一人暮らしを始めてしばらくすると
そういや最近、果物を食べてないなぁ……
って気づく瞬間がやってきます。
健康のために食べたほうが良いのは分かるけど、何を買ったらいいのか迷う人が多いのでは?
そこで、ここでは
- 一人暮らしの生活でお勧めの果物ベスト10
- 一人暮らしで果物を賢く食べる&安く買うコツ
など、一人暮らしながら毎日フルーツを欠かさない管理人が解説していきます。
これで今日から果物不足解消まちがいなしですよ。
一人暮らしの果物おすすめベスト10
一人暮らしの人におすすめしたい果物が、こちらの10種類。
- バナナ
- キウイフルーツ
- ぶどう
- みかん
- いちご
- スイカ
- りんご
- オレンジ
- グレープフルーツ
- パイナップル
私の独断と偏見でおすすめ順に1位から10位まで並べてみました。
では、それぞれの果物の優れた点をご紹介しますね。
バナナ(食べやすさNo.1)
一人暮らしで手間を掛けずに毎日果物が食べたいなら、バナナ以外にはありません。
販売価格 | 100~250円(一房) |
旬(販売時期) | 一年中 |
当たり外れの有無 | 激甘か薄甘のどちらか |
主な栄養素 | カリウム・食物繊維 |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★★★ |
カロリー(100g当たり) | 93kcal |
値段も全フルーツ中、1~2を争うくらいの安さ!
塩分を排出してくれるカリウムが豊富ですし、便秘予防になる食物繊維もたっぷり。
おまけにお腹に溜まるので、私はもう何十年も朝食に欠かしたことはありません。
熟すスピードが早い夏には、たくさんの房がついたバナナを買うと真っ黒になってしまうことも……。
一人暮らしの人は、せいぜい4~5本の房を買うのがお勧め(冬なら熟すスピードが遅いので10本の房でも可)。
キウイフルーツ(栄養素が総合No.1)
キウイフルーツというと、ビタミンCだけが特別多いイメージがありませんか?
しかし、「栄養充足率」という“17種類の栄養素がどれだけ含まれているか?”を比較した指標によると、バナナやイチゴを抑えてキウイがナンバーワン!
つまり総合的な栄養素の充実度でいうと、キウイがもっとも優れたフルーツだと言えるわけですね。
販売価格 | 90~130円 |
旬(販売時期) | 一年中 |
当たり外れの有無 | 熟していないと酸味が強い |
主な栄養素 | ビタミンC・カリウム・食物繊維 |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★★☆ |
カロリー(100g当たり) | 51kcal(グリーン種) |
キウイフルーツには、緑色のグリーンキウイと、黄色のサンゴールドキウイの2種類があります。
グリーンキウイは食物繊維が多く、サンゴールドキウイはビタミンCが多め。
ただ、総合的な栄養素充足率ではサンゴールドキウイが勝っているんですって。
キウイは食べごろになるまで時間がかかるので、一人暮らしでもまとめ買いして大丈夫ですよ。
ぶどう(種無し・皮ごと食べられるレッドグローブが最高)
私が子供のころは、ぶどうと言えば、「種あり」で皮が食べられない品種がほとんどでした。
しかし、ここ数年ですっかりおなじみになった外国産のぶどう(レッドグローブ)は、「種無し」で皮ごと食べられるので、非常に食べやすいです。
しかも、味も当たり外れがほとんどなくて、どれでもだいたい甘いので、ついつい買ってしまいます。
販売価格 | 70~100円(100g当たり) |
旬(販売時期) | アメリカ産:9~12月・チリ産:1~5月 |
当たり外れの有無 | 薄甘もあるが大抵はとても甘い |
主な栄養素 | ビタミンC・ビタミンB群・ポリフェノール |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★★★ |
カロリー(100g当たり) | 58kcal |
秋から春にかけてどのスーパーの店頭にも並ぶので、ぜひ買ってほしい果物のひとつですね。
もちろん、巨峰やデラウェアなどの昔ながらの品種もいいですが、「食べやすさ」という意味で、一人暮らしの人には外国産の品種をお勧めします。
みかん(箱買いして冬のビタミン補給に)
一人暮らしの部屋にはコタツはないかもしれませんが、冬になったら箱買いしたいのが、やっぱりみかん(温州みかん)。
販売価格 | 600~700円(1kg当たり) |
旬(販売時期) | 10月~翌年3月 |
当たり外れの有無 | 酸っぱいものと甘いものの差が激しい |
主な栄養素 | ビタミンC・βクリプトキサンチン |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★★★ |
カロリー(100g当たり) | 49kcal |
ただ、中には超酸っぱい種類もあるので、箱買いするときはちゃんと味見をしましょう。
みかんは、出回る時期によって以下のように4つの呼び名があります。
- 極早生(ごくわせ)
- 早生(わせ)
- 中生(なかて)
- 晩生(おくて)
早生は青いみかんで酸味が強め、遅い時期になるほど甘さが強くなります。
いちご(春限定の楽しみ)
甘いイチゴを食べたときの幸福感は、ほかの果物とはちょっとレベルが違うというか、別の次元って気がします(個人的に)。
販売価格 | 300円~(1パック当たり) |
旬(販売時期) | 12月~翌年4月 |
当たり外れの有無 | 酸っぱいものと甘いものの差が激しい |
主な栄養素 | ビタミンC・アントシアニン |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★★★ |
カロリー(100g当たり) | 31kcal |
食べやすくて、ビタミンCが豊富。匂いもステキで、見た目もかわいい。
欠点は一人暮らしの限られた生活費だと少々高い!という点だけでしょう。
小粒ですっぱそうなイチゴが安売りしているときもあるので、それに練乳と牛乳をたっぷりかけて食べるのもお勧め。
スイカ(夏バテ防止に食べたい)
スイカはほとんどが水分なので、夏場の水分補給にピッタリ。
しかも、意外と栄養素も多いんですよ。
販売価格 | 200~300円(1kg当たり) |
旬(販売時期) | 4月~9月 |
当たり外れの有無 | どれも平均的に甘い |
主な栄養素 | ビタミンC・ビタミンB・カリウム |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★★★ |
カロリー(100g当たり) | 41kcal |
まさに日本の暑い夏に適した果物です。
夏だけはなるべくスイカで果物不足を補いましょう。
りんご(おいしくて健康的)
「1日1個のりんごが医者を遠ざける」ということわざがあるように、健康の維持や病気の予防のために積極的に食べたい果物の代表格。
販売価格 | 160~200円(1個当たり) |
旬(販売時期) | 9月~11月 |
当たり外れの有無 | 酸っぱいもの・甘いもの両極端 |
主な栄養素 | 食物繊維・カリウム |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★★☆ |
カロリー(100g当たり) | 53kcal |
一人暮らしだと自分で皮を剥く手間がありますが、そうまでして食べる価値があると思いますよ。
皮むきが面倒ならよく洗って、皮ごと食べたり、ミキサーにかけてジュースにするのもいいでしょう。
オレンジ(いつでも買える定番)
日本の温州みかんが食べられない時期は、一年中出回っているネーブルオレンジやバレンシアオレンジを買いましょう。
販売価格 | 100円前後(1個当たり) |
旬(販売時期) | 1年を通して |
当たり外れの有無 | 酸っぱいものが多め |
主な栄養素 | ビタミンC・カリウム |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★☆☆ |
カロリー(100g当たり) | 42kcal |
ビタミンCの補給源として、私はいつも家に常備しています。
皮をむいたほうが食べた気がしますが、時間がないときは、くし切りにカットすると食べやすいでしょう。
グレープフルーツ(ほどよい酸味と苦味を楽しめる)
甘いものが苦手で、だから果物もあまり食べたくない人にこそ勧めたいのがグレープフルーツ。
変な甘ったるさがないので、食後の口直しにも。
販売価格 | 100円前後(1個当たり) |
旬(販売時期) | 1年を通して |
当たり外れの有無 | 酸味があるのが普通 |
主な栄養素 | ビタミンC・カリウム |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ★☆☆ |
カロリー(100g当たり) | 40kcal |
皮を手でむいて食べるより、真ん中から半分に切ってスプーンですくい取って食べるのが楽ちんです。
もともと甘さが薄いフルーツなので、当たり外れとか気にしないで気軽に買える点もうれしいところ。
パイナップル(甘みがとにかく凄い)
甘みが強い果物が食べたいなら、パイナップルが最強でしょう。
たまに「当たり」に当たると、それはそれは甘い果実が楽しめますよ。
販売価格 | 300~500円(外国産1玉当たり) |
旬(販売時期) | 1年を通して |
当たり外れの有無 | 薄甘から激甘まで |
主な栄養素 | ビタミンC・ビタミンB1・食物繊維 |
食べやすさ(三ツ星が満点) | ☆☆☆ |
カロリー(100g当たり) | 54kcal |
一人暮らしで1玉を買うと、もてあますかもしれません。
しかも切るのがけっこう力がいるし、手間がかかります……。
スーパーによっては切り身をパック詰めして販売している場合もあるので、そちらを買い求めるとよいでしょう。
一人暮らしにこそ勧めたい!生以外の果物で代用する方法
「果物を食べる」というと、果汁がしたたる生の果実にかじりつくイメージが真っ先に浮かびますよね?
でも、「加工品の果物を食べる」という選択肢もありますよ。
果物の缶詰に頼ってもOK!
みかん缶や桃缶など、缶詰で果物を摂る方法もアリ。
フルーツ缶はなにもゼリーなどお菓子を作るときに利用するだけではなく、普段から普通に食べてもぜんぜんOKです。
缶詰のメリット
- 値段が安い(1缶100~300円)
- 長く保存できるので買いだめ可能
- 栄養価の減損が少ない
- 皮をむかなくていい
- 非常時の食料にもなる
- 保存料や防腐剤などの添加物が入っていない
缶詰は傷まないように加熱処理をするため、ビタミン類が減ってしまうことが心配ですよね?
でも、みかんの缶詰については、生のみかんの「約80%」のビタミンCが残っています。
たしかに減りはしますが、ゼロになるわけはありません。
逆に桃の缶詰では、缶詰の果実のほうがビタミンCの吸収率が上がるため、生で食べるよりも栄養価が高くなるそうです。
缶詰のデメリット
- 種類が少ない
- 生の果物よりもカロリーが高い
缶詰は味を楽しむというより、保存食として発展してきました。
そのため一年中栽培されている果物は、基本的に缶詰にはされません。
特定の季節にしか出回らないみかんや桃の缶詰が代表的なのは、それが理由です。
他にさくらんぼやラフランスなどもそう。
ですから、選択肢が少なくて、食べ続けると飽きてしまうのは事実……。
また、糖類が添加されているため、生の果物よりはカロリーは高くなります。
冷凍果物を冷凍庫にストックしておく
スーパーやコンビニでは、冷凍食品のコーナーに冷凍果物が並んでいます。
- ブルーベリー
- マンゴー
- ライチ
- いちご
- ぶどう
冷凍というと栄養素が減る心配がありますが、実は生で食べるよりビタミンCが多い場合もあるとか。
新鮮なうちに冷凍するため、収穫から時間が経った生の果物よりも失われる栄養素が少ないそうです。
旬が過ぎて生で食べられないフルーツでも冷凍果物なら食べられるメリットもありますね。
お菓子感覚のドライフルーツは長持ち
果物を乾燥させて水分を飛ばしたドライフルーツは長持ちで、いつでも食べられる気軽さがメリット。
- プルーン
- 干し柿
- いちじく
上記の生で食べられないオフシーズンの果物は、ドライフルーツに頼るのが吉!
ビタミンはさすがに減りますが、それ以外の栄養価は高くなります。
ただ、水分量が減ってギュッと凝縮される分、グラム当たりのカロリーも高くなるデメリットも。
つまり、生の果物と同量食べると、カロリーの摂り過ぎに……。
適量を食べるようにして、食べすぎに注意しましょう。
果物と野菜を組み合わせたスムージーは栄養満点
包丁がまだ上手に扱えない一人暮らしの方は、皮がうまく向けない果物も多いですよね?
そんなときは、適当にザク切りにした果物と野菜を組み合わせたスムージーを作るのがおすすめ!
私は熟れすぎて真っ黒になったバナナはそのまま食べられないので、牛乳やバニラアイスと一緒にミキサーにかけてシェイクにしています。
果物の不良在庫を一斉処分する方法として、スムージー(シェイク)は有効なので覚えておくといいですよ。
一人暮らしで果物を買う方法やコツ
最後に一人暮らしの人が果物をどうやって買えば良いのか、その方法やコツをご紹介します。
果物を毎日安く買う方法
品質は二の次で毎日何かしら果物を食べたい場合は、閉店間際のスーパーへ行ってみましょう。
大きなスーパーほど売れ残りの果物や野菜を「見切り品/おつとめ品」として激安価格で投げ売りしていますから。
また、自宅の近くにJAの直売所があるなら、そこへ行ってみる手も。
地元産の果物がスーパーよりも安く並んでいることもあります。
果物を通販(フルーツ定期便)で買う
ネット通販でも果物は買えますが、一人暮らしには量が多かったり、少量だと送料が高くついて経済的とは言えません……。
そんな人にお勧めなのが、果物を毎月1回届けてくれる「フルーツ定期便」。
プロの目利きが新鮮で美味しい果物を選んでくれるため、自分で選ぶ自信がない人でも安心です。
料金は高めなので経済的に余裕があって、スーパーの果物に不満がある人は一度試してみる価値はあると思います。
まとめ
一人暮らしの果物でおすすめは、この10種類。
- バナナ
- キウイフルーツ
- ぶどう
- みかん
- いちご
- スイカ
- りんご
- オレンジ
- グレープフルーツ
- パイナップル
私は毎朝バナナを1本食べて、それ以外に1~2種類の果物を組み合わせて食べるのが習慣です。
それくらいだとちょうど一日に必要な果物の量になるはずなので。
やっぱり旬の果物を食べるのが美味しいので、それぞれの季節に合わせてチョイスするようにしたいですね。
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