- テレビを見ない人がつまらないと思われる理由
- 「テレビ見ないアピール」の危険性
- テレビの話題を振ってくる人への上手な返し方
自分はテレビを観ないけど、会社の同僚や友達は観ている人が多い場合のアドバイスや心構えをまとめました。
自分自身はテレビを見ない人なのに、まわりがテレビっ子ばかりだと肩身が狭いですよね?
ねぇ、昨日やってた「○○(番組名)」、観た?
って聞かれることが、しょっちゅうありますから。
私も以前、「テレビなし生活」を送っていたので気持ちはよくわかります。
これを読めば、堂々と胸を張って「テレビを見ない人」だと自己申告できるようになりますよ。
テレビを見ない人がつまらないと思われる3つの理由
テレビが好きで「見る習慣がある人」からすると、テレビを見ない人はつまらないと思うのは事実です。
時と場合によっては、相手を不快にさせたり、印象が悪くなることも……。
その理由は、だいたいこの3つのどれかに当てはまります。
- 話が続かない(共通の話題がない)から
- 守備範囲以外の話題に対応できないから
- 空気を読まないマイペース型だから
テレビを見る習慣が無いだけで、周りの友達や同僚から浮いた存在になっている人は、ぜひともチェックしてみてください。
話が続かない(共通の話題がない)から
テレビをよく見る人は、面白かった番組の話題を他人としゃべって共有したい気持ちが強くなるものです。
たとえば、こんな番組の話題で盛り上がりたいんですよ。
- 人気ドラマ
- 人気バラエティ(M1等)
- ワイドショー(芸能人のゴシップ)
- スポーツイベント(オリンピック・ワールドカップ等)
でも、その話をふった相手(あなた)が
あ~、僕、テレビを見ないんです
って言ったら、一気にテンションが下がってガッカリするのが普通。
こいつ、つまんないやつだな~
って内心思われてもおかしくありません。
あなたに落ち度はありませんが、他人とのコミュニケーションを「テレビの話題」に頼る人だとそこで会話が途切れてしまうでしょうね。
守備範囲以外の話題に対応できないから
テレビの良い点は、興味がないジャンルのことでも自然と知ることができるところ。
テレビは受動メディアなので、向こうから勝手に情報を届けてくれますから。
しかし、情報源がネットだけに偏ると、特定のジャンルだけ深堀りできる分、他の興味がないジャンルには疎くなるものです。
ようするに守備範囲が狭い人になっちゃうわけですね。
いくら世間で『鬼滅の刃』が大ヒットしようが、大谷翔平選手がメジャーリーグで大活躍しようが、ほとんど無知な状態なままだったり……。
そんな状態でテレビっ子が話題をふってきても
私、よく知らなくて……
と返すしかないですよね?
そんな塩対応をされたら、話しかけてきた相手は
なんだよ、コイツ、むかつくわ
ってノリが悪いやつだと思われても仕方ないでしょう。
空気を読まないマイペース型だから
私の周りにいるテレビを見ない、というかそもそも部屋にテレビがない人は、「我が道を行くタイプ」がほとんど。
周りの空気を読まないで、自分の好きなことに没頭するような。
反対にテレビをよく見て、いつもそれを話題にしている人は、特定の趣味はなくて流行り物にその都度乗っかるタイプが多い気がします。
もちろん、どっちが良い悪いの話ではありません。
両者は根本的に「人間のタイプが違う」ので、反りが合わないだけです。
テレビをよく見る人が空気を読まないマイペースな人(テレビは見ない)に対して、つまらないと感じるのも無理ありません。
「テレビは見ないアピール」はしないほうがいいワケ
テレビを見ない人は、無意識にこんなイメージを与えているのは事実。
- 気取っている
- 世間の流行とは距離を置いている
- テレビを観る人をバカにしている
周囲の「テレビを見る派」の人たちは、あなたに対して抵抗感や反発感を持っていることは自覚しておくべきです。
わざわざ「テレビは見ないアピール」すると、ウザがられたり嫌われる原因になってしまいますよ。
「テレビ見ない自慢」にならないように注意
テレビを見る・見ないはただの好き嫌いです。
テレビを見る人は「低俗」で、見ない人が「高尚」とは言えません。
とはいえ、最近のテレビ番組は予算がないせいかクオリティが低いなぁというのが私の正直な感想です。
実際、私も限られた番組しか観ませんし……。
かといって、友達や同僚に「テレビ見ない自慢」はしないように気をつけています。
一人暮らしにテレビは不要?必要?2年間テレビなし生活をして分かったこと
テレビの話題をふってくる人への5つの対応方法
あなたがテレビを見ない人でも、かまわず周りの人はテレビの話題をふってくるでしょう。
なんども懲りずに昨日見たテレビについて話しかけてくる人もいます……。
そんなときは、角を立てず、相手に悪い印象を与えないために以下のような理由をつけて対応するといいですよ。
- テレビが故障して買い替えてない
- NHKの受信料を払うのが嫌だからテレビが無い
- 忙しくて観る時間がない
- 録画する機器(レコーダー)を持っていない
- 部屋が狭くて置ける場所がない
このなかで無難な理由をみつくろって適当にごまかしましょう。
実際、テレビの故障やNHK受信料がネックでテレビを置かなくなった人もいます。
NHKにテレビがないと嘘をついたらバレる?【訴訟と罰則】
テレビが好きな人に絶対言ってはいけない4つの禁句
くれぐれもテレビが大好きな人に
- テレビはつまらない
- テレビが嫌い
- テレビを見るなんてもう時代遅れ
- YouTubeのほうが面白い
- 海外ドラマに比べて日本のドラマは低レベル
などと貶める発言は絶対にしないほうがいいです。
あくまでテレビは好きだけど、事情があって観ることができないという理由にしておくのが無難ですね。
今後、テレビを見ない人が増えるのは確実
ずっと以前から「テレビ離れ」が囁かれていましたよね?
その具体的な根拠を示すデータが発表されています。
NHK放送文化研究所の調査によると、平日に15分以上テレビを見たと答えた人の割合が以下の通り。
- 10歳~15歳:56%
- 16歳~19歳:47%
- 20代:51%
■参考:10~20代の約半数、ほぼテレビ見ず「衝撃的データ」:朝日新聞デジタル
つまり10代から20代の約半数は、ほとんどテレビを見ていないわけですね。
私は40代ですが、自分自身が10代~20代の頃はテレビっ子で、周りの友人もテレビを見ていない人は皆無でした。
今の10代~20代の世代がスライドして30代~40代になっても、視聴時間は増える見込みはないでしょうね。
いずれこの世代が社会の中心になったら、テレビを見ないのは自然なことになるはず。
今テレビを見ないで肩身が狭い人も、いずれは多数派になるかもしれませんよ。
まとめ
テレビを見ない人がつまらないといわれるのは、きっとこの3つの理由が裏に隠れています。
- 共通の話題が見つけられないから
- 興味がない分野の話題についていけないから
- 周りに合わせて空気を読むことをしないから
テレビを見る見ないは個人の自由ですが、見る習慣がある人の気分を害さないように「見ない自慢」はしないように気をつけたいですね。
ただ、最近は職場でもテレビの話題で盛り上がることが減ってきた気がします。
30代~40代でもあんまり観ない人が増えているのは確実でしょうね。
コメント
5、6年前の記事かと思うくらい遅れてて草
テレビ見ないアピとかもう誰もしてないし、今はテレビ好んで見てる人間のが時代遅れのつまらない人って風潮のが強いで
匿名さん、コメントありがとうございます。
たしかに「テレビ見ないアピ」って少なくなったかもしれません。ネット上だとまだまだ多い気がしますけど……。
今って更に進んで、逆に「テレビ見てますアピ」の方が賢くみえるようになってきたような気もします。
>テレビ好んで見てる人間のが時代遅れのつまらない人
こういう考えが態度に出て嫌われるんでしょうね
匿名さん、コメントありがとうございます。
個人的にもテレビを見る人を鼻で笑う風潮には同意できません。
私がまだ「見る側」の人間だからかもしれませんけど。
もちろん、20代のころと比べたら視聴時間は激減してますが……。
参考になりました!
テレビ見ない派が多い環境に身を置いている人にとっては、この記事に批判コメントをしたくなるのも理解できます。
しかし、私は20代看護学生ですが、看護師目指す女の子達の性格傾向なのかわかりませんが、学校の子は殆ど みーーんな 流行りのドラマやイケメン俳優の話題・CMの化粧品にとりあえず飛びつく・流行りのジャニーズ曲を皆で合唱しはじめる…などなどが日常茶飯事で、
流行りが苦手な私は無理に合わせるしかなく、 毎日非常に苦痛でした。
でもこの記事を読んで、彼女達は私に対してどんな感想を持つのか・彼女達へどう対応すれば良いのかヒントが見えました。ありがとうございます。
コメント欄を見て、
テレビの話題が苦手な人種は、そもそもテレビ好きが少なそうな集団・環境に身を置くようにするのが一番良いかもな?と思いました。
看護学校みたいないかにも陽キャラ集団っぽい場所は、テレビっ子が集まりやすいようですが、古着屋や古本屋などでバイトしていた頃は わりと我が道を行くタイプ(共通の話題がなくても相手を阻害しないタイプ)が集まっていてすごく居心地が良かったです。
きっとこの記事に批判コメントしてる人は、そのような多様性が認めあえる環境で生きてるんだろうなぁ。と思い 羨ましく思いました。
匿名さん、熱のこもったコメントをありがとうございます。
看護学生がそんな陽キャ集団だとはまったく知りませんでした。笑
でもなかにはきっと匿名さんみたいに「回りに合わせて」そう振る舞ってる人も、けっこういるんじゃないかと思います。
なんにせよ、ヒトって「○○派」で固まって、それに対する集団とバチバチぶつかる習性がありますよね?
たかがテレビを見る・見ないで対立するのはバカバカしい気がします。
「見る派」とも「見ない派」とも、ゆるく繋がる道を探すべきかと(理想論かもしれませんが……)。
職場は20代~40代がメインですけど、自分の周りではもうテレビ見てる人はいないんですよね。
なので見ないアピをする機会もありません。
少なくとも私の周りは、テレビの情報って受動的で自ら調べたものでもないので、むしろつまらないと言われます。
もこもこ獣さん、コメントをありがとうございます。
最近の調査では10代~20代の半分はほとんどテレビを見ないそうなので、この傾向はどんどん加速しそうです。
これからは情報の出どころがテレビってだけで一段低く見られるのかもしれませんね。
昔は同じ番組を見ていることで、赤の他人とも楽に共有意識が持てたものですが……。
TV見ないって言っただけで、つまらないとか批判してくるような人とは、そもそも付き合う価値無い。
個人の好みであり、他人がとやかく言う事じゃ無い。
逆にこちらが趣味の話しをした時に、『それはやった事ないね。』
っと言われようが、別に嫌な気持ちはしない。
osmさん、コメントありがとうございます。
口に出して「つまらない奴だな」とか言ってくる人は、そもそも論外ですね。
ただ、会社の上司など付き合わないといけない人だったら、ある程度は相手の嗜好に話を合わせるのが世渡り上手かと。
野球に興味がなくても、最低限の情報は仕入れておくとか……。
まず貴方様は、頭の言い方だとは思います。確かに一理はあると思います。
ですがそれは貴方様の仕事環境においての話ですよね?
私の職場では、仕事の出来や能力が全てなので、そのような煩わしい事は、ありません。
それで良いはずですが、貴方様の記事は、誤解を招きます。
テレビを見る派の人と、見ない派の人との蟠りが生まれるだけです。
お互いを認め合うのが正しいと思います。
失礼を承知で言いますが、これでは、人と好みの差別、学生の派閥争いと変わりないかと・・・
少なくともテレビ見ない派の人が普通に満足した環境で生活しているなか、読んで気持ちのいい記事でわないと思います。
ああー・・・なんか。
出しゃばってすみません・・・
誤解を招きやすい記事内容なのは自覚していますが、けっして「テレビ観ない派」対「観る派」の対立を煽る意図はありません。
それぞれお互いの立場(嗜好)を理解して、適度に距離をおけるようになればいいと私は考えています。
ただ、テレビの話題を国民全体で共有できる時代はとうに過ぎたことは事実なのに、それに気づいていない人(主に年配者)がまだまだ多い気がします。
それがつまらない対立を生んだり、嫌な思いをする原因なのかと。
別に、上司とテレビで話題を合わせる必要なんか無いと思います。
職場では仕事の話題で、学校では友人や部活の話題で、SNSでは共通の趣味の話題で、海では魚の話題で、山では自然の話題で、国会では政治の話題で、警察では犯人の話題で、戦場では敵の話題で、刑務所では犯罪の話題で盛り上がればいいのです。
テレビなんか不要ですね。
ささささささん、コメントありがとうございます。
おっしゃるとおりなんですが、「オレに話を合わせろ」的な人も少なからずいるんですよね……。
連帯意識を大切にする人にとっては、まだまだテレビの話題も重宝されているのが現実かと思います。
貴方はTV以外の話題を振られた時答えられるんでしょうか?
貴方も『俺に話を合わせろ』的な人にならない様に気をつけて下さいね。
匿名さん、コメントありがとうございます。
なるべく広範囲に興味を持とうとしてますが難しいです……。
でも、もともと「オレの話を聞け」タイプではなく、「あなたの話を聞かせて」タイプなので大丈夫かと。
テレビが嫌過ぎて、見なくなって15年以上経つけど、ここの記事のような事には何もなってないし、団塊の世代とか、その下の世代がいなくなったら、テレビ局、解体されるんじゃないかなぁ。
テレビ局なんて、田中角栄が郵政大臣の時にやった、負の遺産でしかない。
やまさん、コメントありがとうございます。
ドラマの視聴率が悪いとか、テレビの販売台数が減少傾向とか逆風ばかり吹いてます。
テレビ局の解体は以前だったら想像もできませんでしたが、在京キー局でも近い将来あり得るかもしれませんね。
2つの局が合併してひとつになるとか。
正直、テレビを見る人に忖度する必要性を感じませんね。「私はテレビを持っていないし今後も買う予定がないので金輪際テレビの話を振らないでください」くらいに明確な拒絶の意思を示して「何で見ないの?」と聞かれたら「テレビよりYouTubeのほうがおもしろいから」とはっきりと言ったほうがいいと思います。角が立たないようにと煮え切らない態度を取ることで「この人にテレビの話題を振り続ければいつか興味を持って見てくれるかも」と期待を抱かせていると思うのですよね。YouTubeのほうがおもしろいって言ってもそれはその人の感想以上の意味はありませんし。
相手との間柄とかも影響すると思います。友達とか会社の同僚ならハッキリ「テレビは見ない」と言えば済みますが、上司とか目上の人だと角が立ちそうで……。
この記事ではテレビを見ない側に配慮を求めているけど、むしろ配慮するのはテレビっ子の側な気がしますね。テレビっ子がテレビの話題を共有したいのは仕方ないことなので、見ない人に話をふるときに見ていなくても興味を持てるよう会話に参加できるよう配慮すべきだと思いますね。私の職場のテレビっ子はそれができているので不可能ではないと思います。
テレビを見ない人がもっと増えて、「テレビを見ることが当たり前じゃない」時代になれば、そういったスタンスの人のほうが大半を占めるようになると思います。いまは過渡期と思えば、ある程度は仕方ないのかもしれませんね。
経験上の話ですが角が立たないようにやんわり言う・遠回しに言うではゴリ押しする人には無意味ですね。
目上だろうが角が立とうが「私にとってはテレビよりYouTubeのほうがおもしろいのでテレビは絶対に見ません」くらい言わないと相手は諦めません。
価値観・嗜好が違うことを納得させなければいけませんね。
私の意見としては角が立たないようにあくまでソフトに、相手が諦めて納得するまで繰り返し訴えるのが一番かと思いますが。そのあたりは相手次第ですね。自分の感性や意見が唯一無二で正しいと信じる人にはハッキリ言ったほうがいいのかもしれません。