一人暮らしをしたいけど、おばけが怖い!っていう人、けっこういますね。
昼間はいいけど、夜一人で電気を消して眠れるか不安みたいな。
私は男ですけど心霊関係が苦手……
一人暮らしを始めた当初は、ビクビクしたり、眠れない夜もありました。
でも、オバケが出そうな物件を避けたり、怖い妄想を浮かべないようにするうち、今ではすっかり克服に成功!
そこで、そんな経験をもとに
- おばけが出そうな怖い雰囲気を消す対策
- 幽霊が怖いのを克服したコツ
- 一人暮らしで怖いおばけが出ない物件の選び方
などなど、くわしく解説します。
これさえ読めば恐れずに一人暮らしがスタートできて、おばけに怯えることなく楽しく生活できますよ。
一人暮らしの部屋からおばけが出そうな怖い雰囲気を消し去る対策4選
すでに一人暮らしを始めていて、毎日おばけが怖くて仕方がない人は、以下の4つを試してみてください。
- 暗い場所に人感センサーライトを設置
- カーテンやラグの色を暖色系に変える
- 部屋の空気を換気して湿気を溜め込まない
- ナイトライトを置く
「おばけ」はあなたの心が作り出したマボロシに過ぎない場合が多いので、ちょっとした工夫で怖い雰囲気が一掃できますよ。
暗い場所に人感センサーライトを設置
実家がずっと一軒家だった人は、初めて賃貸アパートに住んでみて、内部の暗さにビックリしませんでしたか?
一軒家と違い、外部と通じる窓が玄関とベランダの2方向にしかないため、風呂場やトイレは昼間でも暗いわけです。
人間って本能的に暗い場所には恐怖感を抱くもの。
ですから、昼間でも暗い部屋には、「人感センサーライト」という近づくと自動的に明かりが灯る製品をセットしておきます。
暗い玄関やクロゼットの中にも置いておけば、わざわざ照明のスイッチを入れる必要もないので便利ですよ。
カーテンやラグの色を暖色系に変える
部屋の明るさという意味では、カーテンやラグなどを明るい色に変えるのも有効です。
部屋をモノトーンに統一すると、それだけで陰鬱な雰囲気になりいかにもおばけがでそう……。
たとえ趣味じゃなくてもオレンジとか黄色など、バカみたいに陽気で明るい色に変えてみましょう。
部屋の空気を換気して湿気を溜め込まない
海・川・池など水辺にはおばけがでやすいと言われるように、湿気とおばけには関連性があると言われています。
もともと湿気が多い部屋や、いつも締め切って空気が淀んでいる環境は望ましくありません。
部屋に帰ったら窓を開けて換気して、カラッとした環境を保つようにしましょう。
ナイトライトを置く
ほとんどの人が夜寝るとき、照明をすべて消して寝るのが普通じゃないですか?
でも、やっぱり真っ暗って不安なもの。
いまの照明器具って常夜灯が付いていない物が多いので、ホントに真っ暗になるんですよね。
そこでお勧めしたいのがナイトライト。
枕元に置く弱いライトで、うっすらと部屋全体を照らすので、点灯させたまま寝ることも可能です。
悪夢にうなされて夜中に目覚めたときでも、この灯りのおかげで恐怖感は薄らぎますよ。
一人暮らしでお風呂が怖いときの2つの対処法
一人暮らしをしていて、おばけが怖い!と感じる瞬間のひとつがお風呂に入っているとき。
裸で無防備だし、水気が多いし、シャンプーするときは目を閉じるし……。
そんなお風呂タイムの恐怖感をやわらげるには、以下の2つがお勧め。
- シャンプーハットを使う
- スーパー銭湯・ジムの風呂を利用する
シャンプーハットを使う
私なんていまだにシャンプーするときに目を閉じると、ちょっと怖いです。
テレビで心霊番組を見たあとなんか、背後に気配を感じたりとか……。
そんなときは、シャンプーハットを用意するといいですよ。
シャンプーハットとは、泡が目に入らないようにガードする子供向け商品ですが、大人が使ってはいけないという決まりはありません。
これがあると、シャンプー中でもずっと目を開けていられるので恐怖感が薄まります。
スーパー銭湯・ジムの風呂を利用する
一年のうちでも特にオバケへの恐怖感が急上昇する時期ってありませんか?
そんな時期には、自分の部屋でお風呂に入るのはかなりハードルが高い行為……。
そこで、その期間中は限定的に
- スーパー銭湯に通う
- スポーツジムの風呂を利用する
こんな代替案をおためしください。
外のお風呂は人がいっぱいいるので、怖さはゼロです。
一人暮らしでおばけが怖くて眠れない夜の過ごし方3選
今夜、いままさにおばけが怖くて眠れない夜を過ごしている一人暮らしの方はいませんか?
私も過去にそんな夜が何度もありましたが、そういう夜は以下の方法で恐怖心をまぎらわしていましたよ。
- お笑い番組を見る
- コメディ映画を見る
- テレビのタイマーをセットして寝る
お笑い番組を見る
おばけへの恐怖心に打ち勝てるのは「笑い」が最強です。
深夜でもうそんな番組を放送していないときは、YouTubeで探してもいいでしょう。
私なんて当時人気だったコント番組を録画しておいて、眠れない夜はそれを観て過ごしたものです。
コメディ映画を見る
コメディ映画のDVDでも持っていたら、それもいいですね。
何度も見てもツボに入るタイプの笑いってあるじゃないですか?
意外とこういうときほど、普段はあまり笑えないアメリカのパロディ映画とか大笑いできたりしますよ。
あまりの下らなさに、失笑してしまうみたいな。
テレビのタイマーをセットして寝る
おばけが怖い夜こそ、誰かそばにいてほしいと思っても、誰もいない。
しかも、友達はみんな寝ている深夜。
でも、そんなときでも頼れるのがテレビです。
いまはほぼ終日放送しているので、昔は当たり前だった放送が終わって、砂嵐になることがありません。
テレビのオフタイマーをセットして、そのままベッドに入ってみましょう。
一人暮らしする私がおばけが怖いのを克服した工夫
私は一人暮らしをする前はわりと心霊番組に関心が高く、テレビで放送があれば欠かさず見るタイプでした。
しかし、一人暮らしを始めてからは、「あとで怖くならないため」に以下のようなものとは距離を置くように。
- 心霊番組を観ない
- ホラー映画を観ない
- 怖い系のYouTubeを観ない
この手の番組って、見ているときは
ウソくさいなぁ、ヤラセでしょ?
とかバカにしていても、いざ深夜になると思い出してブルブルと震えるのがいつものパターンでしたから。
金縛りは自然現象だと受け入れよう
私は過去一度しか経験ありませんが、なかには頻繁になる人もいる金縛り。
金縛りは霊現象とセットで語られ、霊が体を押さえつけているために起こると信じられています。
でも、科学的には「体は眠っているのに脳だけが目覚めている状態」だと説明可能なんですね。
もし今後、金縛りになっても自然現象なんだ!と強く思うようにすると、怖さもだんだん克服できるのではないでしょうか。
一人暮らしで怖いおばけが出ない物件の選び方【7つの鉄則】
これから一人暮らしを始めたいと思っているけど、おばけが怖いから二の足が踏んでいる方はいませんか?
おばけが出ない(出る確率が低い)物件の探し方・選び方として、この7つが大事なポイントですよ。
- 築年数が新しい物件を選ぶ
- 墓地・葬儀場・踏切のそばの物件は避ける
- 海・川・池などの水辺のそばの物件は避ける
- 相場より極端に安い物件は避ける
- 「大島てる」の事故物件サイトで調べる
- 「嫌な感じ」がする部屋は避ける
- 霊感が強い知り合いに見てもらう
では、ひとつずつチェックしてみましょう。
築年数が新しい物件を選ぶ
おばけが出そうな部屋をイメージしてください。
きっと、こんなボロアパートが浮かんできませんか?
- 錆びついた鉄の外階段がある
- 和室(畳の部屋)ばかり
- トイレが和式
予算の関係や少しでも安い家賃の部屋を探すと、こんな物件ばかりヒットします。
築年数が古いほど、それだけ何百人~何千人と入れ代わり立ち代わり様々な人が暮らしてきたはず。
古い物件はいろんな人の念が染み付いたり、もしかしたらその部屋で亡くなった人もいるかもしれません……。
ですから、出来るだけ人間の「感情的なシミ」がない築浅の物件を選ぶことがマストですよ。
墓地・葬儀場・踏切のそばの物件は避ける
墓地のそばに住んでいる人が、毎晩「金縛り」に遭うという怪談を聞いたことがありませんか?
話によっては、墓地が葬儀場だったり、事故が多い踏切だったりするパターンも。
どれも「死」に関係したスポット……
霊能者が言うには、心霊現象が起こりやすいのは霊の通り道である「霊道」が多いとか。
その意味で、墓地・葬儀場・踏切は要注意スポットでしょう。
海・川・池などの水辺のそばの物件は避ける
おばけが出るなど怖い体験をしたことがある人にアンケートを取ったところ
- 海
- 川
- 池
などの「水辺のそばの物件」に住んでいる率が高かったとか。
因果関係は分かりませんが、昔からおばけはジメジメとした「湿度が高い場所」に出やすいのが常識です。
大雨や台風などで増水した際もリスクがあるので、おばけだけが理由ではなく避けたほうがいい条件のひとつでしょう。
相場より極端に安い物件は避ける
不動産屋の広告や物件情報サイトで、明らかに他と比べて安い物件が見つかることがあります。
その理由のひとつとして考えられるのが、事故物件であること。
事故物件とは、その部屋で
- 住んでいた人が病死した
- 住んでいた人が自殺した
- 殺人事件があり誰かが亡くなった
このどれかに当てはまる物件のこと。
だからといって必ずしもオバケが出るとは言えませんが、ささいな音や目の錯覚をそれを結びつけてしまうはず。
怖がりな人は絶対に避けるべき物件です。
「大島てる」の事故物件サイトで調べる
一人暮らしをしたいと考えている物件で、過去に事件や事故があったらと思うと、怖くて住むのがイヤですよね?
直近でそんな事件・事故があれば家賃が極端に安かったり、物件情報に瑕疵物件(かしぶっけん)の表記があるため、借り手の私たちに伝わります。
しかし、前の前(あるいはもっと前)に住んでいた人がそこで亡くなった場合には、分かりようがありません……。
そんな物件に知らずに住んだら、おばけが出そう……。
でも、そんな情報もネットから簡単に調べられますよ。
それが大島てる氏が管理する物件公示サイト。
事件や事故で亡くなった方がいる物件には「炎マーク」が付いているので、チェックしてみましょう。
「嫌な感じ」がする部屋は避ける
気に入った物件を内見させてもらう際、どうも「イヤな感じ」がしたら、そこは候補から外しましょう。
あなたに霊感があろうがなかろうが、関係ありません。
人間の直感って案外バカにならず、ささいな違和感を無意識にキャッチして知らせてくれるものです。
一見、新しくて清潔で、幽霊の気配など微塵もないのに、なぜかイヤな印象を受けるとしたら、どこかに問題があるのかもしれません。
自分の直感を信じましょう。
霊感が強い知り合いに見てもらう
もし知り合いに霊感が強い人がいたら、内見に同行してもらいましょう。
さすがに占い師や霊能者にお金を払って依頼するのは度が過ぎた行為ですが、周囲におばけを見るタイプの人がいたらラッキー!
そういう人は第六感が優れているものですから、きっと頼りになるはずですよ。
おばけの出現率には関係がない賃貸物件の5つの条件
一人暮らしをする賃貸物件の条件として、私が個人的に「オバケの出現率」には関係ないし、無視していいと思うのがこちらの5つ。
- オートロックやカメラ付きドアホンの有無
- 常駐する管理人の有無
- 日当たりの良さ
- 住む階数
- 部屋番号に「4」が付く部屋
オートロックやカメラ付きドアホンの有無
おばけは超自然的存在なので、オートロックはすり抜けるでしょうし、カメラ付きドアホンがあっても映りません。
これらの装備は生きた人間(不審者)に対しては有効ですが、おばけに対しては無力でしょう。
ですので、付いていない物件でも気にしなくてもOKですね。
常駐する管理人の有無
アパート・マンションの一階のエントランスに常駐している管理人。
賃貸物件では珍しいですが、こちらもおばけに対しては無力です。
管理人さんが霊能者で除霊や祈祷ができる人ならともかく、普通の人ならいてもいなくても一緒でしょう。
日当たりの良さ
物件を選ぶなら、一日を通して日当たりが良い「南向き」がベスト。
次いで朝は日当たりが良い「東向き」、その次が午後から日が当たる「西向き」の順番。
一日を通して日が当たらない「北向き」の部屋は、物件としては最悪なんですね。
ただ、おばけが出るのはほとんどが夜間。
雰囲気として太陽が当たらずジメジメした部屋は、おばけが出やすい気がしますが、日が暮れれば条件は一緒ですよ。
住む階数
私は昔はよく稲川淳二氏などの怪談を聞いていましたが、物件の階数によって、おばけが出やすい/出にくいという話は聞いたことがありません。
どの階で事件や事故が起こりやすいという法則もありませんから、気にしないでいいでしょう。
部屋番号に「4」が付く部屋
日本では昔から「4」という数字は、「死」をイメージさせるため、部屋番号に使うのを避けてきました。
アパート・マンションによっては4階がそっくりなかったり
- 104
- 204
- 304
といった部屋番号が割り振られることなく、103号室の次はひとつ飛ばして105号室になっていたりとか。
しかし、最近ではその風習も薄れてきて、普通に「4」のつく部屋があったりします。
これは完全に迷信で、おばけが出やすいわけでもないので気にしないでいいでしょう。
おばけ(幽霊)が出る部屋って本当にある?
私自身、これまで何度も一人暮らしで引っ越しをしてきましたが、一度もおばけとは遭遇していません。
実際に周りの人に聞いてみても、霊体験(実際に目撃した)がある人は一人もいません。
おばけを怖がらない人は
- 不審者や隣人など生きている人間のほうが怖い
- ゴキブリのほうが何倍も怖い
こんな強気なコメントをする人も。
ただ、存在する証拠はないが、見る人がいるのは事実です。
それが勘違いでも「ひとつの体験」としては、その人にとっては真実なんですね。
ですから、結論としては客観的な証明はできないけれど、おばけが出る部屋はある!というのが事実です。
まとめ
一人暮らしをするにあたり、オバケが怖い方は
- おばけが出なさそうな物件を選ぶ
- おばけが出なくなりそうな雰囲気を作る
- 普段から心霊系のメディアに触れない
こんな対策が大切です。
それと聞きかじった知識ですが、遊び半分で心霊スポットに行かないことも重要ですよ。
まぁ、ぶっちゃけ、オバケが怖いのは最初だけで怖がりな人(私)でも1~2年経てば慣れます。
夏になるとYouTubeで怪談を見るのが恒例なくらいですから。
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