ゴキブリがずっと動かないのはなぜ?死んでるか確認する方法

ゴキブリがずっと動かないのはなぜ?死んでるか確認する方法

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ゴキブリがずっと動かない!

家の中に現れたゴキブリの様子がおかしい……。

ずっと同じ場所に動かないまま、その状態でもう何時間も経っている!

こうなると

あのゴキブリ、死んでるのかな?

って疑問に思い始めますよね?

だって、ゴキブリってちょこまかと動き回るのが普通で、一箇所に留まるなんて変ですから。

こういう膠着状態が続くと、こちらはどう対処していいか困ってしまいます。

そこで、ここでは

  • 床・壁・天井でずっと動かないゴキブリは死んでいる?
  • なぜゴキブリは動かないのか?
  • 動かないゴキブリの対処方法

をお伝えしていこうと思います。

西門カジカ
西門カジカ

緊急対処マニュアルとしてお役立てください。

【お知らせ】この記事内ではゴキブリの写真は掲載していませんので、ご安心ください。
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ゴキブリがずっと動かない状態でも生死は不明

霧の中

床にいるゴキブリ、天井や壁に張り付いているゴキブリがずっと何時間も同じ場所・同じ姿勢で動かないまま……。

そんなずっと動かないゴキブリの生死は「不明」です。

つまり、死んでいる場合もあれば、生きている場合もあるんですね。

ちょっと普通の状態じゃないので、私たちからしたら「あれ?、死んでるの?」と安堵したくなりませんか?

西門カジカ
西門カジカ

しか~し、ちょっと待ってください、油断してはいけませんよ。

うっかり心臓が止まる思いをする前に、真実を知っておきましょう。

壁や天井に張り付いて動かない場合

天井と電灯

ゴキブリが天井や壁に張り付いて動かない場合。

こういう場合は、100%間違いなくゴキブリは生きています!

なんらかの理由で「ただじっとしているだけ」なんですよ。

ゴキブリの脚には油がついているため、ぐっと力を入れたりしなくても何時間でも壁や天井に張り付いていることができるんです。

西門カジカ
西門カジカ

まるで忍者みたい!いやスパイダーマン?

ですから、いつ動き出してもおかしくないので油断してはいけません。

床にいて動かない場合

床で仰向けになる猫

これが「仰向け」の姿勢

台所やリビング、お風呂や洗面所、トイレや台所の床にじっとして動かないゴキブリがいる……。

もしかして「死んでいるんじゃないか?」と都合の良い解釈をしたくなりますよね?

このとき確認してもらいたいのが、ゴキブリの姿勢です。

もし、「普通の姿勢(うつぶせ)」だったら、まずゴキブリは生きています。

反対に「仰向け(あおむけ)」になってひっくり返った状態なら、死んでいるか、死にかけている状態です。

致命傷を負っていたり、寿命が尽きる寸前だと推測できます。

ゴキブリは死んだ状態(死にかけの状態も含む)だと、脚が内側に曲がってしまい、身体のバランスが取れなくなり、仰向けになるんですね。

西門カジカ
西門カジカ

セミが道路に転がって死んでいるときと同じ姿勢です。

よって床に仰向けで動かない状態なら、ほぼ死んでいると思って間違いありません。

また、しばらく観察して「触覚」が動かないか確認してください。

ゴキブリは生きていれば、脚を動かさないときでも触覚だけは左右にフリフリと周囲を探るように動かしているのが普通。

もし触覚がまったく動いていないなら、死んでいる可能性は更に高くなります。

※私の家で以前、毒餌剤(ゴキブリ団子系)を置いていたときは、普通に床にうつぶせで死んでいるゴキブリを何度か目撃しています。

ですから、うつぶせでも死んでいる可能性は若干ありますのでご用心を。

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ゴキブリが動かない3つの理由

ゴキブリの何が怖いかといったら、あの恐ろしいほどの「俊敏な動き」ではないでしょうか?

ちょっと刺激したら、すごいスピードで走るので、近づくのさえ嫌なくらい……。

そんなゴキブリがずっと動かないのには、こんな3つの理由が隠れていました。

  1. 寒くて動けないケース
  2. 死にそうで動けないケース
  3. 本能的に動かないでいるケース

寒くて動けないケース

寒くて動かないキツネ

ゴキブリを家の中で頻繁に見かけるのは初夏から晩秋にかけてですよね?

それもそのはずでゴキブリは暑い季節に活動して、寒くなると巣でじっと冬越しをするか、死んでしまう生き物です。

床や壁、天井などで動かないゴキブリを見かけるのは、秋が終わって気温が下がってくる頃のはず。

ゴキブリが活発に活動できる気温は20~30℃くらいであり、寒さには弱いんですよ。

つまりゴキブリは寒さにやられて元気に動き回れないんですね。

北海道にはゴキブリがあまりいないのもそのため。

西門カジカ
西門カジカ

最近では温暖化の影響、または家の暖房の整備のおかげで増えているそうですが……。

だから、何時間も一箇所にじっとしていて、あるいはそのまま死んでしまう可能性だってあります。

チャバネゴキブリの寒さへの耐性

チャバネゴキブリは全身が茶色くて、サイズは小さめでコロッとした丸っぽい形をしています。

このチャバネゴキブリは寒さに弱い種類であり、氷点下(マイナスの気温)にさらされると死んでしまいます。

しかし、室内ならばまず氷点下になることはないため、冬越しは可能です。

クロゴキブリの寒さへの耐性

クロゴキブリは全身が黒くて、サイズは大きめ。

誰もが「ゴキブリ」というとイメージするのがこの種類。

このクロゴキブリは寒さには強い種類ながら、気温が17℃以下になると動きは鈍くなります。

そのため、人の目につく場所でずっと動かないままでいることもありえます。

死にそうで動けないケース

仰向けに寝転がる男性

私の家でよくあったのがこのケース。

寒さや駆除剤の影響で、死にそうで動けない状態です。

毒餌剤を置いて、しばらく経ち、それを食べたと思われるゴキブリが床の上でずっと動けずフリーズしている姿を何度か見かけました。

そのままの状態が数時間続いて、「もう死んだかな?」と油断すると、またちょっと動いて立ち止まる。

西門カジカ
西門カジカ

まさに「いまわのきわ」状態。

そんなことを何度か繰り返したのち、完全に死んでしまいました。

毒餌剤(どくじざい)とは、「コンバット」や「ブラックキャップ」等の毒が入ったエサを食べさせてゴキブリを駆除する製品のこと。

本能的に動かないでいるケース

しゃがんで動かない人

ゴキブリは他の虫と比べると、ちょこまかと落ち着きがないほど動き回る虫。

しかし、他の虫(たとえばカブトムシやカマキリなど)はじっとしている時間のほうが長いですよね?

これは鳥や他の虫などの「捕食者」に派手に動いて見つかるのを避けるためや、余計なエネルギーを消費しないためだったりします。

つねに動き回っていると、敵に捕らえられて食べられるリスクが上昇。

西門カジカ
西門カジカ

上空を飛ぶ鳥に「エサだ!」と見つかってしまいます。

しかもムダにお腹が減ってしまい、食料にありつけなければ餓死してしまいます……。

ゴキブリもそんな理由から、本能的に「動きを制限している」可能性もあるでしょう。

私たちが見かけるゴキブリは大抵が「何かエサがないかな?」と探し回っている姿が多いので、「ゴキブリ=動きが激しい」と思い込んでいるフシがあるのでは?

ずっと動かないゴキブリの2つの対処法

ゴキブリがいることに気づいて、数時間。

いくら待ってもゴキブリは動かないで、沈黙を守ったまま……。

まるで「立てこもり事件」のように膠着状態が続きます。

こうなったら相手(ゴキブリ)の出方を待つよりも、こちらからアクションを起こしましょう。

西門カジカ
西門カジカ

そうしないと、ゆっくりテレビを見てくつろいだり、美味しく食事ができませんものね。

その対処法がこちらの2つ。

  1. 壁や天井にいる場合は虫取り網を用意する
  2. 床にいる場合は死んでいるか確認する

壁や天井にいる場合は虫取り網を用意する

虫取り網とカゴ

ゴキブリが壁や天井にいて動かない場合は、死んでいる可能性はほぼゼロ。

寒くて動きが鈍っているか、なんらかの理由で動きを止めていると推測されます。

どうにかして退治したいところですが、天井に向けて無闇に殺虫剤をまくと、こちらにも降りかかるので、いい作戦とはいえません。

西門カジカ
西門カジカ

強い殺虫効果のあるスプレーが目に入るとキケンですよ。

もし家に「虫取り網」があれば、それをそっとゴキブリの上からかぶして動ける範囲を制限し、その上で殺虫剤を噴射しましょう。

ゴキブリが死にかけて弱っている場合は、そのまま虫取り網で捕獲して、外に投げ捨てるという方法もあります。

床にいる場合は死んでいるか確認する

うちわ

床にいるゴキブリが動かない場合は、生きているか死んでいるかはフィフティ・フィフティの可能性。

まず最初にゴキブリが生きているのか、それを確かめましょう。

うちわやチラシなどであおいで風を送ってみてください。

それに反応して触覚が動いたり、足を動かしたりしないでしょうか?

掃除機のスイッチを入れるなど大きな音を立てても、まったく反応がないでしょうか?

西門カジカ
西門カジカ

ゴキを見つめるのは気持ち悪いですが、我慢して動きを確認します。

ゴキブリは視覚よりも身体の器官で「風や音」などを敏感に感じ取るので、もしそれで反応がなければ死んでいる可能性が大。

念には念を入れて、そばの床を足でドンっと踏み鳴らして、まったく

反応がなければ死んでいると最終的なジャッジ。

そして死骸をティッシュでくるむか、ホウキとチリトリで回収して捨てましょう。

もしゴキブリが動き出して逃げられたら?

リビングの全景

ずっと動かないで静止しているゴキブリを死んだと判断して捨てようとしたら、急に動き出した!

もう心臓がドキッとするほどホラーな瞬間ですが、驚いているだけじゃダメですよ。

もしゴキブリが元気を取り戻して逃走したら、その逃げこんだ先を見届けてください。

冷蔵庫の後ろに逃げた、テレビ台の裏に逃げ込んだ、クローゼットの扉の隙間から中に入り込んだ……。

などなど逃走先は様々あるはず。

西門カジカ
西門カジカ

一瞬で消え去るので、気を抜かず見届けてください。

そんな逃走先を覚えておいて、ゴキブリの巣に効くタイプの殺虫剤をまいてやりましょう。


もう冬になりそうだから、このまま見逃していいか……と弱腰にならず、ここは冷徹に息の根を止めるのが一番です。

先ほども書いたように室内にいるゴキブリは家の中が暖かいため、余裕で冬越しをしますから。

ゴキブリの活動は弱くなる季節でも手を抜かず毒餌剤を置いておけば、来年の暖かいころに出現するのを防ぐことができますよ。

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まとめ

ゴキブリが動かないときの対処法についてご紹介してきました。

要点だけをざっとまとめると

  • 壁や天井の動かないゴキブリは大抵生きている
  • 床の動かないゴキブリは死んでいる可能性が高い
  • 仰向けの姿勢なら99%死んでいると判断できる
  • 動かない理由は寒いか死にそうなため
  • 本能的に動きを止めている場合もある
  • 床の動かないゴキブリは風か音で生死を判定する
  • 逃げられたら逃走先に殺虫剤をまく

このようになります。

部屋の壁などに動かないゴキブリがいたら、とてもじゃないですがリラックスできません……。

西門カジカ
西門カジカ

いつ動くか、飛んだりしないかドキドキですよね。

気が重いですが、ここは先手を取って行動に移すのがベスト。

私としてはこういう事態を予測して、虫取り網を用意しておくことをお勧めしたいですね。

あとは凍らせてゴキブリを固めてしまうタイプの冷却殺虫スプレーがあれば安心!

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