知らない土地で一人暮らしを始めるのは、ワクワク感より不安が大きいハズ。
生まれた町でずっと実家暮らしをしていた人なら、余計に
どうしよう?大丈夫かな?
って悩むのは当然です。
不自由な生活でストレスもあるでしょうし、ひとりぼっちになる怖さもありますし……。
そこで、こんな情報をまとめました。
- 知らない土地で一人暮らしをする不安点
- 知らない土地で一人暮らしをするメリット
- 知らない土地での孤独感や恐怖心を和らげる対策
私はこれまで何度も引越しを繰り返してきたので、見知らぬ町で暮らした経験は豊富。
そんな実体験をもとに、これから移住する予定の人にアドバイスをしましょう。
知らない土地で一人暮らしをする4つの不安点
私が知らない土地に引越して一人暮らしを始めた当初は、こんな点に不安を覚えたものです。
- 孤独になる
- 気候の違いに戸惑う
- 生活コストの違いに驚く
- その土地の「水」に合うか合わないか
この4つはたぶん男女年齢・住む土地の違いに関わらず、誰でも共通するはず。
では、ひとつずつチェックしてみてください。
孤独になる
両親や地元の友達、、職場の同僚とも距離的に離れて住むことになるので、孤独になるのは避けられません……。
それまで暮らしていた土地に住む知り合いとも、一切会えなくなります。
たしかに今はネットが発達しているので、スマホがあればつながることはできますが、リアルな交流は絶たれます。
もともと人間大好きで、ひとりで過ごすことが苦手な人は、孤独感が一番こたえるでしょう。
孤独が不安な人はペット代わりになる存在を見つけるのが一番ですよ。
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気候の違いに戸惑う
こんなに狭い日本ですが、東西南北へ広がっていて、それぞれ気候はかなり異なります。
特に東北や北海道から東京へ移り住むと、夏の暑さに面食らうでしょう。
もちろん、沖縄の人が北海道に移り住めば、冬の寒さに凍えるのは必至。
いくら噂には聞いていても、見知らぬ土地の気候は実際に体験してみない限り、想像するのは難しいものです。
生活コストの違いに驚く
いわゆる「地方」に住む人が大阪や東京など大都市に引越してきて、もっとも驚くのが物価の違い。
具体的には、この2つが大きく違います。
- 食費(スーパーの食料品から外食まで)
- 家賃(1Kのアパートすら数万円の差)
コンビニやファーストフードなど全国で統一された価格の商品を扱うお店は別です。
しかし、その土地に根付いたスーパーで生鮮食品を買うと、地方と都会では相当な価格差が!
また、地方で豊富に獲れる野菜や魚を扱う外食店と、都会で同じ食材を使った料理を出す外食店でも価格は大きく異なります。
さらに顕著なのが家賃。
たとえば1Kのアパートは、地方の場合なら3万円台から余裕でありますが、東京23区なら7~8万円が平均です。
その土地の「水」に合うか合わないか
「日本」とか「日本人」とひとくくりにしますが、各地方ごとに地域性の違いがあります。
- 関東の人は冷たい
- 関西人は陽気でおしゃべり
こんなステレオタイプな表現がありますが、あながち間違いではありません。
もちろん、関東のなかでも東京と神奈川、千葉と埼玉でも住んでいる人の気質は微妙に異なります。
さらにいえば同じ県内でもエリアごとに違いもあって……。
そう考えると、その土地の「水」に合うか、合わないかは実際に住んでみないことには分からないということですね。
知らない土地で一人暮らしをする3つのメリット
まったく知らない土地で一人暮らしをするのは不安ですが、こんな3つのメリットもあるんですよ。
- 人間関係をリセットできる
- 第二の故郷ができる(かもしれない)
- 見識が広がる
私も移り住む前は不安でしたが、あちこちに住んでみて今では良かったなとプラスに考えています。
人間関係をリセットできる
地元の友だちとうまくいっていないとか、職場の同僚とウマが合わないとか、人の悩みって大抵が「人間関係」だったりしませんか?
我慢して実家暮らしをしていたけれど、親との関係がこじれている人だっていっぱいいるはず。
そんなアレコレのしがらみをスパッと断ち切ってくれるのが、知らない土地での一人暮らし。
いちから新しい友だちが作れますし、新しい職場では以前よりもっと親しく付き合える人と出会えるかもしれません。
第二の故郷ができる(かもしれない)
人と人には相性があるように、人と土地とも相性があります。
生まれ育った故郷はあまり好きになれなかった人でも、移り住んだ知らない土地が「第二の故郷」になるくらい気に入る可能性も。
私も数回の引越しで住んだ関東のある小さな町が第二の故郷と言えるくらいの存在になっています。
見識が広がる
テレビのニュースで見かける日本のいろんな市町村は、どれも似たりよったりで無個性に見えてしまいませんか?
同じような家屋やビル、全国どこにでもあるチェーン店、などなど……。
でも、実際に住んでみると、画面越しでは伝わらないその土地ならではの良いところ(あるいは悪いところ)も発見します。
東京だって地方に住む人は、渋谷のスクランブル交差点や六本木や新宿のビル群のイメージが強いですが、一歩郊外に出ればガラッと様変わり。
のどかな田園や畑、山や森が広がる自然がいっぱいの地域が広がります。
日本のある特定の地域だけに住んでいたら知らなかったことも、知らない土地に移り住むことで知ることができるんですね。
知らない土地に移住後に孤独や恐怖を減らす4つの対策
これから知らない土地に引越して、一息ついたら以下の4つをやってみましょう。
- 病院の場所を把握する
- 災害マップを確認する
- なじみの店をひとつ作る
- 習い事をひとつ始める
前半の2つはこれからその土地で安全&健康に暮らすために必須ですよ。
病院の場所を把握する
知り合いが一人もいない土地で病気になっても、誰も看病してくれません。
そんなひとりぼっちの状況で、病気になったら怖いですよね?
もし通院が必要なほど体調を崩したときのために、病院がどこにあるのか必ず把握しておくべきですね。
自動車がない(免許がない)人は、徒歩やタクシーでの移動になるでしょうから、賃貸物件を探す際にあらかじめ病院のなるべく近くに住んだほうがいいでしょう。
東京や大阪など大都市ならともかく、地方都市だとアクセス面で難がありますから……。
災害マップを確認する
地震や洪水など命に関わる災害がいつどこで発生するかわかりません。
各市町村では、どこでどれくらいの被害が想定されるか、どこに避難すればいいのかなどの情報をまとめたマップを公開しています。
市町村名の名前に続けて
- 地震防災マップ
- 洪水ハザードマップ
といったキーワードで検索するとネット上からも閲覧できるはずです。
もし見つからない場合は、市役所・役場に問い合わせて必ず確認しておきましょう。
なじみの店をひとつ作る
知らない土地でも面と向かって話せる友達が欲しい方は、まず一軒、なじみの店を作ってみましょう。
同年代のオーナーが経営していたり、客層が自分と同じくらいの人が多い喫茶店やバーなどが狙い目。
その店のオーナーやお客さんは地元の人ですから、その土地で暮らすための生の情報も手に入るはず。
習い事をひとつ始める
もっと親密な友達を知らない土地で作りたいなら、同じ趣味を持つ人とつながるのが一番。
そのための近道が、習い事をはじめること。
料理でも語学でもスポーツでもなんでもかまいません。
なるべく生徒同士で交流が持てそうな習い事がいいですね。
まとめ
知らない土地での一人暮らしは、たしかに不安な点がいっぱいあります。
それは私も同意できますし、最初はめげそうになるのは正直なところ……。
でも、未知の土地では発見も多いですし、トラブルを乗り越えることで精神面もタフになります。
もし移り住んだら
- 病院の場所を把握する
- 災害マップを確認する
この2つだけはお忘れなく!
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