特殊スロープ形状でエサまで誘い込む

ブラックキャップの内部の中心部まではゆるいスロープがつけられていて、スムースにゴキブリを誘引する構造になっています。

メリット

メリット

殺虫スプレーなどのゴキブリ駆除商品よりもブラックキャップ(毒餌ベイト商品)を使うメリットがこちら。

  • 巣もろとも駆除
  • 卵も駆除可
  • 大型のクロゴキブリもイチコロ
  • 即効性が高い

以上の4点になります。

大量にゴキブリを駆除できながら、人目につかないところでほとんどが死んでいくため死骸を処理しないで済む点は素晴らしい!

ゴキブリ嫌いの人間には、最高にありがたいメリットでしょう。

デメリット

デメリット

もちろんブラックキャップにもわずかながらデメリットはあります。

それが、小さい子供やペットがいると使えない(使いづらい)点。

アース製薬の公式ホームページの説明によると、子供やペットがブラックキャップの容器を触ったり、なめたくらいでは問題はないそうです。

それに加えて毒入りのエサには苦味を感じる成分が入っており、口にいれたら「まずい!」と感じるため、まるまる食べてしまうリスクはとても低いとか。

しかし、もしうっかり食べてしまった場合には、医師(獣医師)の診療を受けなくてはなりません。

このような事態を防ぐためには、小さい子供や室内でペットを飼っているご家庭では使用を控えたほうがいいと思いますね。

匂いはする?臭い?

ブラックキャップはゴキブリを呼び寄せるため匂いが人工的につけられています。

そのためパッケージを開けて取り出すと「なに、このニオイ……」と鼻に異臭を感じるはず。

正直に言えば人間にとってはちょっとクサイです。

しかし、それも最初だけで部屋の四隅やトイレ、玄関などに置いてしまえば、日常生活を送るうえでそのニオイを鼻に感じることはまったくありません(正確に入れば鼻が慣れてしまう感じ)。

私の家では2箱(24個)も置いていましたが、それでもまったくの無臭でしたので心配は無用ですよ。

ニオイについては、こちらの記事でくわしくレビューしています。

ブラックキャップはなぜ最強と言われる?

ブラックキャップは一部では「最強」と呼ぶ声があり、ゴキブリ駆除の代表的な商品にもなっています。

私もずいぶんとお世話になっていて、その効果を疑う人には布教して回りたいくらい。(笑)

では、どんな部分が最強と呼ばれる所以なのか、2つに絞ってご紹介します。

スーパーゴキブリにも効果があるから

「スーパーゴキブリ」と呼ばれるゴキブリをご存知でしょうか?

人間があまりにもゴキブリを殺虫剤で駆除しようとした結果、殺虫成分への抵抗力がアップして、いままでの殺虫剤が効かないゴキブリが誕生しているんですね。

この「殺虫剤が効かないゴキブリ」がスーパーゴキブリ。

一般家庭によく出没するクロゴキブリではなく、飲食店や工場などに多く出没するチャバネゴキブリがスーパーゴキブリ化してします。

スーパーゴキブリ化した理由は、頻繁に殺虫剤を使い続けて「薬剤への耐性」がついてしまったため。

そんな殺虫剤が効かないスーパーゴキブリでも、ブラックキャップのような食べるタイプの駆除剤にはイチコロなので「最強」の称号を与えられているんですね。

ただ、最近ではブラックキャップのような毒餌剤にも耐性が付いてきているそうです。

このような耐性がついたスーパーゴキブリに対処するには、複数の毒餌剤を同時に合わせて使う方法が有効。

ブラックキャップとコンバットを同時に置いてみるなどするといいでしょう。

エサへの食いつきが良いから

これは私が実際に使ってみた実感。

ブラックキャップを設置してから数ヶ月経ってから中のエサを見ると、あきらかにゴキブリにかじられて小さくなった様子が確認できます。

以前よく使っていた安価な毒餌剤だと、まったくかじられた形跡がなく、冬になってもキレイなままということがありました。

それだけゴキブリが好きな匂い、好きな味でエサが作られているのだと思います。

ゴキブリの生態や生息場所

ゴキブリの生態や好んで生活する場所なんて知りたくないですよね?

でも、ブラックキャップを設置する際にもヒントになるので、気が進まなくても頭の片隅に入れておくことをオススメします。

では、基本的な生態などのデータをかいつまんで解説していきましょう!

生態

ゴキブリは夜行性のように思われていますが、実は真夜中は眠っています。

主に活動するのは夕方や朝方。

私の家でも夕飯の時間にゴキブリが「やあ!」と顔を出して、食卓を阿鼻叫喚の状況に陥れることが何度あったことか……。

好む場所

ゴキブリは台所やシンクの下、冷蔵庫や家具のうらなど、暗くて湿った場所を好みます。

また、暖かくて狭い場所も好きなので、冷蔵庫やテレビなどの裏や、あるいはその内部に入り込んでしまうことも……。

活動時期

ゴキブリが活発に活動するのは気温が25度以上になってから。

ですから7月~9月にかけてがやはりピークなんですね。

秋から春先にかけては寒さに耐えられず死んでしまったり、また卵の状態で冬越しをして、春になって暖かくなったら卵からかえり幼虫として活動を始めます。

プロにまかせるゴキブリ駆除サービス

ブラックキャップを置いたり、ほかのメーカーの類似商品を置いたけれど、まだゴキブリがちょこちょこ出現する……。

そんな場合は、どこかに見落としや、根本的な原因を抱えている可能性が。

そうなったら、もうプロの手を借りるしかないですね。

大手では「ダスキンのゴキブリ駆除サービス」が有名で、明朗会計なので安心して頼めると思いますよ。

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まとめ

ブラックキャップの置き場所をご紹介してきました。

家の中の「ここだけは外せない」という基本的な設置場所は

  • キッチン
  • 寝室
  • リビング
  • 水回り(トイレ・洗面所・風呂場)
  • 玄関
  • 観葉植物のまわり

この6つの箇所です。

コツはちょっとお金がかかっても数を余分に置くこと。

以前、こんなことがありました。

ゴキブリが部屋に出たときに、すでにブラックキャップを置いてみたんです。

で、様子を見ていると、すぐそばを通っているのにスルーをして立ち寄らないんですね……。

ゴキブリって意外と目が悪いのか、鼻がよくないのか、移動ルート上にブラックキャップが見えないとなかなかエサまでたどり着けないようです。

なので出没しやすいポイントに「多め」に置くのが、早期の駆除には大切ですよ。

害虫対策
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コメント

  1. 名無し より:

    参考にさせていただきました。

    1点ご指摘ですが、「1部屋あたりブラックキャップは何個置くといい?」の中で
    「10㎡は10m×10mの広さになります」とありますが、正しくは
    「10㎡は約3.3m×約3.3mの広さ」ではないでしょうか。

    • 西門 カジカ 西門 カジカ より:

      名無しさん、ご指摘ありがとうございます。

      完全に私の勘違いでしたので、該当箇所を修正しました。

      その他の点は私の経験に基づく内容ですので、ブラックキャップを置く際の参考にされてください。

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