引越しの挨拶に必要な粗品って、いったいどこで買うの?
これ、私が初めて一人暮らしをしたときも分からなかったですよ。
で仕方なく、親に電話して訊いた記憶があります……。
昔はデパートで買うのが普通でしたけど、いまはもっと安く手軽に買える場所が増えてきました。
そこで、この記事では
- 引越しの粗品(手土産・ギフト)はどこで買う?
- 粗品の相場価格
- 「のし」は付ける?付けない?
などなど初めての粗品選びで戸惑っている人のために、基本的な情報をすべてまとめていきましょう。
引越し挨拶の粗品はどこで買う?候補6箇所
引越しの挨拶の粗品を買うなら、以下の6つの場所が候補になります。
- デパート
- ネット通販(Amazon・楽天市場)
- 引越し挨拶ギフトの専門通販サイト
- 大型スーパー(イオン・イトーヨーカドー)
- ホームセンター
- ドラッグストア
それぞれ良い点、悪い点もありますから、ひとつずつチェックしてみてください。
デパート
一番見た目がよく、体裁よく、相手に良い印象を与えるのがデパートで買う粗品。
商品の内容や包装の質ともに、圧倒的に優れています。
ただ、安く買える粗品は種類が限られているのが、難点といえば難点……。
たとえば
- 紅茶のティーバッグやドリップコーヒーのセット
- フェイスタオルやハンドタオル
- 台所用洗剤のセット
こんなちょっといいブランド品の商品が代表的です。
近くにデパートがないときは、オンラインストアでも購入可能。
ネット通販(Amazon・楽天市場)
ネット通販大手のAmazonや楽天市場には、粗品用として複数個がセットになったものが買えます。
ちゃんとのし付きなので、その点も安心。
ただ、誰でも利用するサイトなので、渡した相手に値段がバレバレなのは仕方ありませんね。
また、注文してから届くまで1日~1週間ほどかかるので、今すぐ用意したいという場合には向いていません……。
Amazonでお勧めの粗品
なにかと殺菌消毒したい今の時代に、ハンドソープは喜ばれます。
こちらは4個セットで、のしにあなたの苗字を入れて印刷してくれますよ。
楽天市場でお勧めの粗品
引越し挨拶の定番「台所用洗剤」の2本セット。
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のしに名前を入れるサービスと、紙袋もついてくるのでいたれりつくせり。
引越し挨拶ギフトの専門通販サイト
ネット通販のなかには、引越しの挨拶や各種お祝いに使われるギフト品を専門に扱うショップもあります。
Amazonや楽天市場よりも選べる粗品の数は多いので、よりこだわって、他人とかぶらない手土産を贈りたい方はそちらがお勧め。
大型スーパー(イオン・イトーヨーカドー)
サービスカウンターがある大型スーパーも引越しの粗品を買うには、とても良いスポットです。
日用品売り場で洗剤やタオルを選んで購入し、それをサービスカウンターに持っていくと「サービス」として包装してくれます。
頼めば「のし」も付けてもらえますので、遠慮なく頼んでみましょう。
ホームセンター
タオル(手ぬぐい)・洗剤など食品以外の日用品を粗品にするなら、ホームセンターも買う場所の候補になります。
ただ、のしを付けたりなどギフト対応してくれるとは限りませんので、購入前に確認したほうがいいでしょう。
ドラッグストア
洗濯洗剤やサランラップなど、引越しの挨拶に適した商品がたくさん並んでいるドラッグストア。
値段的にもっとも安く買える可能性があり、いまやどこにでもあるので、スーパーよりも足を運びやすいかもしれませんね。
こちらもギフト対応してくれる店舗、してくれない店舗に分かれますので、購入前に確認してください。
引越し挨拶の粗品の相場(平均的な値段)
一般的に、粗品の相場は、500円~1000円とされています。
細かく分けると、一軒家・マンションの購入とアパート・マンションを借りる場合で相場が違います。
- 購入する場合:1000円~2000円
- 賃貸で住む場合:500円
家を購入する場合は「長い付き合い」になるため金額は高め、賃貸はどうせ「短い付き合い」だからと安く抑える傾向にあるようです。
そもそも「粗品」とは、「粗末な品物」という意味。
お歳暮やお中元のように親しい相手に、心を込めて贈り物をするのとはわけが違います。
あくまで引越しの挨拶の「ついで」なので、もらった相手が負担に思わないくらいの金額が適当。
私の感覚では、賃貸なら500円以下の物を貰うことが多いので、予算は1軒あたり500円と思っておけばいいでしょう。
一個の価格が100円~200円の商品なら、2個セットにして合計500円にすると良いかと。
引越し挨拶の粗品は「のしなし」?「のし付き」?
結論から言えば、引越しの挨拶で贈る粗品には「のし(熨斗)」は必要ありません。
商品をむき出しで渡すのはさすがに失礼ですが、ちゃんとラッピングされていれば、のしは必要ないとされています。
ただ、現在ではのしを付けるのが一般的な風潮。
一人暮らしのアパートで周りに若い人しか住んでいなければ問題ありませんが、年配の人がいると「失礼なヤツだな」と悪印象を与える恐れも……。
ですから、「のし付き」のほうが無難ですよ。
それも包装紙の上からのしをかける「外のし」が常識。
もし「のしなし」で粗品を買った場合は、100均ショップで熨斗紙が売っていますので、自分であとから付ける手もあります。
のしに書く言葉と名前(表書き)について
のしに書く言葉ですが、私がこれまで貰ってきた引越しの粗品には何も書かれていない「無地熨斗」がほとんどでした。
それでも別に失礼には当たりません。
ただ、もしそれでは寂しいと感じるなら、
- ご挨拶
- 粗品
このどちらかを書き入れ、その下に自分の苗字を書き入れればオーケーです。
買ったお店のサービスでのしに印刷してくれるなら、どちらかを選んで苗字も一緒に入れてもらいましょう。
一般的に、関東では「ご挨拶」、関西では「粗品」と書くのが普通ですよ。
まとめ
- 品質や見た目が良い粗品を贈りたい人:デパート
- 安い価格で手間を掛けず用意したい人:ネット通販
- 今すぐ用意したい人:大型スーパー・ホームセンター・ドラッグストア
引越し挨拶の粗品をどこで買うか迷ったら、あなたのニーズに合わせて選ぶと良いですよ。
ちょっと高めの賃貸に住む予定で、周りに住んでいる人が少しハイソな層だと感じたら、デパートで買ったほうがカッコがつくかもしれません。
逆にワンルームの安いアパートなら、手近なスーパーで適当に買った粗品で十分でしょう。
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