トイレで「大」をして、トイレットペーパーでお尻を拭こうとしたら「カラカラ……」とペーパーホルダーが空回り……。
もう最悪な状況じゃないですか?
マジで泣きそうになります。
こんな最悪な事態をさけるためには、トイレットペーパーの使用量をだいたい把握しておくのが必須。
そこで、この記事では
- 一人暮らしの男性・女性の1ヶ月当たりのトイレットペーパー消費量
- どれくらい使っているか確かめる方法
- 非常時の備蓄量の目安
などなど、絶対に知っておきたい知識を総ざらいしてお伝えしましょう。
一人暮らしのトイレットペーパーの消費量
一人暮らしだとトイレットペーパーを使うのは基本的に自分だけ。
でも、1ヶ月で何個使うのか、ちょっと想像しずらいはず……。
そこで世間一般の男女の「平均消費量」を見ていきましょう。
男性が1ヶ月に消費する量
- シングル(長さ60m)なら1.6ロール(2ロール弱)
- ダブル(長さ30m)なら3.2ロール(3ロール強)
※1日に1回の大便をしたときだけ使うとして計算
男性が一日当たり使うトイレットペーパーの長さは3.15mというのが平均値。
この数値をもとに計算したのが上記のデータです。
男性は基本的に大便をするときしかトイレットペーパーを使わず、その回数もほとんどの人が1日1回ペース。
なので女性よりも計算しやすいですね。
女性が1ヶ月に消費する量
- シングル(長さ60m)なら2.6ロール(3ロール弱)
- ダブル(長さ30m)なら5.1ロール(5ロール強)
※1日に1回の大便・7回の小便をしたとして計算
女性が一日当たり使うトイレットペーパーの長さは4.97mが平均値。
男性の約1.5倍の長さを使います。
女性は大便のほかに小便のときも使いますし、「月のもの」もありますから、消費量が多くなるのは当然ですね。
ただし、これはあくまで「平均値」なので、個人個人で消費量が倍くらい違うケースも!友達に一回訊いてみてください。
えっ、そんなにたくさん使うの?(そんなに少ないの?)
とビックリすること請け合いです。
その理由を解説していきましょう。
トイレットペーパー使用量に個人差がある理由
トイレットペーパーの使用量に個人差があるのは、なにも性別だけが理由ではなく、様々な要因があるんですね。
以下のような習慣(使い方)をしていないでしょうか?
- ウォシュレットを使う/使わない
- 神経質に何度もお尻を拭く/拭かない
- 1回に1m以上使う/1m以下しか使わない
- 小便の回数が多い/少ない
- お腹を下しやすい(軟便)/丈夫なタイプ
- 家に居る時間が長い/短い
自分は多く使うタイプか?、あまり使わないタイプか?、セルフチェックしてみてください。
ウォシュレットを使う/使わない
最近だんだん当たり前になってきたウォシュレット付きのトイレ。
でも一人暮らしのアパートやマンションの築年数が古いとまだまだ付いていないトイレが多いようです。
ウォシュレットがついていると、格段にトイレットペーパーの消費量は減ります(自分の実体験からそう断言)。
私の感覚ではウォシュレットが付いたトイレでは、付いていないトイレの「半分の長さ」で済んでしまう気がします。
ウォシュレットのシャワーでお尻を洗うと、ほぼ便は洗い落とせるので、あとはトイレットペーパーでシャワーの余計な雫を拭き取るだけですから。
神経質に何度もお尻を拭く/拭かない
一日に何度も手を洗う人、滅多に洗わない人、世の中には色んなタイプの人がいます。
とくに男性は大雑把な人間と、潔癖症と呼びたくなるくらいの神経質な人間に分かれる気がします。
そんな「神経質レベル」は排便後のお尻の拭き取りにも影響します。
- 何度もゴシゴシ拭くタイプ
- 一度サラっと拭いただけで済ますタイプ
あなたはどちらでしょうか?
「ゴシゴシ派」と「サラっと派」では、トイレットペーパーの消費量において倍以上の差が生まれるのは当然ですね。
1回に1メートル以上使う/1メートル以下しか使わない
小さい頃からの習慣なのか、トイレットペーパーを使うとき両手に何度もグルグルと巻き取るようにして1メートル以上も使う人がいます。
おそらく3重か4重くらいに重ねて使うのでしょう。
当然ながら、トイレットペーパーを何重にも重ねて使う人は使用量が多くなります。
私は男性というのもありますが、トイレットペーパーは2枚重ねて使うだけなので、完全に1メートル以下。
というか50cm以下しか使いません(拭いても破れない最低限の長さ)。
女性はトイレットペーパーの使用回数が多いので、どれくらい重ねて使うかで消費量に大きな差が生まれるはず。
小便の回数が多い/少ない
人間の平均的なトイレの回数(小便)は、1日7~8回。
これより多いといわゆる「頻尿」の部類に入ります。
女性は小便のときでもトイレットペーパーを使うので、回数が増えるほどトイレットペーパーの使用量が増えるのは当然ですね。
男性は小便のときは、基本的にトイレットペーパーは使いません。
しかし、便器の外にこぼした尿を拭くこともあるので、やはり回数が増えると使用量も比例して増えるものです。
お腹を下しやすい(軟便)/丈夫なタイプ
男性も女性もトイレットペーパーを使う量が多いのは間違いなく「大便」のとき。
特にゆるい便(下痢)だと拭き取るのに大量に消費してしまいます……。
普段から軟便気味だったり、よくお腹を壊すという人は、必然的に1ヶ月トータルのトイレットペーパー消費量は増えてしまうでしょう。
家にいる時間が長い/短い
一人暮らしだと自活するために、仕事をする人がほとんどだと思います。
ただ、仕事のスタイルは人それぞれ。
自営業やフリーランスで自宅で仕事をする人、在宅勤務が許された会社も最近では珍しくありません。
会社に通勤する人は平日は家にいる時間は短く、朝晩のみ。
逆に自宅で仕事をする人は24時間ずっと在宅になることも。
会社通勤/在宅勤務でトイレの使用回数は倍以上も違いますから、当然トイレットペーパーの消費量にも大きく影響します。
私(男性:40代)の1ヶ月の使用量は1ロール未満
参考になるか分かりませんが、私(40代男性)の1ヶ月のトイレットペーパーの使用量をご紹介します。
私は平日(月~金)は会社に行き、土日はわりと家にいることがほとんど(インドア派)。
男なのでトイレットペーパーは大便のときに使うのがメインで、ほかに飛び散った小便を拭き取るのに使うくらいです。
ちなみに大便は1日1回が普通で、必ず自宅で済ませます(外ではしない派)。
そんな私のトイレットペーパー使用量は、1ヶ月に1ロール未満です。
さきほど大便時に計測したところ、お尻の拭き取りに約88cmの長さを使っていました。
44cmに切ったトイレットペーパーを重ねて2重にして拭いて、もう一度念の為に同じ長さで拭くのが習慣なので合計88cm。
つまり1日88cmしか使いません。
小便の飛び散りを拭く分を含めても、1日1m以下でしょう。
1ヶ月で31mの使用量なのでシングル(60m)なら1ロールの半分の量、ダブルなら1ロールちょっと。
どうりでトイレットペーパーがなかなか無くならないはずですよ(笑)。
トイレにウォシュレットが付いていて、あまり軟便ではないという好条件が重なっているのもありますが、男性の一人暮らしなら使用量は「ごく少ない」わけですね。
自分が1回あたりトイレットペーパーを何cm使っているか確かめる方法
一人暮らしの人の1ヶ月あたりのトイレットペーパーの消費量は、生活習慣によってかなり差があることが分かりました。
ですから、世間の平均値を知ってもあまり意味がありません。
「自分自身がどれくらい使っているか?」を確かめて、そこから計算したほうがいいです。
というわけで、まず自分が1回あたりの排便(排尿)でどれくらいの長さを使っているか確かめていきましょう。
とはいえ、トイレにメジャー(物差し)を持ち込んで測るのもバカらしいじゃないですか?
実は簡単に測る方法があるんですよ!その助けになるのがトイレットペーパーの「切れ目(ミシン目)」。
どんなトイレットペーパーにも切れ目が入っていますが、この切れ目と切れ目の間隔は約22cmなんです。
ちなみに、この切れ目と切れ目までを「1ピッチ」と呼ぶそうです。
男性は大便をするときに、トイレットペーパーを引き出しながら、何ピッチ分使ったか覚えておきます。
女性は大便と小便のとき、それぞれ何ピッチ分使ったかメモしておいて、あとで1日の回数から1日あたりの使用量(長さ)を割り出してみましょう。
衛生的なトイレットペーパーの使用量は36枚重ね
普通にトイレットペーパーでお尻を拭くと、手に大腸菌が付着してしまう事実をご存知でしょうか?
「大腸菌」とはヒトや哺乳類の腸内にいる細菌で、下痢や細菌を引き起こします。
この大腸菌の大きさは4マイクロメートルとされ、1~2枚重ねたトイレットペーパーくらいでは楽に貫通し、ヒトの手に付着するそうです。
お尻を吹いたときに手に大腸菌がつかないようにするには、トイレットペーパーを36枚重ねないといけません。
私は44cmに切ったトイレットペーパーを2重にして拭いていますから、これを36枚重ねにするとしたら大変な量に……。
計算すると約8mの長さが必要になります。
もし「二度拭き」したら16mもの長さを消費することにに。
ただ、これだけ一度に使ったら不経済ですし、流すときに詰まりやすくもなります。
それに非常時にはこんな贅沢はいってられません!
そこで、普段からお尻を拭いたら手に大腸菌がつくと覚悟して、排便後には石鹸でよく手洗いすることが大切です。
※大腸菌がトイレットペーパーをすり抜けるのは嘘だという説もあります。
下痢のような便が水状でなければ心配が要らないとも言われています。
そもそも私たちの生活の身の回りには、そこかしこに大腸菌が付着していますが、それでも食中毒など健康を害する事態にはなっていません。
気をつけて手洗いすれば、あまり気にする必要はないのかも……というのが私の意見です。
1ヶ月に何回?一人暮らしがトイレットペーパーを買う頻度
一人暮らしの人間はどれくらいの頻度でトイレットペーパーを買えばいいか、おおまかな目安を計算してみました。
シングルとダブルとも「4ロール入り」と「12ロール入り」の2バージョンありますので、それぞれ分けて紹介しますね。
男性が買う頻度
- シングル(4ロール入り):2ヶ月に1度
- シングル(12ロール入り):半年に1度
- ダブル(4ロール入り):1ヶ月に1度
- ダブル(12ロール入り):4ヶ月に1度
男性は平均的に消費量がかなり少ないので、シングルを使う人は4ロール入りを買えば十分。
私は基本的に4ロール入りしか買いません。
ダブルを使う人は12ロール入りのほうが、買う頻度が減って楽かもしれません。
女性が買う頻度
- シングル(4ロール入り):1ヶ月に1度
- シングル(12ロール入り):4ヶ月に1度
- ダブル(4ロール入り):3週間に1度
- ダブル(12ロール入り):2ヶ月半に1度
女性はなにかと使用量が多いので、シングルもダブルも12ロール入りを買ったほうが安心ですね。
買うときのポイント3つ
まとめて買ったほうが単価が安くなる
どんな商品でも「まとめ買い」したほうが安くなります。
トイレットペーパーも同様に、4ロール入りより12ロール入りの方が「1個あたりの単価」は安くなります。
もちろん、ネット通販でまとめ買いをすれば、さらに単価は下がるでしょう。
もし収納場所に困らないのであれば、まとめ買いしたほうがオトクですよ。
劣化しないから長く保管しても平気
トイレットペーパーは紙なので、化学変化があまり起こらず劣化しません。
ですから明確な使用期限はないんですね。直射日光や湿気がなければ1年2年経ってもまったく問題ありません。
つまり、まとめ買いによる弊害はなし!
非常時の備蓄として余分に買う
地震や水害などの非常時に備えて食料を備蓄している人は多いはず。
特にここ数年の天変地異の頻発をきっかけに、危機感を持った人は多くいらっしゃるでしょう。
が、しかし、意外とトイレットペーパーは盲点。
ご自分の想定される使用個数を把握して、平常時から必要な個数を買っておくべきですね。
コンビニのトイレットペーパーの一個の値段|大手3社を比較
一人暮らしのトイレットペーパーのストック(備蓄量)は何ロールが目安?
東日本大震災のときは一時的にトイレットペーパーが品不足になり、店頭から姿を消しました。
被災地もそれ以外の土地でも無関係ではありません。
お尻が拭けないのは気持ち悪いだけじゃなく、健康面にも影響しますから。
震災を受けて経済産業省では「1ヶ月分」のトイレットペーパーの備蓄をするように通達しています。
一人暮らしをしている方は、その点では計算が楽で、自分が使う1ヶ月分だけをストックしておけばいんですね。
そのストック(備蓄量)の男性の目安がこちらになります。
- シングル(長さ60m)なら1.6ロール(2ロール弱)
- ダブル(長さ30m)なら3.2ロール(3ロール強)
女性の備蓄量の目安がこちらになります。
- シングル(長さ60m)なら2.6ロール(3ロール弱)
- ダブル(長さ30m)なら5.1ロール(5ロール強)
ただし、震災時は仕事も休みになり自宅にいる時間が伸びる可能性大(自宅待機になるのは確実)。
ですから、上記の2倍の量をストックしておいたほうがいいでしょう。
男性(シングル派)なら4ロール、女性(シングル派)なら6ロールがひとつの目安になるはずです。
これくらいなら、つねに部屋に置いておいても邪魔にならないはず。
一人暮らしのトイレットペーパーの収納場所
トイレットペーパーは切れたら困るから余分に買っておきたいし、非常時の備蓄としても絶対に必要なもの。
でも、けっこう場所を取るんですよね。
一人暮らしを始めた当初、うっかり12ロール入りのトイレットペーパーを買ってしまい、ずっと狭いトイレを占拠していた苦い経験があります。
男ひとりだと、なかなか減らないんですよ……。
でも意外な空きスペースがあって、それがトイレの奥の壁際!
ここに100均(ダイソーなど)やホームセンターで突っ張り棒を買ってきて、そこに板を渡して即席の棚を作るんです。
トイレットペーパーは幸い軽いので、相当な数を載せてもグラつきません。
また、「突っ張り棚」を買えばもっと楽に棚ができますよ。私はこれを使ってます。
もっと節約するなら、突っ張り棒一本だけで固定することも可能。
わたしの考えた最強のトイレットペーパー収納術(RoomClip参照) pic.twitter.com/44W5jGVcqe
— waff (@meatsaucepasta) August 2, 2020
私の友達のなかには、自家用車のトランクに他の非常食と一緒にトイレットペーパーを積んでいる人もいます。
これならもし自宅が被災しても備蓄品が守れるのでいいアイデアですね。
賃貸のアパートで、トイレットペーパーホルダーが一個しかついてない場合は、こんなラックを置いておくと便利です。
【ハンドル付きスリムトイレラック タワー】
トイレットペーパーやトイレ洗剤、除菌シート、スプレー、トイレブラシなどをまとめて収納できるハンドル付きのスリムなラックです。
ハンドル付きなので移動も楽々。
いつもは見えるように収納して来客時はひっくり返して隠して収納することができます。— Yamazaki -山崎実業株式会社- (@Yamazaki_home) July 29, 2020
自宅用と車用と分けると更に安心でしょう。
一人暮らしのトイレットペーパーでおすすめは?選び方のコツ
いざ一人暮らしを始めると、実家では親が選んでいた日用品も自分で選ばないといけなくなります。
トイレットペーパーもそのひとつ。
でも売り場に行くと色んな種類があって、迷うところ。
そこでトイレットペーパーの基礎知識から、選ぶときのポイントを私なりに解説していきましょう。
シングルとダブルの違いとは?
トイレットペーパーの種類を大きく分けると、シングルとダブルの2つ。
これは誰でもご存知ですよね。
「使いやすさ」で選ぶか、それとも「柔らかさ(拭きやすさ)」で選ぶか、トイレットペーパー選びでもっとも迷うところですが、私のおすすめは断然シングル!
シングルは紙が1枚だけ、ダブルは紙が2枚重ねになっている構造で、ダブルは分厚い分、吸水性に優れ拭きやすいのが長所。
シングルはやや硬めで、吸水力はダブルより劣ります。
もちろん、シングルも重ねて使えばダブルと同じくらい吸収力がアップします。
使われている紙の原料は、同じメーカーの同じ商品群なら基本的に一緒。
ダブルはシングルの2倍の厚さなので、1ロールの長さはシングルのほうが長くなるのが普通です。
この長さの違いからシングルの方が経済的(オトク)であり、値段もやっぱりシングルの方が安価。
ちなみに関西ではシングルの方が多く売れ、関東ではダブルの方が多く売れるそうです。
個人的な意見でいえば、ダブルはシングルの倍の速さで無くなるので、経済的・交換頻度の面で劣ると思いますね。
パルプ100%と再生紙の違い
トイレットペーパーの種類でもうひとつ大きな要素が、紙の原料の種類。
「パルプ100%」と「再生紙」の2種類があります。
私のようなこだわりがない人、肌が弱くない人にとっては再生紙のトイレットペーパーで十分ですね。
パルプ100%のトイレットペーパーは、バージンパルプ100%・ピュアパルプ100%・フレッシュパルプ100%など様々な呼び名があります
しかし、どれも植物原料だけで作られたものであり、一緒のものです。
パルプ100%の良さは、とても肌触りが柔らかい点。
一方、再生紙は古本や古新聞を再生して作られたもので、肌触りの面では劣ります……。
ちなみに古新聞を回収業者に出すともらえるトイレットペーパーは、まず再生紙が原料のものです。
エンボス加工とは?
エンボス加工のトイレットペーパーとは、紙の表面に「模様」が付いているタイプのもの。
この模様はただ見た目を良くするだけじゃなく、表面積が増えることによる吸収力のアップ、肌触りを柔らかくする目的で付けられています。
たしかにエンボス加工のトイレットペーパーでお尻を拭くと、ソフトタッチで優しい気がします。
しかし「本当に必要か?」と訊かれたら、個人的には「要らない」って答えそう。
痔を患っていて、少しでも負担を減らしたい人にはいいかもしれませんが……。
長巻タイプはお得?
トイレットペーパー売り場には「3倍長持ち」とか「100m」など、普通の商品よりロングサイズの商品が並んでいます。
これらは「長巻タイプ」なんて呼び方も。
こういった長巻タイプはズバリお得ですよ。単純に普通のものより長いので取り替える頻度が減るため、たくさん使う女性にはピッタリ。
一個のロールの大きさは少し大きめなんですが、トータルでの収納スペースは長巻タイプが勝ります。
商品パッケージも小さくなるので、12ロールのトイレットペーパーを手に提げて持って買えるのが面倒な人も、長巻タイプなら楽に感じるはず。
芯なしタイプって本当に芯がない?
トイレットペーパーは使い終わるとボール紙の芯が残るのが普通ですが、芯なしタイプは本当にその芯がないんですよ。
芯がない分、トイレットペーパーが長くなるわけなので、お得な作り!
しかし、もっと普及しても良さそうなのに、意外と店頭ではあまり見かけません……。
私は一度使ったことがあるのですが、芯がない弊害で紙を引き出すときにスムーズにカラカラと回転せず、ちょっとイライラしました。
使う分には支障がないものの、そういうデメリットもあるんですね。
芯を捨てる手間がないのがアピールポイントのひとつですが、使い勝手の面で個人的にはあまりお勧めしません。
香り付きは価格以上の価値はある?
他人の家に遊びに行ったとき、たまに遭遇する香り付きのトイレットペーパー。
実はこれってペーパーに香りが付いているのではなく、芯の外側に付いています。衛生上の理由からペーパーには匂いをつけられないんだとか。
ちょっとリッチなアイテムで素敵だなって思いますが、香りが付いてるだけで割高になるので、別に必要ないかなって思います。
トイレのニオイ消しなら芳香剤を買ったほうが効果的って気がしますよ。
保湿成分入りはどんなヒト向け?
たまに見かける保湿成分入りのトイレットペーパー。
この保湿成分入りのトイレットペーパーは、空気中の水分を適度に取り込むのが特徴。
そのため、やわらかくしっとりしていて、敏感肌など肌が弱い人向けなんですね。
おしりを拭くとひりひりするから強く拭けない……という方は値段が少し高価でも買う価値があるでしょう。
一人暮らしでトイレットペーパーが切れたときの対処法
一人暮らしだとトイレットペーパーが切れても、誰も助けてくれません。
慌てて買いに走ってくれる母親も、ティッシュを持ってきてくれる兄弟姉妹も。
そんな大ピンチの状況をどう切り抜けるか、私なりの「急場しのぎ術」を3つご紹介します。
トイレットペーパーの代用【厳選11品】流せる物は1つだけ
お風呂へ行ってお尻を洗う
お風呂に行って温かいシャワーをかけて洗っちゃう。
個人的にこれがベストだと思います。
特にウォシュレットを使い慣れている人は大便をしたあとは、お尻を洗わないと気持ち悪いと思いますので。
トイレで用を済ました後、トイレットペーパー切れに気づいたら、下半身は裸のままお風呂場へ直行しましょう。
そしてシャワーでお尻を洗い、タオルでしっかり拭いて完了。
スッキリしたところでスーパー・ドラッグストアへトイレットペーパーを買いに行けば万事解決。
リビングへティッシュを取りに行く
別にお尻を洗う必要はないし、ただ紙で拭ければそれで満足という方。
そんなワイルドな人は、ティッシュペーパーとビニール袋が置いてあるリビングへ「下半身はそのまま」で歩いていきましょう。
ティッシュペーパーの箱とビニール袋を抱えてトイレへ戻り、拭き取ったら、そのゴミはビニール袋へ。
ティッシュはトイレに流すと詰まるので、ちゃんと燃えるゴミとして捨てるのをお忘れなく。
トイレットペーパーの芯で拭く
トイレットペーパーが無くなったということはペーパーホルダーに芯だけが残されている状態。
この芯を取り外し、剥がして薄くして、さらにそれを揉んで柔らかくします。
さぁ、それで拭いてみましょう。多少痛いですが、なにもないよりはマシです。
芯はトイレに流せないので一時的にトイレの床に置いて、あとでゴミとして廃棄してください。
まとめ
一人暮らしの男性の1ヶ月間のトイレットペーパー消費量は
- シングル(長さ60m)なら1.6ロール(2ロール弱)
- ダブル(長さ30m)なら3.2ロール(3ロール強)
これくらいが目安です。
女性の場合はこちら。
- シングル(長さ60m)なら2.6ロール(3ロール弱)
- ダブル(長さ30m)なら5.1ロール(5ロール強)
使用頻度が男性より多いため、やはり約2倍弱の量になりますね。
ただこれはあくまで一般的な平均値なので、もっとたくさん使う人も、もっと少なく済む人もいるでしょう。
私は1ヶ月に1ロール未満という少なさ!
実家なら母親がスーパーの安売りでドッサリ買い込んでいたおかげで、紙が切れた経験はゼロだったトイレットペーパー。
非常時に備蓄することも考えて、ご自分の消費量を一度ぜひお確かめになってくださいね。
トイレ掃除の頻度は一人暮らしだと月に何回が世間の常識?
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