一人暮らしをするべきか?【男女別】後悔しないアドバイス集

一人暮らしをするべきか?【男女別】後悔しないアドバイス集

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一人暮らしをするべきか?後悔しないアドバイス集

20歳を過ぎても、実家で暮らし続けている人はたくさんいます。

ぬくぬくと親元で過ごす人もいる一方で、一人暮らしをするべきでは?と悩んでいる人も多いハズ。

そこで、ここでは

  • 男と女・社会人~大学生は一人暮らしをするべきか?
  • 一人暮らしと実家暮らしのメリット・デメリット
  • 一人暮らしをするべき理由と根拠

などなど、まとめました。

西門カジカ
西門カジカ

一人暮らし歴20年以上の管理人が解説していきます。

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タップできる目次
  1. 男なら一人暮らしをするべきか?
  2. 女は一人暮らしをするべきか?
  3. 社会人なら一人暮らしをするべきか?
    1. 20代後半からスタートすると余裕がある
  4. 結婚をするまえに一人暮らしをするべきか?
  5. 大学生になったら一人暮らしをするべきか?
  6. 一人暮らしと実家暮らしのメリット
    1. 一人暮らしのメリット
      1. 自由な生活を満喫できる
      2. 生活力が身につく
      3. 通勤時間・通学時間が短くなる
      4. 家族や兄弟とのケンカがなくなる
      5. インテリアをすべて自分好みにできる
      6. 恋愛や結婚に有利になる
      7. 好きな環境に住める
      8. 親のありがたみが分かる
    2. 実家暮らしのメリット
      1. 趣味や交際費に使えるお金が多くなる
      2. 食事・掃除・洗濯を親にやってもらえる
      3. 防犯上の心配がない
  7. 一人暮らしと実家暮らしのデメリット
    1. 一人暮らしのデメリット
      1. 趣味や交際費に使えるお金が大幅に減る
      2. 生活が乱れやすい
      3. 掃除や洗濯をすべて自分でやらなければならない
      4. 孤独を感じたりホームシックになる場合がある
      5. 病気になっても看病してもらえない
      6. 防犯に気をつけないといけない
      7. ゴミを捨てるのが面倒
      8. ご近所とトラブルになる可能性がある
      9. 宅配便や郵便物の受け取りが面倒
      10. 引越しや生活用品の購入にお金がかかる
      11. ゴキブリ退治を自分でやらないといけない
    2. 実家暮らしのデメリット
      1. 好き勝手に行動できない
      2. 親に甘えて自立できない
      3. 親や兄弟に干渉される
      4. 恋愛や結婚には不利になる
  8. 「大人」になるなら一人暮らしをしたほうがいい理由
    1. 精神的な自立
    2. 経済的な自立
  9. あなたは一人暮らしをするべき?それとも実家暮らし?自己判断テスト
    1. Q.1 通勤時間や通学時間が長すぎると思っている?
    2. Q2. 親や兄弟との仲はうまくいっている?
    3. Q3. 自活できる収入を確保できる?
  10. 一人暮らしに必要な費用は最低9万円
  11. まとめ

男なら一人暮らしをするべきか?

ソファに座る男性

答えはいたってシンプル。

男なら絶対に一人暮らしをするべきです。

成人していつまでも両親のそばで暮らすのは理想的とはいえませんし、世間の目も年齢がいくほど厳しくなりますから。

結婚を「する・しない」に関わらず、家事の大変さを知って、一通りこなせるようになったほうが、この先の人生で苦労しないでしょう。

女は一人暮らしをするべきか?

スマホで音楽を聴く女性

女性の場合は、絶対に一人暮らしをするべきとは言えません。

結婚するまでは

家で同居していてほしい

と考える両親が多いと聞きますから。

それにいまだ男性と比べて、受け取る給料の額が少ないケースが多いですよね。

そんな経済的な理由から、一人暮らしをすると金銭面で苦労する可能性も……。

もちろん、自分の意思で一人暮らしをしたい希望がある場合は別ですが。

社会人なら一人暮らしをするべきか?

まず「世間体」を気にするなら、社会人になったら一人暮らしをするべきですね。

周りの人のあなたを見る目は、実家暮らしをしているだけでマイナス評価になるでしょう。

でも、周りの目は気にしないタイプなら

  • 経済を優先する
  • 自由を優先する

このどちらを優先するかによって、判断すべきです。

実家暮らしなら、たとえ親に生活費としてお金を入れても、一人暮らしよりは明らかに節約になります。

西門カジカ
西門カジカ

その結果、コツコツとお金を貯金することが可能です。

もし、経済よりも自由を優先したい人は一人暮らしをすべきですね。

親の干渉がなく、自由に遊んだりできる自由は一人暮らしにしかない特権ですから。

20代後半からスタートすると余裕がある

社会人になったらすぐ一人暮らしをスタートするのではなく、数年経って、経済的に余裕ができてからでも遅くありません。

西門カジカ
西門カジカ

目安は、20代後半くらいから。

大卒なら就職して5年後くらいを目安にすればいいでしょう。

就職してから5年くらいは、稼いだお金を趣味や交際に使って遊びまわりたいはず。

でも、20代後半にもなると、将来を真剣に考えて、貯金を始めたり、人生設計の方向性が徐々に見え始める頃です。

給料も年齢に合わせて上がっていくのは当たり前。

その頃が親元を巣立って独り立ちするには、経済的にも精神的にも絶好のタイミング!

結婚をするまえに一人暮らしをするべきか?

実家暮らしで、食事・洗濯・掃除などの家事全般を親にまかっせきりにしている人は、結婚前の一人暮らしは結婚生活のリハーサルになりますね。

また、結婚して突然、家計(お金)の管理をするよりも、一人暮らしで経済感覚を磨いておいたほうがいいのは決まっています。

ただ、一人暮らしをしてもダラシない人は多いですし、実家暮らしでも家事を手伝い、しっかり貯金をしている人もいます。

ですから、一概には「一人暮らしをするべき」とは言えないのが本音……。

結婚をするまえに、わずかな期間でも一人で悠々とした生活をしてみたいと思うなら、経験しておいて損はないでしょう。

大学生になったら一人暮らしをするべきか?

大学生生活のスタートは、それだけでストレスになりますし、そこに一人暮らしのストレスも加わると大変……。

西門カジカ
西門カジカ

事実、大学生はホームシックにかかる人も多いそうです。

地方から都会の大学に進学して、実家から通学が不可能な場合は一人暮らしは避けられません。

それ以外のケースなら、絶対的に「一人暮らしをするべき」とは言えないでしょう。

一人暮らしと実家暮らしのメリット

一人暮らしにはメリットがありますが、実家暮らしにも当然メリットがあります。

両者のメリットを比べて、どっちに惹かれるか、確かめてみてください。

一人暮らしのメリット

メリット

一人暮らしのメリットはこの8つです。

  1. 自由な生活を満喫できる
  2. 生活力が身につく
  3. 通勤時間・通学時間が短くなる
  4. 家族や兄弟とのケンカがなくなる
  5. インテリアをすべて自分好みにできる
  6. 恋愛や結婚に有利になる
  7. 好きな環境に住める
  8. 親のありがたみが分かる

自由な生活を満喫できる

一人暮らし最大のメリットがこれ。

たとえ狭いワンルームでも、一国一城の主になれるのが一人暮らし。

「自由」を実感できるのは、こんなときです。

  • 食べたい物を自分で選べる
  • 家に友達や恋人をいつでも呼べる
  • 外泊や帰宅時間の遅れに文句を言われない
  • ダラけた生活をしても文句を言われない
  • 趣味に没頭しても文句を言われない

下着姿で歩いても、毎日ファストフードを食べても、友達と遊んで終電を逃しても、誰にも文句は言われません。

こんな生活に慣れると、もう実家には帰れなくなるでしょう。

生活力が身につく

自由には義務がつきまといますが、一人暮らしでもその点は一緒。

食事・掃除・洗濯などの家事は自分でやらないといけませんし、お金の管理もすべて自分まかせ。

でも、そのおかげで以下の3つのスキルは確実にレベルアップしますよ。

  • 自炊スキル
  • 掃除洗濯のスキル
  • 家計管理スキル

ずっと独身で生きていく上でも必須スキルですし、結婚する場合にも必須スキル。

これらが自然と普段の生活で身につくんですから、苦労は無駄になりません。

通勤時間・通学時間が短くなる

会社や大学までの移動時間が長いと、睡眠時間も短くなるし、自由時間も減ってしまいます。

家賃や環境的な問題をクリアして、もし会社や大学のそばにアパートを借りることができたら?

そう、今までのムダな通勤・通学時間がカットできますね。

電車やバスの乗車区間が短くなれば、その分、交通費も安くなるので一石二鳥。

自転車や徒歩で通う場合だって、労力の節約になるのは間違いありません。

家族や兄弟とのケンカがなくなる

実家で暮らしていれば、どんなに仲が良い家族でも時にはケンカになります。

まして兄弟でもいれば、日常生活で小さなイザコザは絶えないでしょう。

一人暮らしをして距離を取れば、そんな衝突も減って、たまに会うときには「大人の付き合い」ができるはず。

親子仲・兄弟仲が悪いなら、そこから抜け出すだけでも一人暮らしの価値はあります。

インテリアをすべて自分好みにできる

カーテンの柄、テーブルやソファーのデザイン。

親が買い揃えたインテリアの趣味がどうしても許せない人も多いのでは?。

友達や恋人を呼ぶのにも、抵抗があるほどだったり(笑)

その点、一人暮らしなら何から何までインテリアを自分好みに統一できます。

恋愛や結婚に有利になる

一人暮らしなら、毎晩遅くまで出歩いても文句は言われません。

それだけ外出の機会があれば、異性との出会いのチャンスは増えるのは当然ですね。

それに恋人を家に泊めるのも自分の都合次第で、親の目を気にする必要はありません。

ですから、恋愛面では圧倒的に有利になります。

恋愛のチャンスが増えれば、結婚できるチャンスも増えるでしょう。

好きな環境に住める

生まれ育つ場所は普通、親が選択します。

どんなに好きになれない環境でもガマンするしかありませんが、一人暮らしを始めるなら、好きなエリアを選べます。

もちろん、通う会社や学校にも左右されますが、自分で選択できる権利があるっていいことですよ。

親のありがたみが分かる

親元で過ごしていると、生活面で色々と文句をつけられて、毎日イライラ。

西門カジカ
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なにかと鬱陶しい存在なのが親。

食事や洗濯をやってもらっても、「ありがとう」の感謝の言葉なんて一度も口にしたことはありませんよね?

でも、いざ一人暮らしをしてみると、いかに親に「お世話」をしてもらっていたか、それを痛感するでしょう。

離れて分かる「親のありがたみ」。

これは一人暮らしをして初めて実感できることです。

実家暮らしのメリット

親元で実家暮らしをするメリットは、以下の3つです。

  • 趣味や交際費に使えるお金が多くなる
  • 食事・掃除・洗濯を親にやってもらえる
  • 防犯上の心配がない

趣味や交際費に使えるお金が多くなる

たとえ生活費として親にお金を渡しても、一人暮らしに比べれば、その負担額はわずか。

一人暮らしでは

  • 家賃
  • 食費
  • 光熱費

などを合計すると10万円近くのお金が毎月飛んでいきますが、実家暮らしならその半分程度でしょう。

つまり10万円の半額(約5万)は自分で自由に使えるお金。

趣味や交際費にぱぁ~っと使ったり、余ったら貯金に回すことも可能。

コツコツ節約して貯金額が数百万円だという人も珍しくありません。

食事・掃除・洗濯を親にやってもらえる

ずっと実家暮らしをしていると想像がしづらいですが、自分で家事全般を全部こなそうとすると、ものすごく時間を取られます……。

それをほぼすべて親がやってくれるのは、実家暮らしの最大のメリット。

その余った時間は趣味や友達との遊びなどに充てられるので、プライベートが充実するのは確かでしょう。

防犯上の心配がない

女性は特に一人暮らしをすると、防犯上、不安に感じることが多々あるはず。

家まで付きまとわれたり、深夜に突然ピンポンが鳴ったり……。

それが実家ならば、両親がいますので、ガッチリとガードしてくれます。

タダでセキュリティ会社と契約しているようなものですね。

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一人暮らしと実家暮らしのデメリット

では逆に、一人暮らしと実家デメリットを挙げて、比較してみましょう。

一人暮らしのデメリット

デメリット

一人暮らしをするデメリットが、こちらの11つです。

  1. 趣味や交際費に使えるお金が大幅に減る
  2. 生活が乱れやすい
  3. 掃除や洗濯をすべて自分でやらなければならない
  4. 孤独を感じたりホームシックになる場合がある
  5. 病気になっても看病してもらえない
  6. 防犯に気をつけないといけない
  7. ゴミを捨てるのが面倒
  8. ご近所とトラブルになる可能性がある
  9. 宅配便や郵便物の受け取りが面倒
  10. 引越しや生活用品の購入にお金がかかる
  11. ゴキブリ退治を自分でやらないといけない

趣味や交際費に使えるお金が大幅に減る

一人暮らしをすれば、だいたい月に約10万円の生活費が必要になります。

手取りが20万円ほどあっても、半分は生活費として消える計算。

大学生でバイト生活なら、毎月カツカツの貧乏生活を強いられるでしょう。

残りのお金で趣味や交際費を賄うわけなので、実家暮らしのときのように派手に遊んだり飲み食いはできなくなります。

西門カジカ
西門カジカ

経済的に苦しいのが一人暮らしの最大のデメリット!

生活が乱れやすい

一人暮らしの部屋には監督役の親がいません。

そうとなれば、ダラけた生活になるのは当然のことですね。

特に以下の2つが乱れに乱れるでしょう。

  • 食生活
  • 就寝や起床する時間

実家では母親が作った栄養バランスを考えた食事だったのが、コンビニ弁当やカップ麺など手抜きな食事ばかりに。

就労時間が決まっている社会人はともかく、時間に自由が効く大学生だと、寝る時間や起きる時間が不規則になって、大学へ足が遠のいたり……。

掃除や洗濯をすべて自分でやらなければならない

一人暮らしをして初めて洗濯や掃除をする人がほとんどでしょう。

西門カジカ
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掃除や洗濯って意外と時間と手間がかかるんです。

掃除機をかけたりトイレや風呂の掃除もやってみると、重労働で大変だったり。

家事をすべて自分ひとりでやるのは、思った以上に大変ですよ。

孤独を感じたりホームシックになる場合がある

私が「孤独だなぁ」と感じる瞬間は、夜、暗い部屋に帰ったとき。

実家なら誰かしら家にいて、灯りがついていますが、一人暮らしの部屋は暗くて無音……。

もともと孤独に強いと思う私でもそうなんですから、寂しがり屋の人はけっこうしんどいのでは?

なかにはホームシックになって、リタイアする人もいますよ。

病気になっても看病してもらえない

風邪をひいて熱が39℃ある。

だけど、ひとりではとても病院に行ける元気がない……。

こうなるとたったひとりぼっちで、シーンとした一人暮らしの部屋で寝ているしかありません。

親しい友人や恋人がいれば別ですが、新生活をスタートしたての頃はとくに病気になると心が折れそうになるでしょう。

防犯に気をつけないといけない

西門カジカ
西門カジカ

世の中には変な人がいっぱいいる……

それに気づいたのは一人暮らしを始めてから。

男性の私でも時々不安になるくらいですから、女性の一人暮らしはもっと不安や恐怖を感じる機会が多いハズ。

同じアパートの隣人ですら素性がわからない人なんですから、鍵を閉めた部屋にいても心が休まらなかったりします。

ゴミを捨てるのが面倒

たった一人の生活でも、生ゴミ・燃えないゴミは意外なほどたくさん発生します。

実家なら母親にまかせておけば勝手に捨ててくれましたが、一人暮らしだと「決められた時間に・決められたルール」を守って捨てないといけません。

夜勤が多い仕事をしていると、そもそも決まった時間に出せないために部屋にどんどんゴミが溜まっていくことも……。

ご近所とトラブルになる可能性がある

部屋で音楽を流したり、趣味の楽器を弾いていたら、隣の部屋の住人から苦情が届いた。

あるいは、夜中や朝方に風呂に入っていただけなのに、管理人から注意された。

などなど、思いも寄らないことでご近所トラブルになるのが一人暮らし。

または、自分自身が隣室や上の部屋の住人の生活音でストレスを溜めることだって有りえます。

アパートやマンションなどの集合住宅では、他人の距離が近いため、そんなトラブルのタネは無数にあるんですね。

宅配便や郵便物の受け取りが面倒

アマゾンや楽天市場、ZOZOTOWNなど頻繁にネット通販を利用している人は多いでしょう。

実家なら自分が家にいない時間でも家族の誰かが、配達された荷物を受け取ってくれます。

しかし、一人暮らしだと会社などから帰宅してまず家にいる時間を指定した「指定時間お届け」にしないと受け取れなくなります……。

また、それ以上に面倒なのが前触れもなく届く「ハンコを押さないと受け取れない」郵便物。

そんな郵便物が届いたときに不在だと「不在票」がポストに投函されますが、チラシなどにまぎれて捨ててしまうこともあります……。

引越しや生活用品の購入にお金がかかる

一人暮らしをスタートするには、実家から荷物を運ぶための引越し費用と、必要な生活用品を買い揃える費用が必要。

初めて一人暮らしをスタートするには

  • 冷蔵庫
  • 電子レンジ
  • 洗濯機

など電化製品をすべてそろえないといけないので、特に費用がかかります。

新居(契約したアパート)の敷金や礼金などを含めると、総額で40万~50万くらいは軽くかかるでしょう。

私が最初に一人暮らしを始めたときは、実家から持っていくものは少なかったものの、それでも引越し費用と電化製品や家具を揃えると40万以上かかったと思います。

ゴキブリ退治を自分でやらないといけない

西門カジカ
西門カジカ

私は大のゴキブリ嫌い。

実家では父親が新聞紙でパチーンと叩き潰していましたが、一人暮らしをすると、もう誰も代わりにやってくれる人はいません……。

男性の私ですらイヤなんですから、女性ならもっとイヤですよね?

ゴキブリ以外にも土地によっては、巨大なクモやムカデ、不快な匂いがするカメムシなど虫はわんさか出現します。

これらの退治も一人暮らしでは、たった一人で立ち向かわないといけませんね。

実家暮らしのデメリット

金銭面では圧倒的に楽な実家暮らしにもデメリットはあります。

それがこの4つ。

  1. 好き勝手に行動できない
  2. 親に甘えて自立できない
  3. 親や兄弟に干渉される
  4. 恋愛や結婚には不利になる

好き勝手に行動できない

実家暮らしだと、食事のメニューは母親次第。

今日はこってりした肉でも食べたいのに、食卓に並ぶのは焼き魚と酢の物……。

夜遅くまで遊びたいのに、○時まで帰るように命令される……。

休みの日くらい朝寝坊したいのに、掃除機をかけるから起きるように促される……。

実家に暮らしていると「家のルール(親が決めたルール)」に従うのが常識。

一人暮らしにあって実家暮らしにないもの、その最たるものは「自由」かもしれませんね。

親に甘えて自立できない

実家に暮らしていると、住む場所・食べる物・掃除洗濯をすべて依存できます。

いくら生活費を払っているといっても、お金で代行してもらっているだけ。

いざ親が病気で倒れたり、結婚することになったとき初めて、自分の生活能力の無さに愕然とするのではないでしょうか?

親や兄弟に干渉される

仕事や私生活なんでもかんでも筒抜けなのが実家暮らし。

触れられたくない出来事を根掘り葉掘り聞かれると、さすがにうっとうしく感じてしまうもの。

自室に引きこもりたいと思っても、食事など生活を共にしている以上、完全にひとりになれないのが実家暮らしの最大のネックでしょう。

恋愛や結婚には不利になる

実家暮らしだと、なにかと親の干渉があるため、交際の範囲は限定されてしまいます。

門限があったり、外泊するにはそれなりの理由が必要だったり……。

西門カジカ
西門カジカ

それが恋愛を発展させる足かせになることも。

一人暮らしなら、そんな制限はありませんから、自分の思うように行動できます。

また、男性の場合は特に実家暮らしであることが、異性からのイメージダウンにつながり、恋愛から結婚へと進む道の障害になる可能性もあるでしょう。

「大人」になるなら一人暮らしをしたほうがいい理由

一人暮らしをしている人は大人、実家暮らしをしている人は子供という単純な分け方は意味がありません。

ただ、手っ取り早く自立した「大人」になりたいなら、一人暮らしをするのが一番でしょう。

言い換えると、一人暮らしは強制的に自立ができる絶好の機会ということ。

西門カジカ
西門カジカ

私が考える自立とは、以下の2つ。

  1. 精神的な自立
  2. 経済的な自立

精神的な自立

精神的な自立とは、「選択・行動・責任」をすべて一人で背負うこと。

実家暮らしで、家事を分担して行っていても、それはあくまで「お手伝い」の領域です。

一人暮らしをすると、衣食住の選択と行動を自分ひとりで行い、その結果としての責任をすべて負わなければなりません。

  • インスタント食品ばかり食べて、体調を崩す
  • 無駄遣いを重ねて、借金をするはめになる
  • 近隣の住人に迷惑をかけて、アパートから追い出される

こんな行動と、その結果としての責任ですね。

たとえ失敗をしても、それ自体が経験になり、精神的に賢くタフに、なんでも自分で乗り切れるようになるでしょう。

それが=精神的な自立です。

経済的な自立

実家に暮らして家計の一部を負担しているとしても、いざとなったら親の助けが借りられます。

しかし、親元を離れて暮せば、そこまでベッタリと依存はできません。

月末に銀行の残高が一桁になったら、食パンやモヤシだけで食事を済まさないといけなくなります。

友達の誘いはすべて断らないといけなくなります。

こうしたリアルでヒリヒリしたお金のやりくりを経験するには、一人暮らしをする以外に方法はないでしょう。

私も貧乏生活を続けた時代もありますが、それが今の経済感覚を養い、自然と親からの経済的な自立につながったと思っています。

あなたは一人暮らしをするべき?それとも実家暮らし?自己判断テスト

一人暮らしをしたいと思っても、まだ踏ん切りがつかないあなた。

あなたが一人暮らしを本当にするべきなのか、自己判断テストを作りましたので、お試しください。

以下の項目に当てはまるなら、一人暮らしをするべきでしょうね。

Q.1 通勤時間や通学時間が長すぎると思っている?

通勤時間や通学時間が長すぎて、人生の貴重な時間を浪費していると感じていませんか?

長い移動時間を勉強や読書に充てて、有効活用している人は別として、「ムダだなぁ」と思っているなら、一人暮らしをするべき。

会社や大学のそばにアパートを借りて家賃を払ったとしても、移動時間を節約できると思えば安いですよね。

Q2. 親や兄弟との仲はうまくいっている?

家族と一緒に暮らすのが何より幸せだというのは思い込みです。

西門カジカ
西門カジカ

どうしても馬が合わない親子や兄弟だっているはず。

もし毎日のように衝突して消耗しているなら、多少は経済的な負担が重くなったとしても一人暮らしをするべきでしょう。

距離をとれば、それまでの不仲が解消されることだって有りえます。

Q3. 自活できる収入を確保できる?

一人暮らしを始めて、それを維持していくには、それなりの収入が必要です。

もし自分の収入だけでは足りない場合、親からどれくらい援助を受けられるかも重要。

自分の収入+援助を合算して、一人暮らしの生活が維持できるかどうか、それをクリアしているなら、迷わずゴーですよ。

※一人暮らしの生活コストについては、次項でご紹介しています。

一人暮らしに必要な費用は最低9万円

一人暮らしの生活に必要な費用の内訳がこちら。

  • 家賃:4万~7万
  • 食費:3万~5万
  • 光熱費:5千円~1万円
  • 通信費:5千円~1万円
  • 交際費:5千円~1万円
  • 雑費(日用品など):5千円~1万円

だいたい最低でも9万円は必要になるでしょう。

生活費のなかで大きな割合を占めるのが家賃。

家賃は、都道府県・住むエリア(駅近or郊外)で、かなり変動するので、ピンキリ。

ただ、どんな田舎の地方の単身者向けボロアパートでも、最低でも4万円ほどはかかるはず。

大卒の初任給の手取りが20万円が平均だといわれているので、約半分は生活費に消えていくことになります。

これがフリーターや契約社員なら、10~15万円ほどになるでしょうから、かなりギリギリの生活になる見込みです。

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まとめ

一人暮らしにも実家暮らしにも、それぞれメリットとデメリットはあります。

ただ、私がもし20代の友人に「一人暮らしをするべきでしょうか?」と訊かれたら、迷わず「やってみたら」と答えますね。

手取りが15万円くらいだと確かに生活は苦しくなりますが、その苦労はけっしてムダにはならない貴重な経験です。

「親の気持ち」・「親の苦労」・「親のありがたみ」が分かるのも、親元を離れて客観視できるため。

人それぞれ事情があるので、絶対そうすべきとは言えませんが、たとえ短期間でも一人で暮らす経験をしておくといいですよ。

辛さと同じくらい楽しいことがありますから(一人暮らし経験20年の管理人談)。

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