ゴミを持って行ってくれなかったら?対処の仕方と8つの原因

ゴミを持って行ってくれなかったら?対処の仕方と8つの原因

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ゴミを持って行ってくれなかったら?対処の仕方と8つの原因

収集車がゴミを持って行ってくれなかった……。

ポツンと収集所に自分のゴミだけが取り残されてしまうのは、妙に悲しい光景ですよね?

一人暮らしの人が多いアパートやマンションの収集所は、いつも何かしらゴミが置き去りにされている気がします。

無責任に見えますが、その人だって「ルールを破ってやる!」と思って身勝手に捨ててるわけではないはず。

自分の中ではちゃんとルールを守ってるつもりなのに、回収されないケースがほとんどなんでしょうね。

そこで、当記事では

  • ゴミを持って行ってくれなかったときの対処法
  • ゴミを持って行ってくれない原因
  • ゴミ分別の基本ルールと楽に行うコツ

などゴミ出し歴20年以上の管理人がお伝えしていきますね。

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ゴミを持って行ってくれなかったら、自分の部屋へ持ち帰る!

置き去りのゴミ

もしゴミを持って行ってくれなかったら、自分の部屋へ持ち帰りましょう。

それも発見次第、なるべく早く!(自分のゴミはすぐ判別つきますよね?)。

ただし、他の人のゴミも一緒にまだ置いてあるなら、ゴミ収集車の到着が遅れているだけです。

しかし、あなたのゴミだけが残されていたら、なんらかの問題があったのは間違いありません。

ゴミ袋に警告のシールが貼られていたら、ゴミの内容に問題があった証拠!

私も長い一人暮らし生活の中で、

“ゴミの収集を保留します。分別がされていないため、収集を保留させていただきます。分別してから出し直してください。 ”

というシールが貼られた経験が数回あります。

持って行ってくれなかったゴミを放置すると身元を特定される場合も

収集車が持って行ってくれなかったゴミを部屋に持ち帰らず、そのままゴミ捨て場に放置したとします。

そうすると町内のゴミ当番の人やアパート・マンションの管理人がゴミ袋を開けて「誰が捨てたゴミか?」確認することがあるんですよ。

※ゴミは捨てた時点で所有権が放棄されるので、他人が勝手にいじったりすることも違法にはなりません。「プライバシーの侵害」だと文句をつけることもできません。

ゴミの中に郵便物など住所や名前が書かれた書類があれば、ゴミを捨てた人(あなた)の身元が判明します。

それを証拠として、ゴミの回収を促されたり注意を受けるでしょう。

男性ならまだしも女性の場合は、見ず知らずの他人にゴミを漁られるのは気分的にイヤですよね?

西門カジカ
西門カジカ

そうならないために、さっさと回収することをお勧めします。

ゴミを持って行ってくれなかった8つの原因

ゴミ捨て場のゴミ袋が破れて散乱

ゴミ収集車がゴミを持って行ってくれなかったのには、ちゃんとした原因があります。

あなたのゴミの出し方になにか問題があるのですが、以下の7つのどれかに当てはまりませんか?

  1. 収集日を間違えているから
  2. 指定のゴミ袋を使っていないから
  3. ルールに従って分別していなかったから
  4. 制限されたサイズをオーバーしているから
  5. 回収不可能なゴミだったから
  6. 収集時間に間に合わなかった/まだ収集車が来ていないから
  7. ゴミ収集車(収集人)に見落とされたから
  8. 事業系ゴミだったから

それでは、ひとつひとつくわしく見ていきましょう。

収集日を間違えているから

一番単純なミスがこれ。

収集日じゃないのに、ゴミを出してしまったことによる収集拒否!

ゴミの種類によって決められた収集日があるんですね。

ひとつの例として私が住む地域では、以下のようなスケジュールになっています。

  • 燃えるゴミ(可燃ごみ)の日:週2回
  • 燃えないゴミ(不燃ごみ)の日:月2回
  • 資源再生物(古紙や空き缶など):月2回
  • 資源再生物(ペットボトルやプラ):週1回
  • 有害ゴミ(乾電池など):月2回

ゴミの量が多い「燃えるゴミ」は週2回、次に多い「ペットボトル・プラ」が週1回。

そのなかで燃えるゴミは毎週火曜日と金曜日、資源再生物は毎週水曜日と厳格に決められています。

ご自分がお住まいの地域の収集日をあらためてチェックしてみてください。

指定のゴミ袋を使っていないから

ゴミを出すときに「指定のゴミ袋」を使わないで出しませんでしたか?

昔はゴミ袋はなんでも良かったのですが、最近ではルールが厳しくなっています。

そのため、各自治体で指定されたゴミ袋に入れて出さないと、100%回収してくれません……。

一般的なゴミ袋のルールは

  • 透明:OK
  • 半透明:OK
  • 黒(不透明):NG

このように袋の中が見える袋だけが許可されます。

これは袋の外から「ゴミがきちんと分別されているか?」確認するためだと思われます。

※戸別回収する地域では事前に有料のゴミ袋を購入し、それに入れないと回収されないシステムになっている場合も。

ルールに従って分別していなかったから

次によるある単純なミスが、ゴミをちゃんとルールに従って分別していないこと。

自分ではちゃんと分別しているつもりでも、分別のルールを破っているケースもあるんですよ。

そんな「よくある間違い」がこちら。

  • 燃えるゴミにペットボトルが入っている
  • 燃えるゴミにプラが混入している

今はどこの自治体でもゴミの減量化とリサイクルに力をいれています。

なかでも重要視されているのがペットボトルとプラ。

どちらも再生できる資源ゴミにあたるので、それが燃えるゴミの袋に混入しているとダメ出しの対象になりますよ。

制限されたサイズをオーバーしているから

本来は回収してくれる種類のゴミなのに、「長さ・重さ」のサイズをオーバーしているために回収してくれないケース。

不燃ゴミに特に多いですね。

カラーボックスや衣装ケースなど明らかにサイズが大きいものが、「回収不可」として収集所に置き去りにされているのをたまに見かけます……。

自分で裁断してサイズを小さくできるものは、指定サイズ以下まで小さくして出せば回収してくれますよ(座布団や衣類など)。

回収不可能なゴミだったから

いわゆる粗大ゴミのカテゴリーのものは、普通のゴミ収集にだしても無理です。

サイズをオーバーしたゴミは絶対に回収してくれません。

たとえば、こんなものが当てはまります。

  • ふとん(マットレス)
  • ベッド
  • カーペット
  • 家具(椅子・タンス・机など)
  • 大型の家電製品(テレビ・洗濯機など)

こういった粗大ゴミは電話をして回収にきてもらうか、自分で市町村のクリーンセンターに持ち込むしかありません。

※どちらも有料の場合がほとんど。

収集時間に間に合わなかった/まだ収集車が来ていないから

一人暮らしをスタートして初めてゴミを出したとき。

または、他の地域から引っ越しして、初めてゴミを出した際にゴミを持って行ってくれなかったとき。

それは、もしかしたら「収集時間」に間に合わなかったせいかもしれません。

あるいは、まだゴミ収集車が来ていない可能性も!?

ゴミの収集時間は地域によって違いますし、同じ地域でも収集するルートによって数時間の差があります。

それに数年ごとに収集するルートが変更されるため、朝8時30分だったのが朝10時30分になることも。

西門カジカ
西門カジカ

それまで午前だったのが、午後に変更になるケースもあります。

ちなみに私が暮らす町内では、燃えるゴミは午後1~2時ごろにやっと回収されます。

ゴミ収集車(清掃員)に見落とされたから

「戸別回収」の場合に限られますが、家の前に置いたゴミがなにかの死角になって、ゴミを収集する人が気づかずに通り過ぎてしまったケース。

※戸別回収とは、各家の玄関先や集合住宅の前にゴミを出し、清掃職員が一軒ずつ回収していくシステムで、一部の地域で実施が始まっています。

歩行者や自動車の邪魔になりそうで、遠慮して奥まった場所に置いてしまうと、見逃されることがあるようです。

次回からは見えやすい場所へ置くようにしましょう。

事業系ゴミだったから

「事業系ゴミ」とは、事業所や工場、商店や飲食店などから出された仕事上のゴミのこと。

一般のゴミ集積場に出せるのは家庭生活で発生した「家庭系ゴミ」のみです。

ゴミを収集する人は、長年の経験と勘で事業系ゴミをさっと見分けますから、「ちょっとくらいならバレないだろう」と高をくくってもアウトですよ。

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ゴミはどうすれば持って行ってくれる?分別のポイントはプラとペットボトル!

ペットボトルがつまったゴミ袋

ゴミ集積所に置いたゴミを持って行ってくれない理由のひとつが、分別方法の間違い。

そのなかで特に多いのが「ペットボトルとプラ」の混入でしょう。

資源回収の日にペットボトルを出したのに、持って行ってくれないのはラベルやフタを剥がして、分別していないのが原因です。

西門カジカ
西門カジカ

ペットボトルは、そのままではゴミに出せません。

以下のようにそれぞれ分ける必要があるんです。

  • ペットボトル本体⇒「PET」として資源再生ゴミに出す
  • ラベルとフタ(キャップ)⇒「プラ」として資源再生ゴミに出す

どちらも再生(リサイクル)されるので、一緒に出しても構わないように思えますが、別物なんですね。

プラスチックとプラの違い

分別するとき迷うのが「プラ」マークがついた製品と、「プラ」マークがついていないプラスチック製品。

「プラ」マークがついていないプラスチック製品といえば、こんなものがあります。

  • バケツ
  • ハンガー
  • チリトリ
  • プラモデルのランナー

これらも「プラ」マークがついていないとはいえ立派なプラスチック製品なので、つい「プラ」と一緒に捨てたくなりますが、それはNG行為です。

両者は別々に回収・再生されるゴミなので、きっちりと分別しないといけません。

ペットボトルやトレイはスーパーで回収してくれる場合も

一部のスーパーでは独自の取り組みとして、ペットボトルや肉・野菜などが入っているトレーを回収しています。

ゴミ収集日に出し忘れたり、分別を間違えて持って行ってくれなかったときは、お近くのスーパーを頼ってもいいでしょう。

※牛乳パックを回収しているスーパーもあります。

ゴミ当番の日に他人のゴミを収集車が持って行ってくれなかったら?

当番制でゴミ集積場を掃除する制度があります。いわゆる「ゴミ当番」ですね。

このゴミ当番の日に、ゴミ収集車が持っていってくれなかったゴミが置き去りにされてしまうことがあります。

そんなときは、自分で持ち帰らず、ゴミ集積場にそのまま置いておけばいいでしょう。

持っていってくれなかったゴミには、ゴミ集取人の方が「なぜ回収できないのか?」その理由が書かれたメモが貼り付けられているはず。

そのゴミを出した当人が、それに気づいて自分で持ち帰ると思います。

毎回、ゴミ出しのルールを破った人の尻拭いをしていたら、キリがありません……。

もし、それでもゴミを持ち帰らない・毎回ルールを破ったゴミ出しをする人がいたら、町内会の責任者(班長など)に相談すべきですね。

ゴミを分別しないといけない理由

一人暮らしをして実感したのは

西門カジカ
西門カジカ

ゴミの分別は超面倒くさい!

ってこと。

私のようなズボラな性格の人間には苦痛でしかありません。

ぜんぶひとつのゴミ袋にドカンっと豪快に投げ込めたら楽なんですが、以下のような理由から分別を徹底する流れになっています。

  • 処分方法が違うから(焼くか、そのまま埋め立てるか)
  • リサイクル先が違うから
  • 再利用できるゴミなのに不可能になるから

東京ではあと数年で埋め立て処分場がいっぱいになると、何十年も前からずっと言われ続けています。

だからこそ少しでも再生して使えるゴミは、分別しないといけないわけですね。

しかもゴミを出す前にペットボトルをキレイに洗ったり、プラ製品の汚れをしっかり取らないと再生できるゴミまで再生不可になってしまうので注意が必要です。

食べ残し・飲み残しがないように使い切り、水洗いをします。

もし洗っても食べ残しが取れないなら燃えるゴミに出しても構わないそうです。

※洗った後の水分が残っているのは大丈夫。

ゴミの分別を間違えずカンタンに行う3つのコツ

種類ごとに分けたゴミ箱

「私のゴミだけまた持って行ってもらえなかった……」なんて悲しい事態を避けるために、ごみの分別はしっかりと。

ほんのちょっと工夫すれば間違えず、カンタンに行えますよ。

そのコツが以下の3つ。

  1. 見えやすい場所に分別表を貼っておく
  2. 「あとで分別する」つもりでまとめて袋に入れない
  3. ゴミの種類別にゴミ箱(袋)を複数用意する

ゴミを瞬時に見分けて、さっと別々のゴミ箱に捨てるだけでいいんです。

見えやすい場所に分別表を貼っておく

ゴミを瞬時に見分けるには、まず知識をしっかりと頭に入れておくべき。

ゴミって種類が多くて、どれが燃えないゴミで、どれが資源再生物なのか、最初は分からないことだらけですね。

そこで、お住いの地域の「ごみ分別表」を部屋の目立つ場所に貼っておきましょう。

西門カジカ
西門カジカ

「冷蔵庫の扉」が嫌でも目につく定番スポット。

アパート・マンションに入居するときに分別表も渡されると思いますが、すでに紛失してしまった場合は各市町村のウェブサイトで確認できます。

“○○市 ゴミ分別表 ”

といったキーワードで検索すれば一発で見つかるはず。

「あとで分別する」つもりでまとめて袋に入れない

食べ終わった弁当の容器やお菓子の袋、飲み終わったジュースのペットボトル、缶ビールの空き缶。

これをぜ~んぶまとめて「ポイッ」と袋に突っ込みたくなる気持ちは痛いほど理解できます。

毎日仕事や勉強で忙しくて疲れているときに、ペットボトルのラベルを剥がしたり、紙パックからストローの包装ビニールだけ剥がすのは面倒ですもんね。

ただ、それをどんどん溜めてしまうと、ゴミ回収日に困りますよ。

いざ山のようなゴミ袋から、ひとつひとつ確認しながら仕分けるのは時間がかかるし、イライラしますから。

ゴミの種類別にゴミ箱(袋)を複数用意する

あらゆる種類のゴミを1つのゴミ袋に捨てる習慣を止めるのは、じつにカンタンです。

ゴミの種類ごとにゴミ箱(袋)を用意し、その都度、分けて捨てればいいだけ。

そのためには

  • 燃えるゴミ用
  • 燃えないゴミ用
  • プラ用
  • ペットボトル用

この4つのゴミ箱を用意しましょう。

ゴミ箱をわざわざ買うのが面倒なら、ゴミ袋を4つ用意して分けるだけでもかまいません。

こうすれば捨てるときに楽ですよ。

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まとめ

ゴミを持って行ってくれなかったときは、ごみ集積所からゴミを部屋に一旦持って帰りましょう。

もしそのまま放置したら、誰が捨てたゴミなのか調べるため開封される恐れがありますから……。

あなたのゴミが回収されなかった原因は、以下のどれかに当てはまります。

  • 収集日を間違えているから
  • 指定のゴミ袋を使っていないから
  • ルールに従って分別していなかったから
  • 制限されたサイズをオーバーしているから
  • 回収不可能なゴミだったから
  • 収集時間に間に合わなかった/収集車がまだ来ていないから
  • ゴミ収集車(収集人)に見落とされたから
  • 事業系ゴミだったから

最近ではゴミの分別について非常にうるさくなっているので、それが原因のケースがほとんど。

ゴミをちゃんと持って行ってもらえるように、普段の生活からこんな習慣や癖をつけておくと楽ですよ。

  • 見えやすい場所に分別表を貼っておく
  • 「あとで分別する」つもりでまとめて袋に入れない
  • ゴミの種類別にゴミ箱(袋)を複数用意する

私の友達には、回収されなかったゴミをそのままにして賃貸の管理会社から注意を受けた人もいます。

恥ずかしいし気分のいいことじゃないので、そういうのは避けたいですよね。

ズボラ家事
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