ゴキブリが大嫌いな管理人のカジカです。
それも「さわれない・近寄れない・見たくない」の超苦手レベル……。
なもんで、できるだけゴキブリに近づかないで、死骸とか処理できるグッズが欲しくて、今回購入したのが「虫虫ゲッター」。
はたして虫虫ゲッターは
- ちゃんと虫を掴んで外に運び出したり
- ゴミ箱に捨てられるのか
実際に使ってレビューしてみます。
虫虫ゲッターはこんな商品
ざっくりと虫虫ゲッターの特徴を説明すると、こんな感じです。
- 長い棒の先に「つかむ」仕組みが付いたマジックハンド的な商品
- 触りたくない虫を「手で触らない」で処理できる
- 殺虫剤で「弱らせた虫」が対象(元気な虫はNG)
長い棒の先に「つかむ」仕組みが付いたマジックハンド的な商品
虫虫ゲッターの棒の先端部分は、デッキブラシの歯のような硬い素材が何本も埋め込まれています。
マジックハンドの「手」に当たる部分ですね。
持ち手(レバー)を押し込むと、この手が円形に360度パカッと開き、レバーを緩めるとキュッと閉じて固定する仕組み。
この開閉する動作でゴキブリなどの虫を捕獲するわけです。
この先端の「手」は、細かな毛が集まって出来ているため、隙間なく小さな虫でも取りこぼしをしないよう設計されています。
触りたくない虫を手で触らないで処理できる
虫虫ゲッター本体の棒の長さは約64cmあるので、なるべくゴキブリ(虫全般)に近づかないでキャッチすることが可能。
ターゲットの虫が壁や天井など「手が届かない場所」にいる場合でも届く可能性があります。
素手で触ると危険な毛虫やムカデも対象に入っています。
殺虫剤で弱らせた虫が対象
虫虫ゲッターを購入するまえに、ひとつだけ注意する点があります。
それが、ゴキブリのような「素早い虫」に対しては、殺虫剤で動きが鈍っているか、もしくは死んでいる状態でしか掴むのは難しいこと。
これは私自身、虫虫ゲッターを買うまで知らなかった特徴でした。
その点を踏まえて、実際に使ってみたレビューに進みましょう。
【実戦投入】虫虫ゲッターを使ってみた!
アマゾンで購入した「虫虫ゲッター」が届いたので、さっそく使ってみました。
とはいえ、そんなタイミングよくゴキブリは現れてくれません……。
ブラックキャップを置いたせいか、出現頻度が減少中なんですよね。
「どうしようか?」と思っていたところに、飛んで火に入る夏の虫とばかりに、ちょっと大型のクモが出現。
体長が4cm弱くらいのアシダカグモです。
アシダカグモが出現したのは夜の11時ごろだったので、「夜のクモは殺してはいけない」という迷信を信じて、生け捕りにして外へ逃がすことに。
しかし、壁に張り付いているアシダカグモに虫虫ゲッターを向けてつかもうとすると、超高速スピードで逃げる!逃げる!
クモって意外とスピードが速いんですね。
2~3分、追いかけっこをした挙げ句、壁と壁の隅に逃げたアシダカグモの上から虫虫ゲッターをかぶせて、ガッチリとキャッチに成功!
一旦掴んでしまうとクモはもう身動きがとれません。
そのまま外へ出て、空き地の草むらへポイッと投げ捨ててきました。
無事、一件落着です。
虫虫ゲッターのメリット・デメリット
こうして実践で使ってみた私だから分かる虫虫ゲッターのメリットとデメリットを包み隠さず晒していきましょう。
デメリット(悪い点)
虫虫ゲッターを使ってみて分かったのは、レバー(握り)がけっこう硬くて、先端の「つかみ部分」の開閉がスムーズにいかないこと。
ようするに「つかむ⇒開く⇒つかむ⇒開く」を連続させるのが大変……。
握力がそこそこある男性ならいいですが、女性だとちょっと辛いかも。
そのせいもあって、素早く移動する虫をつかむはかなり難しいですね。
虫虫ゲッターの使用説明書にもハッキリと
殺虫剤等で弱らせた虫を手を汚さずに簡単に捕まえられます
と明記されているので、あくまで捕まえるのは元気な虫ではなく、死にかけ(もしくは死んだ)虫に限定されるでしょう。
- ムカデ
- 毛虫
- カメムシ
くらいのスロースピードで動く虫なら、元気な状態でも簡単に捕まえられます。
しかし
- ゴキブリ
- クモ
- 蛾
などのハイスピードで動く虫は、殺虫剤で弱らせてから掴むのが基本的な使い方。
また、先端のつかみ部分は思ったより小さいので、虫の真上からピンポイントで「かぶせるよう」にして掴まないと、やすやすと虫は逃げてしまいます……。
メリット(良い点)
虫虫ゲッターの柄(スティック部分)は思ったより長いので、虫から一定の距離を保ったまま掴むことができます。
私はゴキブリ以外でクモも苦手なタイプでしたが、恐怖心を感じること無く掴むことに成功しましたよ。
しかも、掴む力が思ったより強いみたいで、掴んだクモは一切身動きが取れませんでした。
たぶん、殺虫剤で弱ったゴキブリやムカデなら、一度掴んでしまえば逃げ出すことは不可能でしょう。
掴んで移動する途中にボトッと床に落ちる危険性は低いはず。
家の外まで移動してポイッと投げ捨てるのはもちろん、掴んだ状態のまま放置し、捨てるためのビニール袋をゆっくり用意することも可能。
自然が豊かな環境に暮らしている場合、ヤモリやカエル、カミキリムシやカマキリなど様々な虫や爬虫類の対処に重宝するでしょうね。
虫虫ゲッターが買える場所
虫虫ゲッターはちょっと特殊な商品なので、近所のホームセンターやドラッグストアでは置いてありませんでした。
私が買ったのはアマゾンですが、ほかに楽天市場でも取り扱いがあります。
私が使ったのは長さが約64cmの普通タイプですが、もっと虫との距離を保ちたい方にはロングサイズの虫虫ゲッターもあります。
ロングタイプは全長が約1mなので、普通タイプより40cmよりも長いですね。
その分、お値段は高くなりますが……。
まとめ
ゴキブリの処理に困って、ついに買ってしまった虫虫ゲッター。
想定外でしたがクモを生け捕りにして逃がすことにも使えると分かったので、買ってよかったですね。
私の部屋ではムカデは出ませんが、ゴキブリ・クモ・カメムシ・蛾あたりは頻繁に出没します。
これから何度も虫虫ゲッターにお世話になると思いますが、先端が汚れてもちゃんとキャップが付いているので(以下、写真参照)
玄関の傘立てに差して、いつでもスタンバイオッケーの状態で待機させておきますよ。
⇒ゴキブリを殺したあと触らずに死骸を処理する11の方法と捨てる場所
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