大きいダンボールがもらえるところなら、候補がいくつか浮かびます。
引越しの荷造りはもちろん、不用品をクロゼットにしまうときにも重宝する大きいダンボール。
また、小さい子供の工作用や、中高生が学園祭で必要になる場合もあるでしょう。
そこで、ここでは
- 大きいダンボールがもらえる場所一覧
- 大きいダンボールのもらい方や店に行くタイミング
- 大きいダンボールをもらうときの注意点
こんな知識を中心にまとめました。
私のこれまでの経験からどこがベストなのか、ズバリ解説していきましょう。
大きいダンボールがもらえるところ5選
大きいダンボールがもらえるところの候補がこちらの5つです。
- ドラッグストア
- ホームセンター
- カー用品店
- スーパー
- ディスカウントストア
私のお勧め順に並べてみました。
では、ひとつずつどういう点がお勧めなのか、見ていきましょう。
【第1位】ドラッグストア
オススメ第1位はドラッグストア。
ドラッグストアでは、紙おむつ・ティッシュペーパー・トイレットペーパーなどサイズの大きな商品が多く販売されています。
そうしたサイズの大きい商品は当然バカでかいダンボールに梱包されているので、お店としてもやっかいなゴミ。
「ほしい!」と願い出る人がいたら、「ぜひぜひ」と譲ってくれるでしょう。
- マツモトキヨシ
- サンドラッグ
- クリエイト
- ココカラファイン
- ウエルシア
- ツルハドラッグ
- コスモス薬品
- スギドラッグ
- クスリのアオキ
- カワチ薬品
まだまだ店舗数が拡大中で、どんな町にもひとつはあるので、足を運びやすいのもメリットですね。
できるだけ売り場面積が広く、お客さんで賑わっていて売れ行きが良さそうなドラッグストアが狙い目。
【第2位】ホームセンター
オススメ第2位はホームセンター。
ホームセンターでは家具・家電・園芸用品・ペット用品など大きなダンボールで梱包された商品が、品数豊富に並んでいます。
そうした商品を大量に入荷し、毎日大量に廃棄されるんですね。
- DCMカーマ
- ケーヨーデイツー
- カインズホーム
- コーナン
- エンチョー
- コメリ
- ロイヤルホームセンター
- ナフコ
- ビバホーム
- ジョイフル本田
- 島忠
日本全国どこでも上記のどれかが、自動車で行ける距離にあるはず。
ただ、ホームセンターのなかには商品としてダンボールを販売している店舗もあるので、そういった店ではもらいづらいのは正直なところ。
【第3位】カー用品店
オススメ第3位はカー用品店。
カー用品店では、タイアやホイール、オイル・バッテリーなど大きくて重い商品を多く取り扱っています。
そのため大型で頑丈なダンボールが手に入りやすいというメリットが!
カー用品店といえば、以下の2つがダントツで有名で店舗数も多め。
- オートバックス
- イエローハット
他にも「タイヤ館」と看板にあるお店も、タイヤを専門としているので狙い目です。
【第4位】スーパー
オススメ第4位はスーパー。
スーパーの出入り口付近に「ご自由にお持ち帰りください」と折り畳んだダンボールが並んでいます。
これらはわりと小さいサイズが多いので、候補から外す人がほとんどかもしれません。
しかし、スーパーはトイレットペーパーやティッシュペーパー、ペットフードなど大型商品も扱っているので、大きめのダンボールも少ないながら入荷しています。
そういった大きいダンボールは店頭に置くと邪魔なため、バックヤードに置かれて捨てられるのを待っているだけ……。
ですから、店員さんに
これより大きめのサイズのダンボールはありませんか?
と声をかけて訊いてみましょう。
スーパーの良いところは日常の買い物のついでにもらえて、店舗数も多い点。
- イオン
- イトーヨーカドー
- ヨークマート
- ライフ
- マックスバリュ
- ヤオコー
- マルエツ
- オーケーストア
- サミット
- 業務スーパー
ひとつのお店でもらえる数は少ないかもしれませんので、近所にあるスーパーをハシゴしてまわってみてください。
【第5位】ディスカウントストア
オススメ第5位はディスカウントストア。
ディスカウントストアは、家電から生活用品、食品まで販売されている商品は種々雑多。
そのため廃棄されるダンボールのなかには、大型のサイズも数多くあるでしょう。
難点を言えば、店舗数が少ないこと。
- ドン・キホーテ
- オリンピック
- ミスターマックス
- ダイレックス
- ロジャース
以上のような大型ディスカウントストアが近くにあれば候補に入れてみてください。
大きいダンボールが少ない&もらいにくい場所
イメージではもらえそうだけど、大きいダンボールが少なかったり、そもそももらえない可能性が高い場所がコチラ。
- 家電量販店
- 大型の家具屋
- コンビニ
- 100円均一ショップ
100%ダメというわけではありませんが、無駄足になるので個人的にはオススメしません。
家電量販店
ヤマダ電機・エディオン・ビックカメラ・ケーズデンキは、いわずとしれた大型家電量販店。
大型テレビ・オーブンレンジ・洗濯機など大型の家電品も多いので、それだけビッグサイズのダンボールとの出会いに期待が高まるはず。
しかし、よく考えてみてください。
これらの家電を買うと、私たちは段ボールごと家に持って帰りませんか?
そう、だから家電量販店にはダンボールは残されないんですよ。
もちろん、乾電池や電球など小型の電化製品は剥き身で販売されるので、ダンボールは残されます。
でも、その数は少ないし、そもそもサイズ自体は小さめ……。
大型ダンボールの宝庫に見えるものの、実態は真逆という典型例です。
大型の家具屋
ニトリや島忠ホームズ、イケアなどの大型の家具屋さん。
家具もサイズが大きいので、それを梱包するダンボールも比例して大きくなります。
しかし、家具屋も家電量販店と同じ落とし穴が!
ニトリやイケアなどで買う家具のほとんどは、自分で組み立てるタイプがほとんどではありませんか?
購入するとダンボールごと持って帰ったり、家にダンボールのまま配送されてきたり……。
意外と店舗にはダンボールは残されませんから、もらいに行っても肩透かしを食うかもしれません。
コンビニ
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートに限らず、ローカルなチェーン店も含めれば、全国にない場所を探すのが難しいのがコンビニ。
コンビニは確かに大量の商品が日々どんどんと売れていくので、空き箱になったダンボールは次々と積み重なっていきます。
しかし、取り扱う商品が小さめであり、同じ種類の商品を一度に大量に入荷することは稀です。
また、ダンボールを店の外に野ざらしで保管することもあり、濡れて傷んでいることも……。
これらの理由から、期待してもらいに出かけても落胆して帰ってくるのがオチでしょう。
100円均一ショップ
生活必需品からインテリア用品・食品までありとあらゆる商品を扱う100円均一ショップ。
ダイソー・キャンドゥ・セリアは、ほぼすべての都道府県を網羅しています。
しかし、「100円」という値段の都合上、サイズが小さな商品が多め。
なかには大きめのダンボールもあるそうですが、それに運良く巡り会えるかどうかは不確定要素がありすぎます……。
大きいダンボールのもらい方
大きいダンボールがもらえるかどうかは、その日その時の運次第ですし、お店の好意次第。
いきなりお店に押しかけて
でかいダンボールをあるだけくれ!!!
と詰め寄ったところで、うまくいくはずがありません。
ちゃんと根回し・配慮をしないと、もらえる物ももらえなくなるので注意ですよ。
そんなダンボールを貰う時のコツを3つご紹介します。
欲しいダンボールのサイズを明確にする
ひとくちに「大きいダンボール」といっても、あなたが想像するサイズと店員さんが想像するサイズには隔たりがあります。
「大きいのをください」と頼んでも、意外と小さいのが出てくる可能性も。
そこで、ちゃんと欲しいダンボールのサイズを明確に掴んでおきましょう。
引越しで使われる一般的なダンボールのサイズは以下の通り。
- Sサイズ(3辺の合計が100cm以下)
- Mサイズ(3辺の合計が120cm以下)
- Lサイズ(3辺の合計が140cm以下)
この他に宅配便用として「160サイズ(3辺の合計が160cm以下)」もあります。
このなかで「大きいサイズ」はLサイズ以上になるので、「Lサイズのダンボール」と覚えておけばいいでしょう。
ただ、店員さんに言ってもピンとこない場合もあります。
その際は、具体的なサイズとして
横幅が50cm以上、高さと奥行きがそれぞれ40cm以上
このように指定すると伝わりやすいはずです。
行く前に電話で確認する
ドラッグストアやホームセンターなどでは年がら年中、不要なダンボールが生まれます。
しかし、タイミング次第では、ゴミに回収されたあとで「すっからかん」状態になることも……。
そんなバッドタイミングで、お店に貰いに行ったら完全に無駄足。
お店に行く前に面倒でも電話をして、「大きいサイズのダンボールをもらいたいのですが、いまから伺っても貰えますか?」と確認しましょう。
初めて行く店なら余計に連絡は必要です。
店によっては拒否される場合もあるので、
不要なダンボールを貰うことができますか?
という点もきっちり確認をとっておきましょう。
商品を買ったついでにもらう
ダンボールをタダで貰えるのは、あくまでお店側の好意(サービス)です。
いくら捨てるだけの不用品とはいえ、お金を払って買うのではなく無料でもらうのですから、「譲っていただく」気持ちは大切です。
ただ手ぶらでダンボールだけを貰って帰るのではなく、あくまで「買い物のついで」に貰うようにしたいですね。
こうすれば店側も大切なお客様として扱ってくれ、少しでも要望にあった状態の良いダンボールを探してきてくれるでしょう。
大きいダンボールがもらいやすいタイミング
お店でダンボールが排出されるのは、ダンボールから商品を取り出して店頭に並べ
た後。
つまり「品出し」を終えた直後ですね。
だいたいどんな店でも品出しをするのは、開店前から開店までの間がほとんど。
品出しを終えて出たダンボールは、やがて業者がやってきて回収しますので、回収後に行っても無駄足になります。
回収業者がやってくるタイミングは分かりませんから、なるべく品出しが終わってから時間が経たない「午前中のうち」に伺うと良いでしょう。
ダンボールをもらうときの危ない点
大きいダンボールがタダでもらえるのはうれしいですが、元はと言えばそれはゴミとして捨てられる予定だったもの。
多少、デメリットが有るのは仕方ないですが、以下のような点には要注意ですよ!
汚れている・湿っている・ニオイがついている可能性
お店によっては、どうせ捨てるんだからとダンボールを野ざらしで保管していることも。
泥やホコリがついていたり、雨で湿っている可能性もあります。
また、食品が入っていたダンボールは、食品から出る汁や、ニオイなどが染み付いていてもおかしくありません。
使う前にはよく「汚れ・湿気・匂い」を確認しましょう。
大事な荷物を損ねる原因にもなりかねませんから。
強度が弱くて壊れやすいタイプがある
ダンボールの強度は、もともとそこに入っていた商品によって左右します。
重さが軽くて、多少落としても壊れないような商品が入っていたダンボールは、簡素な作りをしている場合があります。
たとえば、こんな商品が入っていたものです。
- 軽い食品(お菓子や乾物など)
- 紙おむつ
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
逆に強度が高いダンボールは、以下のような商品が入っていたもの。
- 飲料水
- ビン製品
- 家電製品
- タバコ
壊れやすいものや高価なものが入っていたダンボールは作りがしっかりしています。
大切に扱いたい荷物を入れる場合は、そのダンボールに書かれた商品名をチェックするといいですよ。
ゴキブリの卵が付いているかも?
あまり知られていませんが、ゴキブリはダンボールを好みます。
冬でも暖かいし、暗くて、外敵から守ってくれる最高の居場所なんですね。
ですから、そこに居着いて、そこで卵を産むこともあるんですよ。
店舗の倉庫などで長く保管されていたダンボールをもらった場合、そんな経緯でゴキブリの卵がついている可能性も……。
特に食品スーパーは食べ物が多く、ゴキブリも多いですから気をつけたいですね。
引越しのときは引越し業者から無料でもらえる
もし引越しを前にしてダンボールを必要とされているなら、ご安心ください。
大抵の引越し業者は、平均して50個ほどダンボールを無料でプレゼントしてくれますから。
もしもらったダンボールの量では足りないと気づいた時点で、自分で用意すればOKです。
サイズが揃った大きなダンボールが複数欲しい場合
お店でもらう大きなダンボールは、どうしても大きさがバラバラになりがち。
このサイズのダンボールがちょうどよいから複数欲しいけど、そんな都合の良いリクエストをしたところで実現不可能です。
でも無料だから文句は言えませんよね?
そうなったら最終手段として、お金を出してダンボールを買いましょう。
大きさを揃えるには、それしかありません。
ダンボールが買いやすい店の情報などはこちらの記事をごらんください。
ダンボールの購入はどこで?直接買える店・通販サイト12選
まとめ
大きいダンボールがもらえるところで、私のオススメがこちらの5つ。
- ドラッグストア
- ホームセンター
- カー用品店
- スーパー
- ディスカウントストア
やはりドラッグストアが大きめでサイズがそろっていて、なおかつ清潔な状態のダンボールが手に入りやすい印象があります。
私の住んでいる場所では、生活圏内に4軒もあるので、ハシゴすればかなりの量が確保できますね。
シャンプーか歯ブラシでも買って、そのついでに頼むと店員さんは親切に案内してくれるはずですから、ぜひお試しください。
コメント
参考になりました!
ありがとうございます!
お役に立てたようで、うれしいです!