- 灯油はどこで買える?
-
- ホームセンター
- ガソリンスタンド
- お米屋
- 巡回販売の業者
- 宅配サービス
- コンビニ(寒い地域限定)
以上、合計6箇所の販売店とサービスです。
石油ストーブや石油ファンヒーターの燃料が「灯油」。
寒い地域に引越しをして人生で初めて必要になったり、一人暮らしを始める人にとってはどこで買えるのか分かりませんよね?
そこでここでは
- 灯油はどこで買えるか販売店の紹介
- 初めて灯油を買う際の基礎知識
をまとめました。
灯油はどこで買える?
灯油を購入するルートは、この3種類あります。
- 販売店へ買いに行く(ホームセンター・ガソリンスタンド・米屋・コンビニ)
- 巡回販売する業者(トラック)を呼び止めて買う
- 宅配サービスに注文し自宅に届けてもらう
この3つの灯油を買える場所(ルート)をそれぞれくわしくご紹介しますね。
販売店へ買いに行く
灯油の販売店へ自分で買いに行くなら、この4つから選びましょう。
- ホームセンター
- ガソリンスタンド
- 米屋
- コンビニ(寒い地域限定)
ホームセンター
DIY用品から家庭用品まで幅広く扱うホームセンターでも灯油が買えます。
大手ホームセンターといえば、こちら。
- コメリ
- ナフコ
- コーナン
- カインズ
- DCMホーマック
- アストロプロダクツ
- ケーヨーデイツー
- ダイキ
- ジュンテンドー
- ジョイフル本田
ホームセンターで買うメリット・デメリットがこちら。
メリット | 他の買い物も一緒にできる |
デメリット | 駐車場まで自力で運ぶ必要がある |
日用品を買うついでに灯油も買える点は便利。
ただ、ホームセンターの店頭で灯油を買ってから、駐車場に停めてある車までヨイショヨイショと運ばないといけない点は不便。
女性にはちょっときついかも。
【ホームセンターで灯油を買うレポ】
ガソリンスタンド
お店の人に給油してもらう通常のガソリンスタンドはもちろん、自分で給油するセルフスタンドでも灯油が買えます。
ガソリンスタンドで灯油を購入するメリット・デメリットがこちら。
メリット | ・車の給油のついでに買える ・運ぶ距離が短い |
デメリット | セルフの場合、慣れないとアタフタする |
通常のガソリンスタンドなら、ガソリンを入れてもらうのと同様に
灯油を○○リットル入れてください
と店員に頼めば、すべてやってくれます。
しかし、セルフの場合は灯油に関してもセルフサービス。
どの給油機で、どうやって入れたらいいのか、慣れるまでは手間取るのはちょっと難点ですね。
【現金で灯油を入れる様子】
ただ、上記の動画のように基本的にガソリンを入れるのと変わりません。
- 支払い方法を選択
- 買いたい量(または金額)を選択
- 料金を支払う
- ノズルをつかんで灯油タンクに差し込む
- 規定の量で自動的にストップ
たったこれだけなので、慣れたらどうってことありませんよ。
米屋
意外な場所では、街のお米屋さんでも灯油が買えます。
米屋が灯油を売っていることに違和感をおぼえますが、こんな理由があるんですよ。
- 昔は免許を持たない主婦が多く町中の米屋で販売するメリットがあった
- 昔は米を炊く燃料として薪や炭を販売していて、それが灯油に変わった
- 米の配達するため重い灯油の配達(販売)にも都合がよかった
いろんな説がありますが、今では米よりも利幅が取れる存在になっているとか。
米屋で灯油を購入するメリット・デメリットがこちら。
メリット | ・すべておまかせでやってくれる安心感 ・気軽に話しやすい ・地元の発展や維持に貢献している満足感 |
デメリット | ・米屋がある街が減っている ・すべての米屋で扱ってるとは限らない |
そもそも私の住む街にはもう米屋がありません……。
かなり地域限定の買える場所ですね。
コンビニ(寒い地域限定)
寒い地域のコンビニエンスストアでも灯油が買えます。
私が調べた限り
- 北海道
- 青森県
の2つのエリアのみで販売されているようです。
北国あるある
コンビニで灯油が買える pic.twitter.com/OGE3xsfbTC
— イクシル (@ixl_jp) December 29, 2021
コンビニで灯油を購入するメリット・デメリットがこちら。
メリット | ・24時間いつでも買える ・店舗が家から近い場所にある |
デメリット | 買える地域が限られる |
北海道では当たり前の風景のようですが、青森県では一部のみという情報も。
どちらにしろ、関東や関西など南の地域ではぜったいにあり得ない光景ですね。
巡回販売する業者(トラック)を呼び止めて買う
12月から3月下旬にかけて、灯油を巡回販売するトラックが住宅街を走ります。
私の地方では週に一回「風の又三郎」の童謡にのせて、灯油販売を知らせる録音した音声が聴こえてきますね。
ドアから顔を出してトラックを呼び止めると、灯油ポリタンクに業者が望みの量だけ灯油を入れてくれます。
灯油を巡回販売する業者(トラック)から購入するメリット・デメリットがこちら。
メリット | 運ぶ手間が不要 |
デメリット | ・価格が割高 ・買えるのは週に1~2回がせいぜい |
各地域ごとに
- 週1回~2回くらい
- 決まった曜日
に巡回してくれるため、そのタイミングを逃すと買えない不便さはあります。
ただ、定期的に家の前を回るので事前に予約する必要もなく、運ぶ手間もなく買えるのは嬉しいポイント!
宅配サービスに注文し自宅に届けてもらう
電話やネットから注文すると、家まで灯油を届けてくれる「灯油宅配サービス」があります。
日本の各地域にある
- ガソリンスタンド
- 大手スーパー
- ホームセンター
- ガス会社(プロパンガス会社)
- 個人商店の米屋
等で受け付けていますよ。
宅再サービスで灯油を購入するメリット・デメリットはこちら。
メリット | ・運ぶ手間が不要 ・欲しいときに注文できる |
デメリット | ・配送料が上乗せされる分、割高になる |
お住まいの地域でどの販売店が行っているかは、以下の検索ワードでグーグル検索してみましょう。
大手では以下の販売店が全国の広い地域で行っています。
【コメリではスマートフォンから注文可能】
なお、イオンの灯油宅配サービスでは北海道から東北~中部地方を中心にサービスを展開しています。
【初めて灯油を買う基礎知識】買い方&必要なモノ
ここからは人生で初めて「灯油を買う」方のために、店の選び方から買い方、必要なモノまでご紹介します。
灯油を買うのに必要なモノ
灯油を買うためには、以下の3つが必要になります。
- 灯油ポリタンク(灯油缶)
- 軍手
- シート
灯油ポリタンクは灯油を入れる容器なので絶対必須ですね。
軍手は灯油ポリタンクを持って運ぶためにあったほうがいいでしょう。
手に灯油臭さが移るのを防いでくれます。
もし自動車で灯油を買いに行く場合は、灯油ポリタンクの下に敷くシートが必要。
どんなに気をつけても灯油は下にこぼれて、灯油臭くなりますから……。
小さめのレジャーシートやブルーシート、お金を節約するなら古新聞でもOKです。
灯油ポリタンク(灯油缶)の数量&選び方
灯油ポリタンクの容量(大きさ)は数種類ありますが、18リットルの製品が一般的な標準サイズです。
灯油ポリタンクの色は「赤」と「青」があります。
東日本では「赤」、西日本では「青」が主流であり、どちらも性能的な差はありません。
一人暮らしなら灯油ポリタンクはひとつ用意し、18リットルずつ買う人が多いですが
- 寒い日が続き使いすぎて予定より早く無くなる
- 頻繁に買いに行く/宅配してもらうのは面倒
といった理由から、できれば2つ用意して、1つをストックしておくと便利です。
灯油18リットルの重さ
灯油18リットルが入った灯油ポリタンク1缶の重さは
- 灯油:約14.4kg
- ポリタンク:約1kg
以上の合計で約15.4kgもあります。
お米10kgと5kgを合わせたのと同じくらいの重さ!
相当な重量なので男性でも持ち運ぶのはちょっと大変、女性はかなり大変です……。
女性の場合、ホームセンター等の店頭で買ってから駐車場に停めたクルマまで運ぶにはこういうキャリーカートが必須でしょう。
灯油はどこで買うのが便利?
灯油は約15kgあるため、人力で長距離を持ち運ぶのは無理ですし、自転車に載せるのも大変危険。
ですから、販売店へ足を運んで買う場合は自動車での運搬が必須です。
自家用車を持っている人
自家用車を持ってる人は
- ホームセンター
- ガソリンスタンド
- お米屋
- コンビニ
などの候補から、家から近く販売価格が安い店を選んで購入できますね。
自家用車がない人
自家用車がない人は
- 巡回販売の業者
- 宅配サービス
のどちらかに頼らざるを得ません。
灯油はどこが安い?
肝心な灯油の販売価格ですが、これは地域や時期、または各販売店によってマチマチ……。
現在は1リットル当たり100円~85円くらいが相場でしょうか。
私の実感で灯油が安い店舗を順番に並べるとこうなります。
- ガソリンスタンド(セルフ)
- ホームセンター
- ガソリンスタンド(通常)
- 巡回業者/宅配サービス
- 米屋
セルフのガソリンスタンドは他店との価格競争が激しいうえに、店員がいないぶんコストカットされるので最も安く買える印象。
一方、個人商店の米屋はどうしても割高になる気がします。
ただ、常連になって顔なじみになると無料で宅配してくれるなど、個人店ならではの良さもあるので一概にダメとはいえないですね。
まとめ
灯油はどこで買えるかというと
- ホームセンター
- ガソリンスタンド
- お米屋
- 巡回販売の業者
- 宅配サービス
- コンビニ(寒い地域限定)
この6つから選ぶことができますよ。
家族の人数が多く灯油をたくさん使う家庭なら、セルフのガソリンスタンドがお勧め。
一人暮らしで少量しか使わず、また車を持っていない場合は宅配サービスを選ぶのがベストだと思います。
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