ゴキブリの退治に虫取り網が有効なのはご存知ですよね?
私も以前から実践しているんですが、まだまだ世間にはあまり浸透していないみたいで……。
私みたいな大のゴキブリ嫌いでも、ギリギリやれるくらいの難易度なので、虫全般が苦手な女性でも大丈夫だと思いますよ。
そこで、ここでは
- 対ゴキブリ用の虫取り網の選び方
- ゴキブリを虫取り網で捕まる方法
- 網で捕らえた後のトドメの刺し方&死骸処理方法
こんな情報をお伝えしていきますね。
一人暮らしで誰も頼れる人がいない女子のみなさん!
これからは一家に一台「虫取り網」必須の時代ですよ(笑)
ゴキブリを虫取り網で捕まえるために必要な道具
では、ゴキブリを虫取り網で捕まえるときに必要な道具を紹介していきます。
必ず準備しないといけないのは、この4つのアイテム。
- 虫取り網
- ゴキブリを殺す道具
- 死骸をつまんで捨てる道具
- 床や壁を掃除する道具
あんまり小さい頃に虫を捕まえた経験がない女性には「虫取り網」と言っても、どこでどれを買えばいいか迷うはず。
それに虫取り網で捕らえたあとに、どんな道具でゴキブリを殺せばいいか迷いますよね?
さらに、最後の難関、ゴキブリの死骸をつまんで捨てる道具……。
これをひとつずつ説明していきますね。
対ゴキブリ用の虫取り網の選び方のポイント
まず肝心な今回の主役である「虫取り網」についてから。
虫取り網を選ぶときに必ず守ってほしいポイントが3つあります。
- 蝶やバッタを捕らえるための網を選ぶ
- 水生動物を捕まえる網はNG
- なるべく柄が長い網を選ぶ
「虫取り網」と一口にいっても、様々な種類があるのをご存知ですか?
たぶん、女性だとご存じないですよね。
陸にいる虫を捕らえるタイプを選ぶ
虫取り網の「網」にはそれぞれ用途に合わせて
- 陸にいる虫を捕らえる用
- 水の中にいる虫(魚)を捕らえる用
という2種類があるんです。
ゴキブリは「陸にいる虫」なので、選ぶとした当然ながら前者になります。
見分け方は、網の材質や色、網目の細かさにあります。
陸にいる虫を捕らえる網は、色は白が多くて柔らかく、網目はとても細かい作り。
一方、水の中にいる虫(魚)を捕らえる網は、色は赤や青など濃い色が多くて、硬めであり、網目は荒い作り。
売り場にいくと大抵、この2種類が売られているんですが「どっちだろう?」と迷ったら店員さんに訊いてみるのが一番です。
ちなみに虫取り網は、ダイソーやキャンドゥなどの百均ショップかホームセンターで売られています。
品質的には百均の商品で十分事足ります。
「柄」が長いタイプを選ぶ
それと、もうひとつ大事なのが虫取り網の「柄の長さ」。
柄の長さとは単純に言えば握る棒の長さのこと。
柄の部分が短いと、それだけゴキブリに接近しないと捕獲できないので、なるべくなら柄の長いタイプが最適。
もしショップへ行って、柄の短い虫取り網しか無かったら、別の店まで(面倒でも)足を運んで、柄の長い虫取り網を探したほうが絶対にいいですよ。
ゴキブリを殺す道具の選び方のポイント
続いて虫取り網で捕らえたゴキブリをどんな道具で殺すかという問題。
これはいろんな選択肢があって、それぞれ用意しやすいもの、シチュエーション(どこでゴキブリと一戦交えるか?)などで変わります。
その候補となるのがこの4つ。
- ゴキブリ殺虫剤(ゴキジェットなど)
- 凍結させるスプレー(凍殺ジェットなど)
- 食器用洗剤(いわゆるママレモン系)
- 熱湯
もし子供さんが「昆虫採集」に使っている虫取り網を借りてゴキブリを捕まえるなら、殺虫剤は使えません。
そんな事情がなければ、殺虫剤がいちばんの候補になるかと思います。
ただ、殺した後の掃除の手間を考えると、最近人気がでてきた「凍結させるスプレー」がお勧めですね。
これだとゴキブリを寒さで殺すだけなので、殺虫成分が床に付着しませんから。
それ以外で用意しやすいのが食器用洗剤か熱湯。
沸騰した熱湯をかければ、さすがのゴキブリも瞬殺できます。
あえてお金をかけずに確実に息の根を止めるなら、食器用洗剤がベストでしょう。
食器用洗剤は意外にも効くんですよ(経験者は語る)。
というわけで、私としてはこれから用意するなら「凍結させるスプレー」(凍殺ジェットなど)がイチオシ!
なるべくお金をかけたくないなら、台所でいまお使いの食器用洗剤を使う方法を勧めたいですね。
ゴキブリの死骸の回収道具の選び方のポイント
ゴキブリをなんとか殺したあとに残されるのは死骸……。
これを放置するわけにはいきませんので、回収する道具が必要になります。
ゴキブリにある程度、耐性がある人だったらティッシュでつまんで捨てられるでしょう。
でも私みたいなゴキブリが苦手な人にはムリな話……
というわけで、できるだけ手に感触が伝わらず、死骸から離れた場所から「つまんで」捨てたいわけです。
その役割をしてくれるのが、この3つのアイテム。
- ゴミを回収するトング
- 虫虫ゲッター
- 害虫捕獲器 むしとり「ぴた郎」
ゴミを回収するトング
ゴミを回収するトングとは、「火バサミ」とか「ゴミバサミ」とも呼ばれる大きなトングのこと。
路上で空き缶を拾っている人や、バーベキューで炭をつかむときに使う道具だといえばイメージしやすいでしょうか?
死んだゴキブリの上からティッシュなどをかぶせて、その上からトングでつまめば、そのままゴミ箱へ捨てられますよ。
他に候補になるのが「虫虫ゲッター」と「むしとりぴた郎」という虫を回収して捨てられる専用の道具。
どちらも1000円ちょっとで販売されていて、私自身も虫虫ゲッターを愛用してます。
虫虫ゲッター
虫虫ゲッターは、先端に開閉式の突起がついていて、それを「開く⇒閉じる」の動作でゴキブリを捕まえる仕組み。
虫虫ゲッターの使い方がよく分かる動画(注意!カメムシが映っています)
くわしくは、私が実際に購入して使ってみたレビュー記事をごらんください。
虫虫ゲッターのリアルな口コミ。使って分かった良い点悪い点
むしとり「ぴた郎」
むしとり「ぴた郎」は、透明なプラスチックをゴキブリの上からカポッとかぶせて、内部に仕掛けた粘着シートで捕まえる仕組み。
これなら、捕獲⇒ゴキブリを固定⇒そのままゴミ箱へポイ!と退治までの手順が楽チン。
虫取り網で捕まえるのは面倒くさそうと思う方はこちらを使ってみてください。
むしとり「ぴた郎」を使う様子(閲覧注意!ゴキブリが映っています)
さすが専用の道具だけあって、がっちりと掴んでくれるので、ゴミ箱へ運ぶ途中で落とす……なんてハプニングも起こりません。
ゴキブリを虫取り網で退治する方法
つづいてゴキブリを虫取り網で退治する方法の「手順」をご紹介します。
その手順はこの4ステップ。
- ゴキブリのうえから虫取り網をかぶせる
- ゴキブリを殺す道具をかける
- 死骸をつまんで捨てる
- 現場(床や壁)を掃除する
けっこう準備やら段取りがあって面倒そうですが、やってみるとシンプル&恐怖感は最小!
怖さは少ない素晴らしい退治法ですから、ご安心を。
では、手順1~4まで順番にくわしく解説していきましょう。
STEP1.ゴキブリのうえから虫取り網をかぶせる
虫取り網を手にしたら、いよいよゴキブリを捕獲していきましう。
ゴキブリは床や壁を這っているので、捕まえるのはそれほど難しくありません。
ただ、小さいときに虫を捕まえて遊んでいた男子なら、すでに練習は済んでいるものですが、女子のほぼ全員が初めての経験ですよね?
そうすると、基本的な虫の捕らえ方からレッスンが必要です。
虫というのは基本的に、頭のほうから虫取り網をかぶようとすると逃げられます。
トンボが特にそれが顕著ですが、ゴキブリも一緒。
なるべくゴキブリの背後からスッと音や風を立てないように静かに虫取り網をかぶせるのがコツ!
虫取り網をかぶせたら、網の外枠(リング部分)をしっかり床(壁)に密着させて、隙間をつくらないようにしてください。
ゴキブリはほんのわずかな隙間があれば、そこから逃げてしまいますから。
STEP2.ゴキブリを殺す道具をかける
ゴキブリの捕獲に成功したら、次は網の中で暴れるヤツの息の根を止めてしまいましょう。
虫取り網を使っていない場合、殺虫剤をかけるとゴキブリは逃げ回って、ときには見失うこともあります。
しかし、虫取り網で捕獲したあとなら、動ける範囲が制限されるので、ゆっくりじっくり奴を料理できますよ(フフフ……)。
虫取り網でゴキブリを捕らえたら、用意した殺虫剤をふきかけていきましょう。
殺虫スプレーを用意した場合
右手に持った虫取り網をぐっと床(壁)に押し付けた状態で、左手で殺虫スプレーの噴射レバーを引きます。
だいたい5秒~10秒くらい噴射し続けてください。
一度目の噴射が終わったら、様子を確認し、まだ動いているようなら、再度噴射しましょう。
だいたい2回めの噴射で息絶えます。
凍結させるスプレーを用意した場合
凍結させるスプレーは殺虫スプレーよりもっとカンタンです。
こちらも虫取り網を右手に持って、左手で凍結させるスプレー(ゴキブリ超凍止ジェットなど)を持ち、噴射レバーを引きます。
だいたい5秒も吹き付けるとゴキブリは動きが止まってしまいますから、片手でも楽ちん。
食器用洗剤を用意した場合
一人暮らしの方が、たったひとりで行うのはちょっと難しいかもしれないのが、食器用洗剤を使う方法。
食器用洗剤の容器はもともと対象物に噴射する構造になっていませんから、右手に虫取り網を持って、左手で食器用洗剤をかけるのは至難の業……。
どうしても食器用洗剤を使いたい場合は、事前にタライなどに少量の水を汲んで、そこに食器用洗剤を溶かしておきます。
そして、それを捕らえたゴキブリにかけるようにすると良いでしょう。
ただ、そうすると床が広範囲で水浸しになるのが残念なところ。
熱湯を用意した場合
熱湯は更にやっかいかもしれません……。
なにせゴキブリが出たらお湯を沸かす必要がありますので。
ポットにお湯が常備されているなら別ですが。
とはいえ、ゴキブリを殺す効果があるお湯は50℃もあればいいので、電気ポットで沸騰させない程度のお湯をさっと用意することは可能です。
しかし、ここからも大変で、右手に虫取り網を持ったまま、左手一本でお湯をゴキブリにピンポイントでかけるのは、けっこう難しいですね……。
やはり殺虫スプレーが一番ラクだと思います(女性は特に)。
STEP3.死骸をつまんで捨てる
なんだかんだ苦労して虫取り網で捕獲したゴキブリを殺せたら、最後の難事業ともいえる死骸の「回収&廃棄」をする段階へ。
ゴキブリが苦手な人には辛い作業ですが、がんばってやりましょう。
……とその前に、そのゴキブリ、ほんとに死んでますか?
ゴキブリが死んでいるか確認する方法
死骸を回収中に急にゴキブリが息を吹き返して、手元からこぼれたりしたら大パニックですよね?
そうならないように、よ~く死亡確認をしてください。
かといって、棒でつついたりするのも怖いので、一切触らずに死んでいるか確認する方法を伝授します。
実にカンタンですよ。
- うつ伏せになっている→生きている
- 仰向けになっている→死んでいる
つまりゴキブリがうつ伏せか仰向けか、チェックすればいいだけ。
うつ伏せの状態というのは、ゴキブリが普段動き回っているときの体勢です。
この体勢をキープするには足に力を入れないといけないのですが、これが死んでしまうと力が抜けてしまい、その結果、コロンと仰向けに寝転がってしまうんですね。
死骸をつまんで捨てるやり方
ゴキブリが仰向けになって死んでいることが確認できたら、死骸をつまんで回収し、ゴミ箱へ捨てましょう。
それには先ほど紹介した回収道具を使います。
ゴミ用のトングを使う場合
ゴミ用のトングを使う場合は、どうしても専用の道具ではないため、器用にゴキブリをつかむのは難しいです……。
なので死骸をつかみやすいように、ティッシュをかぶせて、それごとつまうようにするとやりやすいでしょう。
専用の道具を使う場合
ゴキブリ専用の道具といば、「虫虫ゲッター」と「害虫捕獲器 むしとり ぴた郎」」の2つ。
どちらも生きたまま捕らえることも想定しているので、死骸をつかむならお茶の子さいさい!
がっちりとつかんで、そのままゴミ箱(ゴミ袋)へ捨ててしまいましょう。
STEP4.現場(床や壁)を掃除する
これで憎きゴキブリの姿が消えて、ホッと一安心。
コーヒーでもいれて、勝利の美酒(?)に酔いたいところですが、ちょっと待ってください。
ゴキブリを殺した後は、様々な菌が床(壁)に残されているので不潔です。
アルコールを使った除菌スプレーなどを死骸があった場所の周辺に吹きかけて、使い捨ての紙タオルなどで拭き取っておきましょう。
そして最後に、両手をよく石鹸(ハンドソープ)で洗って、手もよ~く除菌しておくことをお忘れなく!
【殺生したくない人向け】ゴキブリを虫取り網でとらえて逃がす方法
よく昔の人(私の祖父母の世代)はお盆が近づくと、殺生(生き物を殺すこと)はよくないと話してくれました。
それがたとえ害虫のゴキブリでさえ例外ではありません。
お盆なんて関係なく、普段から殺生することを避けている人もいるかもしれません。
そんな人(場面)にもうってつけなのが「虫取り網」ですよ!
虫取り網ならゴキブリを殺さずに、しかも手を触れないで外へ逃がすことが可能ですから。
殺虫スプレーなどのゴキブリを殺す道具が家にないときにも有効な方法です。
やり方は2つあるので、どちらかをお選びください。
ゴキブリに虫取り網をかぶせたまま引きずって外へ出す
ひとつめがゴキブリに虫取り網をかぶせたまま、外まで引きずって逃がす方法。
これは私も一度、実際にやった方法です。
特にフローリング張りのリビングに出たゴキブリなら、床がフラットなのでやりやすいですよ。
虫取り網を床に接地させたまま引きずり、リビングの掃き出し窓を開けて、そのまま外へ放り出せばOK!
玄関に出たゴキブリなら、もっとカンタン。
虫取り網でつかまえたら、玄関ドアを開けてそのまま外へ放り出すだけ。
家の構造によって、カーペットを敷いている部屋が多かったり、段差が多かったりするので「できる・できない」は分かれます。
家中の部屋や廊下がすべてフローリングで、しかもフラットな造りならやりやすいですね。
虫取り網の上から道具で掴んで外へ出す
もっと確実なのが、ゴキブリを虫取り網で捕獲したら、網の上からゴキブリをつまんで、そのまま外へと運び出して逃がす方法。
これなら家の構造とか関係なく、確実に外へと運べます。
問題は「何でゴキブリをつまむか?」ですが、これは先ほど紹介したゴミ用トングや虫虫ゲッターなどが最適でしょう。
ただ、トンボや蝶などと違って、ゴキブリの場合は虫取り網の「網部分」をクルッと折り返しても、動きを止めて捕獲しておくことは難しいです。
必ず何らかの道具でつまんだ状態で運びましょう。
ゴキブリは虫取り網があれば余裕で退治できる理由
ここまで虫取り網でゴキブリを退治する方法をプッシュしてきましたが、それにはちゃんとワケがあります。
それは私みたいなゴキブリへの恐怖心が強くて、しかも運動神経が良くない人でも虫取り網でゴキブリを捕まえるのはカンタンだから。
ゴキブリって
- 生命力が強い
- 繁殖力が強い
- スピードで超速い
などなど「凄い虫・スーパーな虫」っていうイメージが強くないですか?
でも、実際に対決してみると、そうでもないんですよね。
視力は弱く、ほとんど飛べない!
ゴキブリの視力って人間で言えば0.1しかないので、物を避けるというより空気の動きを読んで危機回避するしかありません。
他の虫と同じ様に羽根はついているものの、華麗に舞うことはできず、高いところから地面へ滑空するのが精一杯。
しかも飛べるのはクロゴキブリだけで、チャバネゴキブリはそもそも飛べません。
おまけに前に進むこと(前進)しかできず、後ずさりは不可能。
だから長い柄の虫取り網をそっとかぶしてしまえば、ゴキブリの動きを止めるのなんて超カンタンなんですね。
虫取り網が不要になるゴキブリが出ない環境にしよう
虫取り網でゴキブリを捕獲・退治すると、ひとまず、その場はおさまります。
しかし、家の中にはまだ隠れている仲間がいるでしょうし、これから外から侵入してくるニューカマーもきっといるでしょう。
そんなこれから現れるゴキブリたちを未然に防ぐために、家全体をゴキブリが嫌う環境に作り変えてみてはどうでしょうか?
ゴキブリたちにとって居心地の良い環境とは、暖かくて湿気があって、なおかつ食料が豊富にある場所。
ですから、こういった条件に当てはまる部屋をひとつずつ改善していってみてください。
ゴキブリが嫌う環境にする6つのチェック項目
具体的なチェックポイントを6つ挙げたのが、こちら。
- 台所の生ゴミを溜めない・水気を残さない
- 風呂場の換気をよくして乾燥させる
- 排水溝の髪の毛や垢をこまめに掃除する
- 家電や家具で死角を作らない
- 家電や家具の隙間も掃除する
- 家の外にダンボールを重ねておかない
人間から見たらゴミに見えるものでも、ゴキブリにとっては貴重な食料になりえます。
たとえば石鹸カスや生ゴミ、人の髪の毛やフケなど。
ゴキブリが嫌いな環境をひとことで言えば、カラカラに乾燥して、寒くて、何も食べ物やゴミが落ちていない清潔な場所。
これは私たち人間にとっては、逆におおむね居心地の良い環境です。
とはいえ、一人暮らしだったりすると、押し入れに引越しの荷物をずっと置きっぱなしにしたり、掃除は週に一回やればいいほうだったり。
なかなか理想通りにはいかないものなんですよね……。
部屋にいるゴキブリを自動で退治する作戦
滅多に掃除もしない、部屋はいつも散らかっている、台所は食べ残しを朝まで置いてしまう……。
そんな私みたいなズボラな人間が住む部屋は、どうしたってゴキブリが出てしまうもの。
こうなるともういくら虫取り網で捕まえて退治しても、もぐらたたきのようにキリがありません。
毒餌剤(どくじざい)を使う
そこで私が実戦投入したのが毒餌剤(ベイト剤とも呼ぶ)です。
「コンバット」や「ブラックキャップ」という商品名を挙げれば「あー、あれか」とすぐわかりますよね。
初夏~秋にかけてテレビCMが流れるアレです。
私が好んで使っていて効果を実感しているのがブラックキャップ。
これって内容量が多くて、しかも安いので2箱くらいまとめて買って設置すれば、その年はもうゴキブリとご対面しなくて済みますよ。
一人暮らしの部屋なら
- 台所や洗面所
- リビングの四隅
- 玄関
- ベランダへ通じる窓の付近
この当たりを中心に置いておけばOK。
ブラックキャップの置き場所【完全版ガイド】26か所を解説
毒餌剤を設置して、それでも現れたゴキブリは虫取り網&殺虫スプレーで退治していけば、翌年もほぼ見かけることがなくなります。
ダブルで対策をしてみてくださいね。
まとめ
虫取り網でゴキブリを退治するための基礎知識をご紹介してきました。
ポイントだけをかいつまんで振り返ると
- 陸上の虫用の虫取り網が適している
- 柄が長く、網が大きくないタイプが良い
- ゴキブリを殺すための殺虫スプレーも用意する
- 死骸をつかんで捨てる道具も用意すべき
- 死骸を処理したあとは現場を掃除する
虫取り網のサイズ(リング部分の直径)が大きいものほどゴキブリは捕まえやすいですが、その分、捕まえた後に力が入れにくいため隙間からゴキブリが逃げやすいです。
反対にサイズが小さい虫取り網は捕まえにくいものの、その分、力を入れやすいので逃がしにくくなります。
私は低学年の小学生が初めて買うような小さめのサイズの虫取り網を使っていますが、柄の長さもちょうどよくて捕らえやすいです。
あまり大型の虫取り網を買ってしまうと、天井が低い家(部屋)では使いにくいと思います。
その分、天井に張り付いたゴキブリにも届きやすいので一長一短ではありますが……。
ゴキブリが天井に!7つの確実な退治方法を経験者が徹底解説
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