一人暮らしで揚げ物をしないのは、ぜんぜん変じゃありません。
私も「普通の揚げ物」はしませんし、友達に聞いてもやってる人のほうが少ないですから。
ここでは、そんな
- 一人暮らしが揚げ物をしない理由
- めんどくさい揚げ物を楽にする方法
など、一人暮らしを始めて、揚げ物をするかどうか迷ってる人にヒントを提供します。
きっぱり揚げ物を諦めるか、それともやっぱり頑張って調理するか判断材料になりますよ。
一人暮らしが揚げ物をしない7つの理由
一人暮らしをする人が揚げ物をしないのは、こんな7つの理由があるからです。
- 油がもったいないし買ったほうが安くつくから
- 後片付けが面倒くさいから
- 台所のコンロ・換気扇・壁が油ハネで汚れるから
- 一人で揚げ物をするのが怖いから
- 専用のフライ鍋か底が深い中華鍋が必要だから
- 使い終わった油を捨てるのが大変だから
- 外食で揚げ物をさんざん食べてるから
私も最初は自炊をはりきって揚げ物にも挑戦したんですが、だんだんと負担になってやらなくなっちゃったんですね。
揚げ物に手を出す前に、その大変さとかデメリットを知っておいてください。
油がもったいないし買ったほうが安くつくから
揚げ物に使う油(サラダ油)は、3~4回使うのが限度。
つまり3~4回使ったあとは、捨てなくちゃいけないわけです。
1リットルのサラダ油(約200円)をたったそれだけの回数で「使い捨て」にすることに。
だから揚げ物って贅沢な調理方法だと思いませんか?
だったら、スーパーで売られているお惣菜の天ぷらやとんかつ、唐揚げを買ったほうがコスト的に節約になるのは当然ですね。
後片付けが面倒くさいから
揚げ物はとにかく後片付けが面倒くさいです……。
後片付けの工程を並べると、こんな感じ。
- 冷めた揚げ油を保存するためにオイルポットに注ぐ
- 天ぷら鍋(揚げ物用の鍋)を洗う
- 油を切るためのバットを洗う
- 周囲に飛び散った油を拭く
大量の油を使うため、天ぷら鍋を洗うのがまず面倒。
しかも、揚げたあとの揚げ物の油を切るためのバットも洗わないといけません。
さらに揚げ物をすると周囲に油が飛び散るので、軽い拭き掃除も必要。
これを怠ると後々大変なので。
台所のコンロ・換気扇・壁が油ハネで汚れるから
揚げ物をしたあと、周囲に飛び散った油を拭き取らないと、どんどんベタベタした汚れが蓄積します。
ガスコンロだけじゃなく、コンロの周りの壁から換気扇までベッタリ……。
一人暮らしだと住むのは賃貸アパートでしょうから、汚したら汚しっぱなしというわけにはいきません。
揚げ物をしたら毎回ちゃんと掃除をしないと、退去時に大変な手間がかかりますよ。
一人で揚げ物をするのが怖いから
食材によりますが、ほとんどの揚げ物はパチパチと油がはねます。
親が揚げ物をする姿をそばで見ていた人は、自分ひとりでアレをやるのは怖いから、最初から敬遠してもおかしくありません……。
「そういうものだ」と慣れてしまえばどうってことありませんが、最初のハードルは高いですよね。
専用のフライ鍋か底が深い中華鍋が必要だから
ちゃんとした揚げ物をするには、こんな道具が必要です。
- 専用のフライ鍋(または底が深い中華鍋)
- バット
- オイルポット
バットは、揚げたフライの油を切るための金属のトレイ。
オイルポットは、使った油を保存するために必要。
できるだけ生活道具を少なくしたいミニマリスト志向の人にとっては、余計な存在でしょうね。
定期的に引越しを繰り返す人もできるだけ身軽でいたいでしょうから、フライ鍋なんて所持したくないのは当たり前です。
使い終わった油を捨てるのが大変だから
揚げ物に使ったサラダ油は、そのまま台所の流しに捨てることはできません。
- 油を固める製品を買って、固めて燃えるゴミに出す
- 新聞紙等に吸わせて、燃えるゴミに出す
以上のどちらかの方法で捨てる必要があります。
基本的に揚げ物の油の量は、一人暮らしだろうが大家族だろうが、それほど差はありません。
買うのもコストがかかりますが、捨てるのもけっこう手間がかかるんですよ。
外食で揚げ物をさんざん食べてるから
揚げ物は言うまでもなく高カロリー料理。
何かと外食をする機会が多い一人暮らしの人間は、外で揚げ物を食べる機会も自然と多くなります。
スーパーやコンビニのお弁当も揚げ物が入っているものが多いですよね。
そこへさらに自炊でも揚げ物をして食べたら、太ってしまうかもしれません。
だから健康面に配慮して家では揚げ物をしない人も少なからずいるでしょう。
一人暮らしがめんどくさい揚げ物をラクに調理する方法4選
揚げ物は、面倒くさいし、怖い……。
でも、揚げ物をどうしても食べたいときってありますよね?
かといって市販の唐揚げとかトンカツは揚げてから時間が経っていて美味しくない……。
そんな人におすすめしたいのが、アレンジしたこちらの4つの調理方法です。
- 少量の油で揚げ焼きをする
- 電子レンジで唐揚げを作る
- ノンフライヤーを使う
- 電気フライヤーを使う
少量の油で揚げ焼きをする
揚げ物って「大量の油が必要だ」っていうイメージが強いですが、実は少量の油でもできるんですよ。
こちらの動画では大さじ3の油で、カラッと揚がる唐揚げを作っています。
揚げ物用の鍋は不要で、普通の底が浅いフライパンで調理できます。
大量の油を用意したり保存したりする手間も不要ですし、使った調理器具を洗うのも格段に楽チンですよ。
電子レンジで唐揚げを作る
フライパンすら使いたくないというズボラな方は、電子レンジだけで唐揚げを作ってみましょう。
こちらの動画では加熱時間7分だけで、完成。
油で揚げたようなカリッとした食感はないですが、その分、油がカットされるためヘルシー!
カリッとさせたいなら更にこのあとトースターで加熱するといいですよ。
ノンフライヤーを使う
数年前にちょっとしたブームになった「ノンフライヤー」をご存知でしょうか?
「揚げないで揚げ物を作る」ための調理家電です。
こちらの動画では、トンカツを15分で「揚げる」様子が見られます。
トンカツ以外にも唐揚げやフライドポテトなどを油を使わないで調理できるスグレモノ。
ただ、天ぷらみたいな衣がドロッとした料理には向きません。
有名メーカーのノンフライヤーは2万円前後しますが、無名メーカーの商品なら1万円以下で買えるようになってきました。
電気フライヤーを使う
ちゃんとたっぷりの油で揚げた唐揚げが食べたい!
揚げ物をしないのは、後片付けが面倒だから!
という人にピッタリなのが「電気フライヤー」です。
電気フライヤーとは、卓上でコンパクトに揚げ物ができる調理家電のこと。
電気フライヤーの良いところは、揚げたあとの油をオイルポットに移す必要がなく、そのまま保管できる点。
こちらの動画ではフライドポテトを揚げています。
冷凍食品のチキンナゲットやコロッケなどを夕食のおかずに欲しいときに重宝するはず。
電気フライヤーは象印など大手メーカー品は6000円前後しますが、無名メーカー品なら3000円前後で購入できます。
揚げ物をしたくない人が家でアツアツのフライを食べる方法
あえて自分で揚げ物をしなくても、家でアツアツのフライを食べる方法はあります。
- コンビニのホットスナックを購入する
- お惣菜の揚げ物を購入しトースターで温める
- 冷凍食品のフライを購入し電子レンジで加熱する
コンビニのホットスナックやお惣菜の揚げ物を、家のトースターで温め直せばアツアツに。
また、いまは冷凍食品のフライ物も充実していて、こちらは電子レンジで軽くチンすればアツアツで食べられます。
まとめ
一人暮らしが揚げ物をしないのは、こんな理由からでした。
- 油がもったいないし出来合いを買ったほうが安上がり
- 後片付けが面倒くさい
- コンロ・換気扇・壁が油で汚れる
- 油ハネが怖い
- フライ鍋か中華鍋が必要
- 油を捨てるのが大変
- 外食で揚げ物を食べてるから
私はいつも少量の油で揚げ焼きをしています。
このやり方なら、油も少なくて済むし、油ハネも少ないし、後片付けも断然ラク!
どうしても家で揚げたてが食べたい人は、この方法がおすすめです。
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