ゴキファイタープロとブラックキャップ、どちらを買おうか迷いますよね?
同じゴキブリ駆除の製品だし、パッケージに書いてあることもだいたい一緒だし……。
そこで、ここでは
- ゴキファイタープロとブラックキャップの比較
- 効果の違いを検証
- 成分や容器や匂いなどの各要素を比較
こんな情報をまとめます。
私が一年間実際に試した結果も掲載していますので、参考にされてください。
【表まとめ】ゴキファイタープロとブラックキャップの比較
ゴキファイタープロとブラックキャップの違いを表にまとめて、分かりやすく比較してみました。
ゴキファイタープロ | ブラックキャップ | |
ゴキブリ駆除の効果 | 普通△ | 文句なし◎ |
効果持続時間 | 1年間 | 1年間 |
有効成分 | フィプロニル | フィプロニル |
内容量 | 12個入り | 12個入り |
容器の種類 | 4種類 | 1種類 |
匂い | ほぼ無臭 | 甘い香り |
容器の色 | ブラック | ブラック |
販売価格 | 600円~700円 | 550円~650円 |
メーカー | フマキラー | アース製薬 |
効果がある対象 | 餌を食べたゴキブリ 巣に居る仲間たち メスが持つタマゴ 抵抗性ゴキブリ 大型ゴキブリ |
餌を食べたゴキブリ 巣に居る仲間たち メスが持つタマゴ 抵抗性ゴキブリ 大型ゴキブリ |
比べてみて分かったゴキファイタープロとブラックキャップの明らかな違いは、以下の3つの点。
- 容器の種類(バリエーション)
- 匂い
- 値段
この3つを中心にくわしく解説していきましょう。
ゴキファイタープロとブラックキャップの違う点・同じ点
では、ゴキファイタープロとブラックキャップの違いを細かくご紹介していきますね。
ゴキブリ駆除の効果(効き目)※2022年追記
私(当ブログ管理人)は、ブラックキャップの愛用者。
すでに数年は使い続けて、その効果については疑問の余地がありません。
ネット上で「ゴキブリ駆除の最強」と呼ばれているのも納得で、設置したらほとんどゴキブリの姿を見ることはないほど効果はバツグン!
そして、2021年は趣向を変えて毎年買っていたブラックキャップをやめて、試しにゴキファイタープロを購入してみたんですね。
ここから追記部分(2022年初夏)
ゴキファイタープロを使用した去年(2021年)は、3~4回は台所でゴキブリに遭遇しました。
そして、去年の生き残りか、その子供か分かりませんが2022年の春ごろに早々とゴキブリが出現……。
個人的な体感ではやはりブラックキャップのほうが効果があると言わざるを得ません。
効果がある対象はどちらも同じ
ゴキファイタープロもブラックキャップも、その効果がある対象はまったく一緒です。
毒入りの餌を食べたゴキブリはもちろん、そのゴキブリが巣に帰ったあとに効果が拡大する仕組み。
毒入り餌を食べたゴキブリが巣でフンをすると、それを巣に居る仲間が食べます。
すると、フンにも毒が含まれているので駆除効果が連鎖し、その仲間もデッド……。
また、タマゴを抱えたゴキブリが毒入りの餌を食べると、そのタマゴにまで毒が影響し、一緒に駆除が可能。
効果持続時間はどちらも1年間
ゴキファイタープロとブラックキャップの効果持続時間は、どちらも1年間です。
たとえば、今年の5月に設置したら、来年の4月いっぱいまで効果が続くわけですね。
パッケージには「使用環境により異なります」と注意書きがありますが、これはたぶん雨が当たる屋外や、お湯がかかる風呂場に置いた場合を想定してのことでしょう。
普通にリビングや台所などに置く分には、1年はゆうに保つと思って大丈夫だと思います。
有効成分はどちらもフィプロニル
「毒餌剤(どくじざい)」というカテゴリに分類されるゴキファイタープロとブラックキャップ。
どれだけゴキブリ駆除の効果があるか?は、餌に含まれる殺虫成分(毒)に左右されます。
ブラックキャップは効果が高いとネット上でも話題ですが、その殺虫成分は「フィプロニル」。
ゴキファイタープロも同じフィプロニルなので、直接的な効果はまったく一緒だと判断できるでしょう。
容器はゴキファイタープロには4種類も入っている
ブラックキャップは、丸くてドーム状の容器が1種類のみ入っています。
一方、ゴキファイタープロは、以下の4種類の形状が入っています。
- 丸型:4個
- 正方形型:4個
- 長方形型(スキマ用):2個
- 三角形型(コーナー用):2個
冷蔵庫や家具と壁の隙間に長方形型、部屋の隅に三角形型を。
その他の開けた場所には、汎用型の丸形や正方形を。
こうして置く場所に合わせられるので、ピッタリとハマって置きやすいなぁ!という印象。
設置のしやすさ、隙間に入れやすさはゴキファイターの勝ち!
ちなみに両者の容器のサイズを比較したのがこちら。
- ブラックキャップの容器サイズ:幅約4.5cm×高さ約2.7cm
- ゴキファイタープロの容器サイズ(丸形):幅約4cm×高さ1.8cm
ゴキファイタープロの方がコンパクトで、しかも設置場所に合わせて容器を4種類から選べるので、その点では勝っています。
匂いはゴキファイタープロはほぼ無臭
ブラックキャップを使ってみて、ちょっと気になるのが匂い。
パッケージから取り出すと、ぷ~んと甘ったるいような匂いが鼻を刺激します。
パッケージ裏の成分表に「香料」と書かれているので、あえて匂いをつけてあるようです。
一方、ゴキファイタープロは、ほぼ無臭。
成分表を見ても「香料」は入っていないため、人工的な匂いはしません。
匂いに敏感な人は、ゴキファイタープロの無臭は嬉しいと思います。
しかし、ゴキブリを誘引するという意味では、ある程度は匂いがあったほうがいいのかなと素人ながら愚考するわけですが。
ブラックキャップの匂いがきつい!いつまで続く?外のゴキブリを呼び寄せる?
容器の色はどちらも真っ黒
ゴキファイタープロもブラックキャップも容器は、表も裏も真っ黒です。
設置した年月日をマジックペンで書き入れられるように、裏側だけでも白くしてほしいのが正直なところ。
もしくは、シールが同封してあって、それを貼り付ける方式でもいいですし……。
ブラックキャップがネーミング通り黒いのは仕方ないとして、ゴキファイタープロは他の色でも良かったのでは……と思っちゃいます。
販売価格はブラックキャップが50円安い
私が実店舗や各ネット通販サイトで見て回った実勢価格は
- ゴキファイタープロ:600~700円
- ブラックキャップ:550~650円
このようにゴキファイタープロの方が50~100円ほど高く、ブラックキャップのほうが割安です。
Amazonでの販売価格は、以下の通り(2021年5月中旬現在)。
- ゴキファイタープロ:603円
- ブラックキャップ:545円
ゴキファイタープロは容器の形が4種類あるから、コストアップしているのでしょうか?
真相は不明ですが、内容量はどちらも12個なので、ブラックキャップのほうがおサイフに優しいのはたしか。
まとめ
というわけで、ゴキファイタープロとブラックキャップを比較して分かったのは
- ゴキファイタープロは容器が4種類あって置きやすい
- ゴキファイタープロは変な匂いがしない
- ブラックキャップのほうが約50円安くて経済的
この3つの違いで、他の面ではほぼ変わらないという結論です。
ゴキブリの駆除効果が変わらないなら、一年ごとに交互に使うのもグッドアイデアでしょうね。
容器を見ればどちらの商品かすぐ分かるので、混同することなく、使用期限が切れたものを捨てられますから。
もうひとつの有名な駆除剤「コンバット」との比較は、以下の記事でくわしく紹介していますのでご覧ください。
コンバットとブラックキャップ、効果が高いのはどっちか実験
コメント
ゴキブリは暗い場所を好むので、暗い場所に置くのが効果的。なので商品は黒くなるのでしょうね。
たしかに言われてみればそうかもしれませんね。黒い外観については不満の声もあるんですが必然性があるからこそなのかもしれません。