一人暮らしを始めるけど、電子レンジって本当に必要なのかな?
いま家にあるけど、ほとんど使わないから捨てようかな……?
電子レンジを使わない人や、使わない国もあるって聞くけど?
などなど、電子レンジの存在に疑問を持っていませんか?
そこで、ここでは
- 電子レンジがいらない人の条件
- 私が電子レンジは絶対に必要だと思う理由
- 多機能の電子レンジはいらないワケ
こんな情報をまとめてみました。
私は電子レンジが無い生活をしたことがありますが、自分にとっては「絶対に必要だ」と買ってから強く実感したんですね。
この記事を読めば、あなたにとっては必要かどうか、判断材料になるはずですよ。
電子レンジがいらない人の9の条件
家(部屋)に電子レンジなんて無くても生活していける人は、こんな9つの条件に当てはまる人です。
- お弁当はコンビニで温めてもらう派
- レトルト食品は湯煎で温める派
- 自炊した料理をあとで温めて食べることがない
- 電子レンジ専用の冷凍食品は食べない
- ご飯を冷凍して食べない
- 電子レンジで調理する料理は作らない
- 冷凍した食品(料理)は自然解凍させる
- 中華まんの温めは蒸し器を使う
- 電子レンジで調理するグッズの便利さを知らない
ざっくりまとめると、基本的にほとんど自炊はせず買ってきた弁当類を食べるだけで、家には食べ物を保存しないタイプですね。
では、それぞれこまかく見ていきましょう。
お弁当はコンビニで温めてもらう派
コンビニでお弁当を買うと
こちらのお弁当は、温めますか?
と訊かれるので、必ず温めてもらい、すぐに食べてしまうタイプ。
すぐに食べないで冷めた場合でも、気にしないで美味しく食べられるタイプ。
こんな食事スタイルの人なら、家でチンする必要もないので電子レンジは不要です。
レトルト食品は湯煎で温める派
レトルト食品は電子レンジで温めるのが楽ちんです。
たとえば、こんなレトルト食品は一人暮らしの味方なので食べる機会が多いはず。
- サトウのごはん(パック入りご飯)
- レトルトカレー
- レトルトパウチの中華丼や麻婆豆腐
でも、湯煎で温めるほうが美味しく感じるとか、手間がかかるのは気にしない人は電子レンジはいりません。
自炊した料理をあとで温めて食べることがない
一応、自炊はするけれど
- 料理を食べ残して後で温めて食べる
- 大量に作り置きをして後で温めて食べる
このような習慣がない人もいます。
最悪、鍋やフライパンに戻して温め直すこともできますし、それを面倒に思わない人なら電子レンジは不要でしょう。
電子レンジ専用の冷凍食品は食べない
最近の冷凍食品のなかには、「電子レンジ専用」の商品もたくさんあります。
そんな商品は最初からお断りだし、そもそも冷凍食品自体をあんまり食べない人なら電子レンジはいらないですよね。
ご飯を冷凍して食べない
一人暮らしをする人の中には、ご飯を大量にまとめて炊いて、それを冷凍しておく人もたくさんいます。
そんな冷凍ご飯を食べるときは、一食分ずつ「電子レンジでチン!」と解凍するのが当たり前。
でも、そんな習慣がなければ不要に感じるのは当然ですね。
電子レンジで調理する料理は作らない
料理の中には、電子レンジで加熱する工程があるレシピもたくさんあります。
大抵は時短のためだったり、作業を簡素化するために電子レンジを使います。
でも、あえてそのレシピを選ばなくても他にいくらでもレシピは転がっていますから、そのために電子レンジを買うのも馬鹿らしい気がしますね。
冷凍した食品(料理)は自然解凍させる
買ってきた食材や作った料理を腐らせず長期保存するために、冷凍するのは賢い手段。
そうした食品(料理)を短時間で解凍するには、電子レンジがもってこい。
でも、冷蔵庫で時間をかけて自然解凍する手もあるので、必ずしも電子レンジが必須というわけではありません。
中華まんの温めは蒸し器を使う
秋から冬にかけては、中華まんの季節。
袋に入った肉まん・あんまんを買ってきて家で温めて食べる人も多いですよね。
中華まんの温めは、電子レンジでチンするのが最もカンタン。
しかし正直言って、電子レンジで温めると固くなったりして、美味しくありません……。
本当に美味しく温めるなら、やはり昔ながらの蒸し器を使うのが一番です。
電子レンジで調理するグッズの便利さを知らない
電子レンジでいろんな料理を作れる便利グッズが人気です。
たとえば、以下の2つは定番でしょう。
- 電子レンジでパスタを茹でるグッズ
- 電子レンジでゆで卵を作るグッズ
でも、こんな便利グッズの存在を知らなければ、電子レンジを欲しいとは思わないはず。
また、そんなグッズなんて使いたくない人も「電子レンジはいらない」って思うのは普通のことですね。
電子レンジを持たない4つのメリット
電子レンジを持たない(買わない)のは、こんな4つのメリットがあるんです。
- キッチンのスペースが増える
- 掃除する手間が不要になる
- 冷蔵庫に買い置きする食品が少なくなる
- 家財道具が1つ減るから引っ越しが楽になる
ミニマリストは持ってない人も多いらしいですが、たしかに家から無くなるとスッキリするのは事実。
キッチンのスペースが増える
正直言って、電子レンジってけっこうスペースを取る調理家電です。
オーブン機能が付いていないシンプルで省スペースな電子レンジでも
これくらいの大きさ。
一人暮らしのワンルームのキッチンは、本当に狭いというか、そもそもスペースがないので、電子レンジを置くのが無理だったりします……。
電子レンジが1つないだけで、スペース的なゆとりは確実に増えますね。
掃除する手間が不要になる
電子レンジの内部は、食品から飛んだ水分や脂分でけっこう汚れが溜まります。
それもベトベトで、軽くこすっただけでは落ちない頑固な汚れ……。
マメに掃除をしないとドンドンひどくなりますが、面倒なのでサボってしまうんですよね。
電子レンジがなければ、キッチンの掃除の手間がかなり軽減されるでしょう。
冷蔵庫に買い置きする食品が少なくなる
「電子レンジで温めて食べられる」と思うと
- 冷凍食品
- 安くなっていたお惣菜
こんな食品をつい買いすぎてしまい、冷蔵庫にどんどん買い置きが貯まっていきます。
冷蔵庫は中身を入れすぎるとパワーを無駄に使うため、電気代がかさみます……。
また、まとめて買いすぎて食べきれず、腐らせて捨ててしまうことも……。
電子レンジさえなければ、過剰な買い置きには自然とストップがかかるはず。
家財道具が1つ減るから引っ越しが楽になる
たかが電子レンジ1個とはいえ、引っ越しではたった1つの荷物さえ負担に感じるもの。
特に頻繁に引っ越しを繰り返す人は、少しでも身軽に生活したいのが本音でしょう。
電子レンジを最初から買わないのは賢い選択かもしれません。
一人暮らし歴20年の私が電子レンジを必要とする6つの理由
私は一人暮らしを始めた当初は、お金がないために電子レンジが買えなかったんですね。
正直、無くても「なんとかなるか」と思ってたくらい。
それから半年ほど経ってから、電子レンジを購入したところ
やっぱり必要だな、電子レンジ無し生活なんてありえない!(180度心変わり)
と強く実感したんですよ。
その必要性を感じた理由が、この6つです。
- コップに入れた飲み物を温めたい
- 出来合いのお惣菜を温めたい
- 冷凍ご飯や冷凍食品を解凍して食べたい
- 料理の時間短縮のため野菜に熱を通したい
- 洗い物を少なくしたい
- 光熱費を安く抑えたい
コップに入れた飲み物を温めたい
私は10代のころからずっと朝食にはホットミルク(またはココア)を飲むのがルーティーン。
電子レンジがないと牛乳を温めるには、小さい鍋(ミルクパン)が必要です。
これが毎朝、地味に面倒でした……。
コップに入れた飲み物をそのまま温められるって、なんて素晴らしいだろうと電子レンジを購入してから初めて実感しましたね。
出来合いのお惣菜を温めたい
私は一人暮らしで自炊もしますが、ときには時間がなかったり面倒だったりして、スーパーで売ってるお惣菜で済ませます。
このお惣菜を温めるには、電子レンジがないと
- フライ物:トースター
- 煮物:鍋
- 焼き物:フライパン
これらのそれぞれお惣菜の種類に合わせた調理器具が必要。
電子レンジさえあれば、お惣菜のパックのまま温められるのに……と何度思ったことか。
冷凍ご飯や冷凍食品をすばやく解凍して食べたい
一人暮らしで毎日ラクに自炊するには、ご飯はまとめて炊いて冷凍するのが定番。
私もそれを聞きかじって試そうとしましたが、やはり電子レンジがないと短時間での「解凍&温め」が面倒くさくて……。
蒸し器で温める方法もありますが、それを毎日やるのはさすがにちょっと……。
それに冷凍食品もほとんどが電子レンジで解凍することを前提に作られているため、売り場で手にとっても諦めて戻す……という繰り返しでしたね。
料理の時間短縮のため野菜に熱を通したい
煮込み料理では熱が通りにくい野菜を事前に電子レンジで加熱しておくと、調理時間の短縮になります。
もともと時間が足りないから、自炊はさっさと終わらせたいのが一人暮らしの本音。
最高の時短グッズである電子レンジがないことは大きなマイナスでした。
洗い物を少なくしたい
電子レンジがあれば、料理を保存したお皿やタッパーのままチンして温められます。
しかし、電子レンジがない場合、いちいち保存容器から鍋やフライパンに移して温めないといけません。
するとどうなるか?そう、無駄な洗い物が増えます……。
洗い物の手間についても、電子レンジの有無に影響を受けるんですね。
光熱費を安く抑えたい
電子レンジは短時間で食品を温められる調理器具です。
その利点は何も「時間の短縮」だけではなく、光熱費の節約にもつながっているんですね。
電子レンジなら1分20秒の加熱で温まる牛乳も、鍋に入れてガスコンロで温めると3分弱かかります。
この時間差は大きく、電子レンジを購入後は電気代は上がったものの、それ以上にガス代が下がったので節約効果は絶大です。
一人暮らしでいらないのは多機能(オーブン機能付き)の電子レンジ
一人暮らしをする人にとっていらないのは電子レンジではなく、多機能の電子レンジです。
「多機能」とは一般的にオーブン機能を指します。
普通の電子レンジは「温める」ことしかできないものの、オーブンレンジなら「焼く」ことが可能なんですね。
また、最近では過熱水蒸気を使って「蒸す」調理もできる機種が増えています。
オーブン機能で作れる料理といえば、こんな種類が代表的。
- ローストチキンやグラタンなど
- お菓子作り(クッキーやケーキなど)
- パン作り
一人暮らしの女性でも料理好きな人ならともかく、ほとんどの人(男性はほぼ100%)はこんなオーブン料理はしないはず(笑)
ですから、電子レンジを買うなら温めるだけの「単機能型」を買えばOKでしょう。
- 単機能
- 庫内がフラット
- 17L~20Lの大きさ
この3つが一人暮らし向きの電子レンジのスペックです。
掃除のしやすさを考慮すると、昔ながらのターンテーブル(お皿が回るタイプ)より、庫内がフラットで「回らない」タイプがベスト。
値段は少し高いものの、あとあと楽ですよ。
ワット数は数字が大きいほど温め時間が短くなりますが、単機能型の電子レンジでは700Wの機種がほとんどなので選択肢はありません。
まとめ
- 電子レンジがいらないタイプの人も存在する
- 電子レンジを持たないメリットは4つもある
- 惣菜や飲み物を温めたり自炊を楽にするには必要
- 光熱費のカットと洗い物の手間を減らすためにも必要
結論として、ほとんどの人にとって電子レンジは必要な家電であり、買って後悔する人は少数派。
いろいろ試しても電子レンジの代わりになるものは存在しません。
温め機能だけのシンプルな機種なら1万円を切る価格で買えるので、一人暮らしをスタートする人こそ最初から用意をお勧めします。
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