NHKがしつこいとき居留守でごまかす人がほとんどです。
ただ、本当にそれでいいのか?、居留守を使うと今後どうなるのか?不安な人も多いハズ。
そこで、この記事では
- しつこいNHKに居留守を使うメリット・デメリット
- NHK側の居留守に対する反応
- 居留守を続けるとどうなるか?
などなど、こんな情報をまとめました。
長年NHKの対処に知恵を絞ってきた管理人が体験談をもとにアドバイスしましょう。
NHKがしつこいとき居留守を使うメリット・デメリット
しつこく何度も訪問を繰り返すNHKに対して、居留守で対処するのはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
3つのメリット
- 面倒な対応をしなくていい
- NHK受信料を払わない理由を考えなくていい
- 無言で「契約拒否」の意思を示せる
一人暮らしする女性は特に突然やってくるNHKの契約スタッフ(大抵が中年男性)と、面と向かって話をするのは嫌ですよね?
さらに相手を納得させるような「受信料を払わない事情」を説明するのは大変……・。
その点、何度も居留守で押し通せば、言葉で話さずとも
私はNHKの受信料を払う気は断固ありません!
という堅い意思を示すことができます。
3つのデメリット
- これから先、何度も訪問する理由になってしまう
- ハッキリ断らないので不安感が残る
- 勘のいい人には居留守だとばれる
完璧に居留守をして「不在」だとNHKの人に信じ込ませることに成功しても、それで終わりではありません。
「明日いないなら、来週また来よう」
と何度も訪問する未来が確定しちゃいます。
NHKの受信料の契約を取るために訪問してくるスタッフは、一件契約が取れると営業成績として給料がプラスされる仕組み。
ですから、一度や二度、住人が不在ぐらいでは簡単に諦めたりはしません!
はっきりビシッと「払いません!」と伝えないがために、明日以降もNHKの訪問にビクビクと怯える日々が続くことになるんですね。
また、あとでくわしく説明しますが、中途半端な居留守は長年の経験を積んでいるNHKの人には簡単にバレる可能性が高いですよ。
NHKの受信料集金人は居留守に対してどう反応する?
NHKの受信料集金人は、居留守に対してどう反応するのでしょうか?
これはケースバイケースであり、その人(受信料集金人)によって対応は変わるので一概にはなんともいえません。
私が経験したり、世間の人の体験談を集めたところ、こんな様々な対応に分かれるようです。
- 一度引き下がって、時間を置いてから再訪問
- 玄関のチャイムを5分以上も鳴らし続ける
- 玄関ドアを何度も「ドンドン」と叩かれる
- 「○○さん、NHKです!」と玄関前で10分も叫び続ける
- チャイムを鳴らさず声も出さず無言でドア前に居座る
私の経験上、数回チャイムを鳴らして「不在だな」と諦めて、ポストに不在票を入れてあっさり帰る人がもっとも多いです。
しかし、なかにはチャイムを連打する人、大声で名前を呼びかける人などやっかいな人もチラホラ……。
もっと怖いのが無言で居座る人ですね。
こういうタイプもいるので、すぐ帰ったと油断してはいけません。
NHKに居留守をして無視し続けるとどうなる?
NHKの訪問に対して、居留守をし続けるとどうなるのでしょうか?
私の知り合いにNHKで長年、契約スタッフ(契約を取るための専門の人材)をしていた人がいます。
その人に質問したところ、だいたいこのような返答がありました。
住人が不在の部屋(家)には、時間帯を変えてみて在宅していそうな時間を狙って何度か再訪問する。
でも、数回行ってみて出てこないようなら諦める。
とのこと。
手慣れたNHKの人なら、住人が不在だった時間をメモしておいて、再訪問するときは時間をずらします。
昼にいなければ夜、夜にいなければ朝方というふうに。
そうして何度も訪問を繰り返すことで、住人を「捕まえよう」とするんですね。
ただ、彼らが受け持つ地域は広いため、たった一軒の家(部屋)に何度も足を運ぶヒマはありません。
それに単身者が多く住むようなアパート・マンションは契約率が低く、居留守を使う人も多いため、諦めるのも早いとか。
不在の人に対して「何回訪問するか」回数までは決めていないそうですが、せいぜい3ヶ月~半年もすれば諦めるようですよ。
その場合は、その時点でリセットされ、新たな契約スタッフの訪問が始まるのは仕方ありません。
NHKに居留守はばれるか?
先ほどの私の知り合いであるNHKの元契約スタッフによると、住人が居留守をしているか?チェックする項目があるそうです。
居留守がばれる在宅の5つの証拠
- 窓から部屋の明かりが外に漏れている
- テレビの音声が漏れて聞こえる
- 風呂のガス給湯器の作動音がする
- 電気メーターの回転が早い
- ドアスコープを覗き込む気配がする
明かりや物音に関しては、説明するまでもなく当然のこと。
盲点なのは、電気メーターとドアスコープ。
電気メーターとは、その家(部屋)の電気使用量を計測する装置で、電気を使用中だと透明なカバーの内部にある円盤が回転します。
家庭の家電は使っていないときでも「待機電力」をわずかながら使用するため、不在時でもゆっくりと回転しますが、在宅で何か電化製品を使っていると回転スピードが早くなります。
この円盤の回転スピードで不在か在宅か?判断できるんですね。
また、もうひとつ盲点なのが玄関ドアに付いているドアスコープ(のぞき穴)。
「誰が来たんだろう」と確認のために覗き込みますが、このときに住人の体によって部屋内部の光が遮られます。
この一瞬の光と影の気配で、勘のいいNHKの人なら「あ、いるな」と分かるそうですよ。
NHKに居留守を使うと訴えられる?
NHKの受信料の契約を迫るスタッフに対して、居留守を使うのは違法なことなのでしょうか?
いやいや、そうではありませんよ!
居留守は犯罪ではない!
結論から言えば「居留守」という行為をして、訪問者に対応しないのはまったく問題はありません。
罪悪感が生じるのは仕方ないですが、法に触れる行為ではないので犯罪ではありませんし、「出るも出ない」も一人ひとりの自由なんですよ。
契約前なのでセーフ
すでにNHKの受信契約を済ませたのに、受信料の支払いを拒否するために居留守を続けるのはさすがにまずいです。
ただ、現状はまだ契約すらしていない状態ですよね?
契約前とはこのような状態です。
- NHKの人にテレビ受信機器を所持していることを認める
- 受信契約の申込書に記入する
この2つをしていなければ、まだ「契約前」なので居留守を使っても問題はないでしょう。
しつこいNHKこそ迷惑防止条例違反
逆に何度もチャイムを鳴らしたり、扉を叩き続けたり、大声で名前を連呼するようなNHKの行為こそ問題になります。
犯罪と言えるほど大げさなものではありませんが、立派な「迷惑防止条例違反」に当たるでしょう。
迷惑防止条例とは「公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為」を取り締まるもの。
自宅アパートの玄関前で「迷惑だな」と思う行為を録画・録音した証拠を持って警察に行けば、話を聞いてくれるはず。
ただ、そうすると居留守がばれるという欠点はありますが……。
NHKの受信料集金人を居留守でやり過ごす方法
まず大前提として、夜間に居留守をするのは100%無理です。
部屋の明かりがどうしても外に漏れるので、在宅しているのはバレバレ。
もちろん、それでもすっとぼけて居留守をするのはかまいません。
ただ、その場合はチャイムを何度も鳴らされたり、名前を何度も呼ばれたりするのは覚悟しましょう。
ここからはあくまで昼間に居留守をする方法になります。
チャイムが「ピンポーン」と鳴ったら、次の手順で行動してください。
- テレビやステレオ(ラジオ)など音が出る機械を優先的に切る
- スマホをマナーモードにする
- 使っている電化製品の電源を切る
- 物音を立てないように息を潜める
まず音の出る機械の電源をすべて落とし、スマホが鳴らないようにマナーモードにします。
次に、冷蔵庫など常時電源が入っている機械は除いて、他の電化製品も電源を落としましょう。
電気メーターが各部屋の玄関ドアの上や横などに設置してあるアパートの場合、すぐに電気の使用状況がチェックされますからお急ぎください。
そして、あとはなるべく物音を立てないように静かに息を潜めて、NHKの人が立ち去るまで待ちます。
オートロックの場合
オートロックのマンション・アパートの場合、玄関前までNHKの人が来られないので、居留守はしやすいはず。
それに電気メーターもチェックできないので、電気の使用状況で居留守がバレる心配もありません。
ただ、建物の外から
あの住人の部屋は○階の○○号室だな!
と当たりが付けられるので、夜間に電気を付けていたら在宅しているのがバレるのは覚悟しないといけませんね。
NHKに居留守がバレたり耐えられず出てしまったときの対処法
部屋に電気を煌々と灯していて、しかもテレビを大音量で付けていた……。
そんな居留守がバレバレの状況にNHKの訪問を受けたり、長く居座れて耐えられずギブアップしてドアを開けてしまった場合。
そんなときどうやって受信契約をしないで、NHKの人のお引取り願えるか、その対処法は以下の2つ。
- 「いま手が離せないのでまた今度来てください」と断る
- 「私はこの部屋の住人ではないから分からない」と白を切る
ようはその日だけはなんとか誤魔化して、再度また訪問してきたときに徹底して居留守を使えばいいんです。
事前に心構えをしておけば、どれだけ心が揺らごうと毅然と居留守を貫けますから。
NHK受信料の断り方【アパート版】100%追い払えるセリフ
NHKに居留守がバレたほうがいい理由とは?
居留守の何が辛いかというと、嘘をついている罪悪感と「バレないかな……」という不安感ですよね?
でも、いっそ開き直って「居留守がバレてもいい」と思うくらいでいいですよ。
NHKのスタッフにしてみれば
- 「いつ来ても居留守を使う要注意人物だ」
- 「居留守をしてるけど、隠す気もないな」
- 「こいつはハナから契約する気がないな」
こう解釈して、早々と支払いの契約を諦めるでしょうから。
何度も長期間に渡ってNHKが再訪するのは、脈があると思う世帯だけ。
実は完璧に居留守を続けていると、「今日こそはいるだろう」と相手に希望を抱かせるだけです。
バレてもいいくらいの気持ちで雑に居留守を使って、ドーンと構えているくらいでちょうどいいでしょう。
まとめ
NHKがしつこいので居留守をすると、3つのメリットがあります。
- 面倒な対応をしなくていい
- NHK受信料を払わない理由を考えなくていい
- 無言で「契約拒否」の意思を示せる
ただし、こんな3つのデメリットもありますよ。
- これから先、何度も訪問する理由になってしまう
- ハッキリ断らないので不安感が残る
- 勘のいい人には居留守だとばれる
NHKの契約スタッフのなかにはたちの悪い人もいて、居留守だと明らかに分かる人にはこんなしつこい対応をします。
- 一度引き下がって、時間を置いてから再訪問
- 玄関のチャイムを5分以上も鳴らし続ける
- 玄関ドアを何度も「ドンドン」と叩かれる
- 「○○さん、NHKです!」と玄関前で10分も叫び続ける
- チャイムを鳴らさず声も出さず無言でドア前に居座る
居留守がバレるのは、こんな理由から。
- 窓から部屋の明かりが外に漏れている
- テレビの音声が漏れて聞こえる
- 風呂のガス給湯器の作動音がする
- 電気メーターの回転が早い
- ドアスコープを覗き込む気配がする
これを踏まえて、居留守をバレないようにするには
- テレビやステレオ(ラジオ)など音が出る機械を切る
- スマホをマナーモードにする
- 使っている電化製品のすべて電源を切る
- 物音を立てないように息を潜める
こうやって対処しましょう。
ただ私の個人的な意見で言えば、いっそ居留守はバレたほうがスッキリします。
「こいつは居留守をして払う気がないな」と無言で相手にメッセージが送れますから。
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