実家に帰りたくないな……
ってグチる一人暮らしの知人は多いですね。
口には出さないけど内心そう思ってる大学生や独身の人は、意外と多いのかも?
「毒親だから」とか「家が汚いから」とか理由は様々なんでしょう。
そこで、この記事では
- 「一人暮らしが実家に帰りたくないワケ」
- 「帰省しない上手な言い訳」
- 「帰らないのは親不孝なこと?」
など、たまに嘘をついて長期休暇でも帰省しない管理人(40代)がご紹介します。
一人暮らしの人ってみんなちゃんと実家に帰省している?
私のまわりの一人暮らしをしている人にリサーチすると、みんなそれぞれ帰省する頻度はバラバラでした。
多い順で並べると、このような感じです。
- 8月のお盆休みと年末年始(正月休み)だけ帰る派
- ほとんど帰らない派(年齢層が高いほど)
- GWや三連休にも帰る派
- 月に1回は必ず帰る派
お盆と年末年始だけは、仕方ないから実家に帰る人が多数派。
10代~20代前半の人は頻繁に帰省しますが、30代~40代になると頻度が減って、ほとんど帰省しない人もチラホラいますね。
一人暮らしが実家に帰りたくない9つの理由
じゃあ、どうして実家に帰りたくないのか、私や知人に聞いてまわった「一人暮らしが帰省したくない理由」がこちら。
- 実家まで遠くて時間がかかる
- 恋人の有無を訊かれたり結婚の話をされる
- 仕事や生活のことで小言を言われる
- 準備するのが面倒
- 交通費がかかる(高い)
- 実家が汚い
- 親や兄弟姉妹と仲が悪い
- 地元の友達に会いたくない
- 実家でやることがなくて暇
「でしょうね」と思うものから、自分では想像できない理由まで9つも挙がりました。
実家まで遠くて時間がかかる
地方から東京など都会に出てきた人は、これが真っ先に浮かぶようですね。
新幹線ならともかく、飛行機じゃないと実家に帰れない人もいて、そりゃ変えるのが億劫だろうなぁと同情しちゃいます。
北海道から福岡に出てきた人なんか、列島横断の旅ですものね。
恋人の有無を訊かれたり結婚の話をされる
はい、これは正直辛いですね。
ずっと恋人がいない人とか、30代を過ぎても独身の人だと辛いものがあります……。
親は悪気がなく訊いてくるんでしょうけど、正直いって迷惑このうえない。
さらに最悪なのはお見合いの話をもってくるとか、考えるだけでうんざりします。
仕事や生活のことで小言を言われる
いつまでもフリーターをしている人とか、職を転々としている人はとくに古い考えの親世代からすると、文句のひとつも言いたくなるのは当然です。
ただ、言われる方は腹が立つだけ……。
また、生活面でも
- ちゃんとご飯を食べているか?
- 掃除は行き届いているか?
- 周りの人に迷惑をかけてないか?
なんてことまで心配されるのは、もういい歳になった大人には鬱陶しいだけです。
準備するのが面倒
モノグサな私みたいなタイプだと、実家に帰るための準備が面倒で仕方ありません……。
着替えを詰めて、スマホや充電器も忘れずに!とか、あーめんどい
日帰りできる距離ならいいですが、帰省はほとんどの人が泊りがけなので用意するものはたくさん。
楽しい旅行ならともかく、帰省は義務感から行くという人にとっては、腰が重いはず。
交通費がかかる(高い)
一人暮らしの部屋から電車で30分とか、それくらいの距離なら懐は痛みません。
でも、距離が離れるほど比例して交通費は高くなります。
まさか親に「実家に帰るための交通費をくれ」とは言えませんから、全額自己負担が当たり前。
お金に困ることが多い20代のうちは、かなり負担になりますよね。
実家が汚い
築年数が新しくてキレイ目のアパートで一人暮らしをすると、急に実家が汚くみえてくるものです。
築20~30年とかそんなに古い家じゃないのに、一旦離れて暮らしてみると
こんな汚い家に住んでいたのか
とカルチャーショックを受けませんか?
内装も古臭くて、しかも自分の部屋が知らない間に物置になっていたり……。
親や兄弟姉妹と仲が悪い
毒親というほどじゃないにしろ、どうも親とは昔から仲が悪い。
おまけに兄弟や姉妹とも馬が合わない。
という人も多いようで、どうせ実家に帰ってもギスギスした雰囲気になるのは目に見えていたら、気が乗らないのは当然でしょう。
いったい何のために帰省するのか、分からないですよね。
地元の友達に会いたくない
地元に帰って懐かしい友達と会えるのを楽しみにする人がいる一方、ぜんぜん会いたくない人もいたり……。
みんながみんな地元愛が強いわけではなく、逃げるように地元から離れて一人暮らしを始める人だって珍しくありません。
田舎ほど情報の伝達が速く、帰省したことがまわりにバレやすいので、余計に帰りたくなくなるでしょう。
実家でやることがなくて暇
実家では部屋にテレビがなくて、あるのは居間だけ。
居間では親がテレビを独占しているので、自由に見られない。
ネット回線も自分がいなくなったあと解約しているから、パソコンも使えない。
仕方なくやることといえばスマホをいじるくらいで、やることがなくて暇……。
せっかくの休日なのに、実家でつまらない時間を過ごすと想像すると帰省する気持ちはしぼんでしまいます……。
実家に帰らない一人暮らしは許される?親不孝?
最近は「帰省スルー」とか「若者の実家離れ」なんて言葉が生まれるように、実家に帰らない若者が増えているようです。
私個人の意見を言えば
- お盆休み
- 正月休み
この2つの長期休暇くらいは無理をしてでも帰省して、親に顔を見せるべきだと思います。
この時期は先祖のお墓参りなど、単に親に対してだけでなく先祖への礼という意味もありますから。
年2回の帰省が無理なら、年に1回でも構わないと思います。
もちろん、親との仲が険悪だとか、交通費が工面できないなど理由があれば別ですが。
一人暮らしが実家に帰省しないで済ます3つの言い訳
精神的にどうしても気分が乗らないときは、こんな言い訳で実家に帰るのを断ってみましょう。
- 仕事がある(バイトのシフト・時給が良いバイト)
- 出費が重なって交通費がない
- 友達と旅行に行く予定がある
一人暮らしと言っても、大学生や社会人など生活環境はさまざま。
いまの自分にあった「しっくりくる言い訳」にアレンジしてみてください。
仕事がある(バイトのシフト・時給が良いバイト)
社会人なら家に持ち帰った仕事がたくさんあるとか。
大学生でバイトをしているなら、シフトが入っていて帰省する余裕がないとか。
あとは、お盆休みや年末年始は時給が良いバイトが多くて、しっかり稼ぎたいから帰るのをやめたいとか。
こんな理由なら立派な大義名分となるので、親としても
しょうがないわね……
と引き下がるしかないでしょう。
出費が重なって交通費がない
- 友達の結婚式があった
- 会社の先輩に不幸があった
- 車やバイクが故障して修理費が高くついた
などなど、急な出費があったので、とても帰省する金銭的な余裕がないという理由です。
親のほうからお金を工面する提案があっても、そんな恥ずかしいことはできないとカッコつけて断ってしまえばOK。
友達と旅行に行く予定がある
友達がどうしても一緒に旅行に行こうと誘ってきて、断りきれなくてさ……ごめん。
など自分が旅行に行きたいというのではなく、あくまで「付き合い」で行くのでスケジュール的に帰省できないという理由。
嘘をつくのが後ろめたいなら、本当に友達を誘って旅行に行ってしまえばいいのでは?
実家に帰らなかったときの罪悪感を解消する方法
「実家に帰らない」と決めたあとでも、心はスッキリしないはず。
理由は様々あれど、親不孝をしているような罪悪感は拭えないでしょうから。
そんなときは、こんなことをすると気持ちが楽になりますよ。
- 電話をする
- 贈り物をする
電話をする
「悪いけど、帰省できない」と事前に伝える電話は当然のこととして、休み期間中(お盆の頃や新年が明けた元日など)に、あらためて電話をします。
親の体を気遣ったり、近況を話せば喜んでもらえるでしょうし、安心してもらえるはず。
できればビデオ通話で顔を見せるといいでしょう。
贈り物をする
お土産が持ち帰れない代わりに、両親が好きそうなお菓子などを宅配便でおくってあげてみては?
楽天市場などで直接実家に送れば手間がかからずラクですよ。
実の親子でも成人すれば、それくらいの心遣いをするのが当然です。
まとめ
- お盆休みとお正月休みの年2回帰省する人が多い
- 特別な理由がない限り年1~2回は帰省すべき
- 実家に帰りたくない理由は人それぞれ多種多様
- 帰りたくない場合は「仕事・金・友達」を理由にすると良い
- 帰省しない場合は電話と贈り物をしよう
親と子の関係も独立して一人暮らしを始めると、ちょっとだけ関係性が変化します。
もう実家ではくつろげないし、なるべく寄り付きたくない人もいるかもしれません。
でも、そこはちょっと我慢して親孝行のために、たまには帰ってあげてくださいね。
コメント
結局帰るよう強要してて草
強要する気はありませんが、親の気持ちを思うと帰省してあげたほうがいいかなぁ……というのが私の意見です。