- 実家暮らしがつまらない6つの理由
- 実家で楽しく過ごす3つの秘訣
- 親元から抜け出すキッカケとは?
いま親と同居していて、窮屈な生活で苦しんでいる大学生や社会人のために、救いになればと思ってまとめました。
毎日がつまらない……。やる気もないし、憂鬱で辛いことばかり。
「なんで生きているんだろう」ってネガティブなことばかり考えていませんか?
それって「実家暮らし」が原因かもしれません。
退屈な日々が続くと、ココロが病んでストレスが溜まるばかりですよ……。
実家暮らしがつまらない6つの理由
「実家暮らし最高!」とヌクヌクと暮らしている人もいますが、「超つまらない!」と愚痴をこぼしている人も同じくらいいますね。
そんな実家暮らしに不満を持つ人は、きっとこんな6つの理由があるからなんですよ。
- 親に行動が制限されるから
- 生活する実感が得られないから
- 親との距離が近すぎてストレスがかかるから
- ぬるま湯生活で刺激や達成感がないから
- 友達が作れない/親しくなれないから
- 恋人(彼氏・彼女)が作れない/モテないから
案外、自分では自覚していない理由も隠れていると思うので、ここからひとつずつ詳しく見ていきましょう。
(1)親に行動が制限されるから
実家に暮らしている以上、親が決めるルールに従うのは仕方ありません。
でも、「親のルール」って高校生や大学生など子供時代ならガマンできても、成人した大人になるとストレスになるんですよね……。
女性は特に20歳を過ぎても、門限が決まっている家庭だって珍しくありません。
門限を守っても、急に友達とゴハンの約束をして夕飯を食べなかったりすると、ネチネチと文句を言われたりすることも……。
過干渉気味の親って多いですから。
そんな親の干渉が続くと、会社のあとにどこかへ寄ったり、休日に遊びに行くのさえ精神的に億劫になるのは当然ですね。
そして次第に出不精になり、充実した時間がなくなって「つまらない」と感じてしまうわけです。
(2)生活する実感が得られないから
「実家暮らしが楽で良い」と答える人の最大の理由が、家事をすべて親まかせにできること。
たしかに、面倒な炊事と洗濯、部屋の掃除まで母親がやってくれたら、仕事で疲れているときはありがたいですよね。
その分、遊びの時間が確保できますし。
しかし、そんな生活では、「生きている実感」はこれっぽっちも得られません!
人間って本来は、役割分担して雑事をこなすのが普通。
外の仕事と同じくらい「家の仕事」も大切です。
「母親がすべてやってくれるから」・「仕事が忙しいから」とすべて任せっきりになる環境って望ましくないんですね。
10代までの未成年ならまだしも、成人した大人が雑事を免除された生活を送ると「つまらない」と感じるのも無理ありませんよ。
(3)親との距離が近すぎてストレスがかかるから
10代の反抗期には親に対してムカつくのは、誰しも経験する通過儀礼みたいなもの。
でも、成人して感じる親に対する苛立ちは、それとは「別もの」なんですよ。
親はもちろん大人ですし、実家に寄生するアナタ自身もすでに立派なオトナ。
口喧嘩しても昔みたいに簡単には負けませんよね。笑
そんな自我が確立された大人同士が、「実家」という狭い空間で一緒に暮らしていると、どうなるでしょう?
そう、日々つまらないことで意見が衝突したり、生活習慣の違いでストレスを感じるのは当たり前です。
「あ~なんかつまんね」って思うのは、こうした親とのケンカの後だったりしませんか?
(4)ぬるま湯生活で刺激や達成感がないから
最近とても人気になっているのがキャンプ、それもソロキャンプ。
キャンプがなぜ楽しくて、1分1秒が充実して感じられるかといったら、緊張感や達成感に満ちているからなんですね。
火がつかなかったらどうしよう?、お米が炊けなかったらどうしよう?みたいな刺激や緊張感。
ちゃんと火がついた!、お米がふっくら美味しく炊けた!という達成感。
これって一人暮らしの生活でも一緒なんですよ。
家事から家計の管理までなんでも「すべて1人」でやらないといけないので、つねに刺激があるし、うまくいったときにはなんとも言えない達成感が得られます。
一人暮らしはサバイバル生活みたいなもの。
その点、実家暮らしだと経験豊富な親が失敗なしに、すべて代わりにやってくれるおかげで「ぬるま湯生活」に。
それって本来はありがたいことなんですが、逆にいえば「手ごたえのない」日常が続くということでもあるんですね。
つまり簡単にクリアできるTVゲームをプレイして「つまらない」と不満を漏らすのと一緒ですよ。
(5)友達が作れない/親しくなれないから
友達がいなくて「つまらない」と感じている人は、まわりが一人暮らしの人間ばかりじゃありませんか?
東京や大阪など「大都市」の中心部で働く若い人達は、大半が「地方」から出てきて一人暮らしをしているはず。
自分でスーパーへ買物に行き、自炊をし、洗濯や掃除をして……という慌ただしい毎日を送っています。
それに比べて実家暮らしの人は、のんびり優雅に生きているように見えて当然でしょう。
良い悪いは別にして。
だから地方出身者にとって、実家暮らしをしている人は「甘えてる」・「経済感覚が合わない」と異質な存在に見られがち……。
周りが一人暮らしばかりだと、実家暮らしの人間は浮いてしまい、親しい友達が作りにくかったりするんですよね。
(6)恋人(彼氏・彼女)が作れない/モテないから
実家暮らしをしている人(特に男性)は、異性からモテないのは周知の事実。
「社会人にもなって」・「30代にもなって」実家暮らしなんて、ちょっとひくっていうのが世間の一般的な認識なのは否めません……。
それに実家暮らしでは、門限があると遅くまで話し込んだりできませんし、勝手に外泊などしようものなら根掘り葉掘り訊かれて面倒ったらありゃしません。
実家で暮らす以上は「親の監視下」なんですよね……。
そんな環境で生活していたら、たとえチャンスがあっても恋人なんて作れませんよね?
「つまんない」とつぶやく人って、ほとんどが孤独でやることがなくて、そう感じるもの。
それってやっぱり結局のところ、彼氏・彼女がいないせいではありませんか?
「人生がつまらない」のは実家暮らしのせいじゃない場合
私には一人暮らしをする友達がいますが、30代後半~40代になっても実家暮らしを続けている友達も数人います。
でも、だからといって「人生つまらない」と愚痴っているのを聞いたことがありません。
みんなそれぞれ仕事も充実しているし、プライベートも充実しているように見えます。
20代で実家暮らしをしていて「つまらない」日々を送っている人は、一人暮らしの人が自由で楽しく見えているだけかも?
「隣の芝生は青く見える」っていう例えみたいに。
それって「誰か(環境)のせい」にしているだけで、つまらない理由は自分にあるのかもしれませんよ?
実家暮らしを楽しくする3つの秘訣
では、つまらない実家暮らしを楽しくチェンジする秘訣を3つご紹介していきます。
- 受け身であることをやめる
- 親に任せている家事を分担して行う
- 家に居る時間をなるべく減らす
ようするに能動的にアクティブに行動しよう!ってことです。
では、ひとつずつ見ていきましょう。
(1)受け身であることをやめる
「受け身」とは、他者からの働きかけを待つだけで、自分から行動しない態度のこと。
つねに受け身でいると「楽しいこと」を自分で作り出せず、いつも他人から提供されるのを待つだけになります……。
昔から続けてきた趣味なのに「最近どうもつまらない」と感じているなら、新しい趣味を開拓してみましょう。
テレビ・ネット動画・ゲームは確かに楽しいですが、それはほとんど「受け身」の状態。
受け身の趣味から、能動的な趣味へ!
それ以外で、外で行う趣味をひとつでも見つけられると、行動的になって、人生は(ほんの少し)楽しい方向へ進み始めますよ。
ダンスや料理を習う、美術館巡りをする、英会話を始める。
選択肢は無数に転がっています。
(2)親に任せている家事を分担して行う
「つまらない」と感じるのは、時間を持て余しているという単純な理由もあります。
実家暮らしだと平日は仕事から帰ったら、親が作った料理を食べて寝るだけ。
休日も炊事と洗濯は親まかせで、やるとしたら部屋の掃除くらい。あとはフリータイム。
この「親まかせ」のダラけた生活習慣を見直しましょう。
平日でも夕飯を作ってみたり、それが無理なら土日祝日くらい食材の買い出しから料理まで担当してみるのはどうでしょうか?
料理にハマって趣味になる可能性も。
今後もし、一人暮らしをしたり結婚したら料理のスキルは必須なので、その予行練習の意味も兼ねて。
(3)家に居る時間をなるべく減らす
いくら実家暮らしをしている人でも、一歩外に出たら一人の人間。
家にいるときの感情と、外にいるときの感情を比べてみてください。
実家の「しがらみ」が人生に重く垂れ込めて、つまらない感情を作り出していませんか?
もしそうなら、平日の夜は家に帰る時間を遅らせたり、休日は朝から晩まで外出するようにしましょう。
外の空気を吸うって意外と大事ですよ。
それに家に居る時間が長いと、それだけ親や兄弟と顔を合わせる時間が長くなり、いろんなストレスを抱える原因に……。
親しい家族でも、大人になったらある程度は距離を取るのがベストですよ。
一人暮らしを始めるキッカケ&親に対する説明の仕方
実家暮らしのつまらさなさに限界を感じたなら、一人暮らしを始めるタイミング!
だいたい、ほとんどの人が一人暮らしを始めるのは
- 大学に進学したから
- 社会人になったから
以上、2つのキッカケが多いはず。
でも、このタイミングを逃してズルズルと実家暮らしを続けると、親にも言い出しづらくなるんですよね。
そして、あっという間に30代になっちゃうっていう。
そんなときは、親にこんな説明の仕方をして説得してみては?
- 給料が増えて一人暮らしをする余裕ができたから
- 年齢の節目(30歳)を迎えるから
十分なほど収入に余裕があって、将来のためにも自活したいと「お金」を理由にする。
そろそろ年齢的に節目だからと「年齢」を理由にする。
この2つのどちらかがお勧めです。
実際、20歳前後で一人暮らしを始めなかった人は、10年ズルズルと実家に暮らした後、30歳前後になって重い腰を上げるケースが多いそうですよ。
まとめ
私は18歳の大学進学と同時に、一人暮らしを始めました。
だから、実家暮らしのつまらさなさを味わうこともなく、独り立ちしてしまった感じです。
正直、もうすこし実家で暮らしたかったですけど。
でも、あのまま実家にいたら、こんな点で「つまらなさ」を感じていただろうな……っていうのは容易に想像できますね。
- 親に行動が制限される
- 生活する実感が得られない
- 親との距離が近すぎてストレスがかかる
- ぬるま湯生活で刺激や達成感がない
- 友達が作れない/親しくなれない
- 恋人(彼氏・彼女)が作れない/モテない
このどれかの原因に思い当たるなら、少しでも楽しく過ごすように以下の3つのポイントを心がけてみてください。
- 受け身であることをやめる
- 親に任せている家事を分担して行う
- 家に居る時間をなるべく減らす
一人暮らしをしている人が偉いとは思いませんが、実家にずっと暮らしていたら分からない楽しさや充実感は確実に存在します。
思い切って一人暮らしを始めてみるのもいいですよ。
一人暮らしがつまらない社会人へ。毎日を楽しくする10のコツ
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