換気扇のつけっぱなしは虫が侵入!すぐできる4つの対策方法

換気扇のつけっぱなしは虫が侵入!すぐできる4つの対策方法

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換気扇のつけっぱなしは虫が侵入

キッチンやトイレ、お風呂の換気扇をつけっぱなしにする人が増えています。

湿気対策になりますし、最近では「24時間電源を入れてください」と指示する一軒家や賃貸マンションが増えてきましたから。

でも、心配なのは

そこから虫が入ってこない?

ということ。

そこで、ここでは

  • 換気扇をつけっぱなしだと虫が入ってくる?
  • 換気扇から侵入する虫をシャットアウトする対策
  • 24時間つけっぱなしによる火事のリスクや電気代

などなど、くわしくまとめていきます。

カビや結露しやすい一人暮らしの部屋だから、風呂だけは1年中換気扇をつけている私。

西門カジカ
西門カジカ

それでも虫対策はバッチリなので、その知識をおすそ分けしますね。

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換気扇のつけっぱなしは虫を呼び込む可能性アリ!

結論から言うと、換気扇のつけっぱなしは家の中に虫を呼び込むリスクが高くなります。

ゴキブリはもちろん、コバエや蚊など大小様々な虫たちが換気扇の影響を受けるでしょう。

ゴキブリはなぜ侵入できる?

ゴキブリについては以下の動画で紹介されている「プロペラファン」というタイプの換気扇だと侵入する確率が高いです。

それも換気扇の電源のオン・オフは関係なく、換気扇のスキマからするっと侵入できてしまうんですね。

しかし、最近主流の「シロッコファン」というタイプの換気扇なら、ゴキブリが侵入する確率はほぼありません。

シロッコファン

換気扇のフィルター奥にこの形状のファンが付いているのが「シロッコファン」

プロペラファンとシロッコファンの違い

プロペラファンとシロッコファンは構造がまったく異なります。

  • プロペラファン・・・吸い込んだ空気をそのまま屋外へ排出
  • シロッコファン・・・吸い込んだ空気をダクト経由で屋外へ排出

プロペラファンは壁に大きな穴を開けて、そこから空気を排出する原始的な作りなので、スキマができやすいんですね。

一方、シロッコファンはダクト用の小さな穴から空気を排出し、その穴自体にフィルターが付いているため、ゴキブリ等の虫は侵入できません。

コバエや蚊はサッシの隙間やドアから侵入

コバエや蚊などの小さな飛ぶ虫は、換気扇をつけていると風圧に負けてしまうため、直接的には侵入できません。

西門カジカ
西門カジカ

しかし、別の経路から侵入する可能性があります

それが家の中の「窓のサッシの隙間」や「玄関のドア」から。

なぜ侵入できる?

それはなぜかというと、換気扇を付けると、家の中と外で「気圧の差」が生まれるためなんですね。

気圧は高いところから低いところ流れる性質があるのをご存知でしょうか?

実は換気扇をつけると、家の中の気圧が少し低くなります。

気圧が低くなると家の外側の窓枠付近にいたコバエや蚊が、家の中に流れ込む空気と一緒に入り込みます。

また、玄関ドアを開けた時にも一緒に吸い込まれるように入ってくることも……。

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換気扇からゴキブリを侵入させない2つの対策方法

昔がながらのプロペラファン型の換気扇をお使いの方は、以下の2つの対策でゴキブリを水際で食い止めましょう。

  • 換気扇カバー(フィルター)をつける
  • 家の外に屋外用の毒餌剤を置く

ちょっとお金はかかりますが、効果は抜群ですよ。

換気扇カバー(フィルター)をつける

家の外と直接つながっているプロペラファンは、ゴキブリにとって24時間ウェルカム状態。

ガードをしないで戦うボクサーみたいなものです。

ホームセンターやネットショッピングで換気扇カバーを購入し、取り付けましょう。

換気扇カバーがあればゴキブリの侵入を防げるだけではなく、油汚れから換気扇の羽根を守ってくれますよ。


家の外に屋外用の毒餌剤を置く

家の外の壁は、ゴキブリが張り付いて夜な夜な徘徊しています。

その徘徊中にたまたま室内への侵入口を見つけるはずですから、その行為を元から廃絶するのが理想的。

そのためには、屋外に置けるゴキブリ駆除剤のひとつ「毒餌剤(どくじざい)」が最適です。

ブラックキャップやコンバット等の商品名はご存知かと思います。

そのなかで私がおすすめしたいのがブラックキャップ(屋外用)。

毒入りの餌を食べたゴキブリが巣に帰って死に、その死骸を食べた仲間が連鎖的に死ぬという非常に強い効果があるんですね。

屋外用のブラックキャップについては、くわしくはこちらをご覧ください。

換気扇をつけてもコバエや蚊を侵入させない2つの対策方法

換気扇をつけっぱなしにしても、コバエや蚊を室内に侵入させない対策がこちらの2つ。

  • サッシの立て付けを修繕する
  • 給気口を常に開けておく

家の中と外の気圧差で生じる空気の流れが原因なので、そこをうまくカバーすればOKです。

サッシの立て付けを修繕する

サッシは老朽化すると、立て付けが悪くなり隙間が生じます。

また、網戸も経年劣化で窓枠との間に隙間ができたり、ぶつかったり子供がイタズラをして穴が開いたりします……。

小さな虫が飛び交う季節が来る前に修繕をしておきましょう。

給気口を常に開けておく

給気口とは、壁や天井などに設置されている換気設備。

通気口・換気口・吸気口など呼び方は、いくつかありますが、それも目的や仕組みは一緒です。

2003年7月以降に建てられた建造物には、24時間換気システムの設置が義務付けられました。

その設備のひとつとして、給気口があります。

この給気口は開閉が自由にできるため、普段閉じたまま暮らしている人も多いはず。

換気扇をつけっぱなしにする場合は、この給気口は常に開けた状態にしておきます。

そうすることで、冷房のために窓を閉め切っていても、家の中と外の気圧差が和らぎ、ドアを開けたときに虫が一緒に入ってしまうリスクが減るでしょう。

※冬に給気口を開けておいても、室内の温度が下がる心配はほとんどないそうです。(影響はほぼなし)

換気扇をつけっぱなしにすると火事になる?

火事と消防車の模型
換気扇はつけっぱなしにすることも想定されているため、火事になる恐れはほとんどありません。

ただ、念の為、長時間家を不在にするときは切っておいたほうがいいでしょう。

経年劣化により、出火する恐れがわずかながらあります。

もし、つけっぱなしにしていて

  • 通常の動作音とは違う異音がする
  • カタカタと本体が振動している
  • 焦げ臭いような異臭がする

など異変を感じたらすぐに電源を切り、メーカーの窓口に連絡をするか、賃貸の場合は管理会社に問い合わせてみましょう。

※故障や火事を未然に防ぐために、ホコリやゴミを取り除く換気扇掃除を定期的に行うことも大切です。

換気扇のつけっぱなしでかかる電気代

換気扇を常時つけっぱなしにしたら、電気代が心配ですよね?

でも、換気扇は他の家電製品と比べると、省エネでわずかな消費電力で動きます。

それぞれの場所の換気扇の電気代のおおよその目安がこちら。

  • キッチンの換気扇の電気代:約600円
  • 浴室の換気扇の電気代:約300円
  • トイレの換気扇の電気代:約60円

キッチンは大きな換気扇なので、その分、高め。

それでもワンコインちょっとなので、思ったより安い印象です。

※24時間換気モードがある最新型の換気扇なら、もっと安く抑えられます。

換気扇のつけっぱなしにすると寿命は短くなる?

一般的に換気扇の寿命は10年~15年と言われています。

ただし、これは24時間ずっとつけっぱなしにした場合を想定したものかは不明です……。

常時オンにする場合は、この寿命より短くなると覚悟していたほうがいいかもしれませんね。

※換気扇には必ず耐用年数が表示されていますので、その期間が過ぎたら点検、または交換を検討しましょう。
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まとめ

  • 換気扇をつけっぱなしにすると虫が入りやすくなる
  • ゴキブリはオン・オフ関係なくプロペラファンなら侵入する
  • コバエや蚊は気圧の差が原因で窓の隙間やドアから入る
  • 換気扇カバーや給気口を開ける侵入を防げる
  • つけっぱなしにしても火事になる危険性は低い
  • 24時間オンでも電気代は少額
  • 換気扇の寿命は一般的に10年~15年

キッチンはともかく浴室の換気扇は湿気(カビ)対策のために、24時間稼働が理想的です。

トイレも臭いがこもるので、できればつけておきたいところ。

しっかり対策をすれば虫は入ってこないので、各所を点検してみてください。

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