乾電池(アルカリ・マンガン・ボタン)を燃えるゴミに出してしまった時の対処法

乾電池(アルカリ・マンガン・ボタン)を燃えるゴミに出してしまった時の対処法

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乾電池(アルカリ・マンガン・ボタン)を燃えるゴミに出してしまった時の対処法

分別して捨てようと思っていた乾電池を燃えるゴミに出してしまった!

こんなミス、ありがちですね。

正直に告白すると、私も一回だけやらかしたことがあります。

そこで、ここでは

この記事の概要
  • マンガン電池・アルカリ電池・ボタン電池を燃えるゴミに出してしまったら?
  • 各種電池の正しい捨て方

などを解説します。

西門カジカ
西門カジカ

一人暮らしが長くてゴミ捨てにも詳しい私が責任をもって書きました。

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乾電池(マンガン・アルカリ・ボタン)を燃えるゴミに出してしまったら?

両手に載せた乾電池

西門カジカ
西門カジカ

まぁまぁ、とりあえず、落ち着いてください。

事態はそれほど深刻ではありませんので。

あなたが出してしまった乾電池は、ゴミ収集車に回収され、いまごろ焼却炉に届いている頃でしょう。

では、焼却炉のなかで電池はどうなるのでしょうか?

焼却炉で乾電池はどうなる?

他のゴミと一緒に焼却炉で乾電池も燃やされます。

その際、稀に乾電池が爆発を起こす恐れがあります。

しかし、ごく小さな爆発であり、焼却炉を破壊するほどの規模ではありません。

また、焼却炉のなかは高温で危険なため、人間が立ち入ることはありませんので、ごみ焼却施設で働く人がケガをする危険性もありません。

西門カジカ
西門カジカ

それがわかっただけで、一安心ですね。

間違って捨てた場合の対処

よって、乾電池を燃えるゴミに出してしまっても、自治体や各市町村の焼却施設に連絡する必要はありません。

1300℃ほどの高温で焼かれて灰になり、埋立地に埋められるか、セメントの材料として利用されるだけです。

ですから次からは気をつけて、ゴミ出しのルールに従えばOKです。

水銀0だから環境汚染の恐れは無し

とはいえ、電池は「環境にとって有害な存在」だというのは誰もが知っている事実。

それを燃えるゴミに出してしまったら、マズイでしょ?

と思うのは当然ですね。

しかし、1992年以降に製造された電池(マンガン・アルカリ)には水銀が一切使われていません。

そのため、最近買った乾電池なら燃やしても問題がないんですね。

そんな理由から、乾電池を「燃えるゴミ」に捨てていい地域(自治体)もあるくらいなんですよ。

古い電池とボタン電池は注意!

1992年以降に製造されたマンガン電池とアルカリ電池は、水銀が不使用なので環境汚染のリスクはありません。

しかし、1992年以前に製造されたマンガン電池とアルカリ電池は水銀が使用されているため、古い電池を捨てる際には細心の注意が必要です。

また、ボタン電池には今でもわずかに水銀が使用されています。

うっかり捨ててしまった場合は仕方ありませんが、次回からはしっかりと分別ルールに従いましょう。

ボタン電池のなかには「水銀0使用」といった、水銀を全く使わずに製造された商品もあります。
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各種電池の正しい捨て方

テレビやエアコンのリモコン、電卓や時計など家の各所に様々な電池が使われています。

年に数回は必ず電池を捨てる機会が訪れるので、この際あらためて電池の正しい捨て方を再確認してみてはいかがでしょうか?

地域のゴミ捨てルールを確認する

乾電池の捨て方は全国共通ではなく、お住まいの地域(自治体)によって微妙に異なります。

一人暮らしを始めたばかりの若い方や、引越しをしたばかりでまだゴミ捨てのルールを熟知していない方は

○○(地域名)+電池の捨て方

といった検索キーワードで調べてみてください。

ここからは一般的な各種電池の正しい捨て方をご紹介していきます。

「使い切ってから捨てる」が基本

時計が止まった……、リモコンが動かなくなった……。

こうなると、素人目には電池の残量がゼロになったと思いますよね?

西門カジカ
西門カジカ

しかし、実はほんの少しだけ残っているんですよ。

こうした容量が残ったままの電池を捨てると

  • 電池同士が触れ合ってショート
  • 他の金属に触れてショート

などを起こし、火災の原因になる可能性もあるんですね。

ですから、電池を捨てる場合は完全に使い切ってから捨てるが基本です。

電池を完全に使い切るには、電力を多く使う(電池が切れやすい)子供のラジコンやミニ四駆を地面に逆さに置いて動作させるのが一番。

他には懐中電灯やラジオに入れて「つけっぱなし」にするの方法も有効ですよ。

念のため絶縁の処理をする

完全に容量を使い切った電池も念のために、捨てる際には「絶縁」の処理をしましょう。

絶縁のやり方は

電池のプラスとマイナスの両極に、セロテープ(またはビニールテープ)を貼る

たったそれだけです。

こうすれば電池同士や他の金属と触れても、電気が流れる危険性はゼロに!

電池を4本くらい束ねてテープで固定するとより万全です。

乾電池(単1~単4のマンガンやアルカリ)やコイン型リチウム電池の捨て方

単1~単4のマンガン電池やアルカリ電池、またはコイン型電池は

  • 有害ごみの日に捨てる
  • 市役所等に設置された回収ボックスに入れる
  • 燃えるゴミの日に捨てる

など回収のルールは各自治体によって様々です。

ボタン電池や充電池(リチウムイオン電池)の捨て方

ボタン電池は水銀を含むため自治体では回収していません。

モバイルバッテリーなどの充電池(リチウムイオン電池)は発火の恐れがあるため、こちらも回収していません。

ニカド電池やニッケル水素電池も同様の扱いです。

これらの充電池はニッケルやコバルトなど貴重な資源を使っているため、リサイクルするのが今の社会にとって必要不可欠な作業。

家電量販店やホームセンターなどの回収協力店に持ち込むのが「正しい捨て方」であり、そのおかげで再利用に回されます。

お住まいの地域でどこで回収を行っているかは、下記の記事をご覧ください。

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まとめ

乾電池を燃えるゴミに出してしまったとしても

  • 焼却炉で燃えてしまう
  • 1992年以降の乾電池(マンガン・アルカリ)なら水銀はゼロ
  • 「誤って捨ててしまった」と連絡する必要はない

ということでした。

ほとんどの地域では乾電池は燃えるゴミではなく、その他の日に分類して出す特別なゴミです。

ゴミ箱を分けるなど、他のゴミと混ざらないように保管したいですね。

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