せっかく設置したゴキブリホイホイにかからないと、ガッカリしますよね?
ゴキブリがかかっていれば、それはそれでゾッとするんですが、捕まえるのが目的ですから。
「かからない」のはどこかに必ず原因があり、それを直せばガンガン入るようになるんですよ!
ここではそんな
- ゴキブリホイホイに入らない7つの原因
- ゴキブリホイホイにかかりやすくする3つのコツ
こんな情報を大のゴキブリ嫌いの管理人が、長年の経験をもとにご紹介していきましょう。
ゴキブリホイホイにかからない7つの原因
ゴキブリホイホイにかからないのは、何も商品自体に問題があるわけではありません。
以下の7つのどれかに、思い当たるフシはないでしょうか?
- ゴキブリが歩くルートに置いていない
- 餌が他の場所に豊富にある
- ゴキブリが警戒しているため
- ゴキブリが1匹~数匹しかいない
- ゴキブリホイホイの組み立て方に誤りがある
- 気温が下がって活動が鈍っている
- 設置から時間が経っている
では、ひとつずつ見ていきましょう。
ゴキブリが歩くルートに置いていない
ゴキブリが部屋の中に出現したときを思い出してください。
部屋の「真ん中」を堂々と歩き回っていたでしょうか?違いますよね?
ゴキブリが移動するときは、だいたい壁際をソロソロと慎重に進みます。
ゴキブリホイホイを部屋の真ん中に置く人はいないと思いますが、設置後に
- 足でつい蹴飛ばしてしまった
- 子供やペットがいたずらして移動させてしまった
こんな理由から壁際から移動することは珍しくありません。
餌が他の場所に豊富にある
ご存知のようにゴキブリホイホイは、内部にある餌のニオイでゴキブリを誘い込みます。
しかし、部屋の中にゴキブリが好きな餌が他にあったらどうでしょうか?
しかも、ゴキブリホイホイよりもゴキブリにとって魅力的なニオイがして、アクセスしやすい場所にエサがあったら?
そう、絶対にそっちを優先して、ゴキブリホイホイは後回しになるか、無視しちゃいますよ。
ゴキブリが警戒しているため
ゴキブリがゴキブリホイホイを危険物として認識し、警戒して近寄らない可能性もあります。
それはゴキブリには、こんな能力があると言われているため。
- 仲間に危険を知らせるフェロモンを分泌する
- 危険を察知するとIQが跳ね上がる
もし、ゴキブリの通り道にゴキブリホイホイがあり、あからさまに避けて通っているとしたら、意識的に警戒しているのかもしれませんよ。
ゴキブリが1匹~数匹しかいない
「ゴキブリを1匹見たら、100匹いる」
というフレーズは、誰しも耳にしたことがあるはず。
ですから、室内でゴキブリを1匹見た後、ゴキブリホイホイを設置すれば、5~10匹くらい大量に捕獲できると期待するのも無理ありません。
しかし、たまたま屋外から1匹だけ迷い込んでくる場合もあるんですよ。
特にクロゴキブリ(全身が黒くて体長2.5~3cm)は、行動範囲が広いため、餌を求めて単独であなたの家(アパートやマンションの部屋)に侵入してくることも……。
家に居着いて仲間を呼び寄せ繁殖したあとは別ですが、1匹だけが侵入した時点ではゴキブリホイホイにかからない方が自然ですよ。
ゴキブリホイホイの組み立て方に誤りがある
ゴキブリホイホイを説明書をちゃんと読まないで、いい加減に組み立てていないでしょうか?
ゴキブリホイホイのハウス型の形状は、ゴキブリが暗い場所を好むのに合わせたもの。
また、ゴキブリホイホイの入り口が「斜め」になっているのは、頭をつっこんだゴキブリの触覚を粘着面に触れさせないで内部に誘い込むため。
きちんと組み立てないと、ゴキブリに不要な警戒感をもたせて、かからない原因になってしまうでしょう。
気温が下がって活動が鈍っている
10~11月ごろになっても、ゴキブリを見かけることがあります。
ゴキブリが活発に活動するのは春~夏の気温が高い時期。
秋から冬にかけてゴキブリを見かけても、活動は鈍っていて、餌を積極的に探そうとはしません。
ほとんどのゴキブリは気温が下がる秋~冬になると、人目につかない場所(冷蔵庫の裏など)でじっとしています。
その時期になると、ゴキブリホイホイにかからないのは当然ですね。
設置から時間が経っている
ゴキブリホイホイは、なんとなくイメージ的に設置してから半年~1年くらいは効果が続くと思っていませんか?
でも、アース製薬「ゴキブリホイホイ+デコボコシート」のパッケージ裏を見ると、こんな一文が見つかります。
ハクリ紙をはがしてから約一ヶ月間はじゅうぶん効果があります。
約一ヶ月は粘着力があるそうですが、それ以後はだんだん弱まってしまうとも読み取れます。
ですから設置から時間が経った場合、せっかく中に入ったゴキブリがいても、粘着力が弱まっているため、脱出することがあるのかもしれません……。
ゴキブリホイホイにかかりやすくする3つのコツ
ゴキブリホイホイの能力を最大限に引き出して、ゴキブリをかかやすくするコツが以下の3つです。
- ゴキブリホイホイを説明書通りに組み立てる
- 室内の餌になりそうなモノを排除・隠す
- 定期的に設置場所を変えたり新品に取替える
なんとなく勢いで置いただけでは、まったく中には入らないので、ちょっとだけ真剣に取り組んでみてください。
ゴキブリホイホイを説明書通りに組み立てる
まずなんといってもメーカーが推奨する正しいやり方で、ゴキブリホイホイを組み立てましょう。
やり方は、こちらの動画がくわしいです。
- ハウスの両サイドの入り口に足ふきマットを貼る
- ハウスの底のハクリ紙を剥がす
- 誘引剤を袋のまま透明部分を上にして粘着面の中央に貼る
- ハウスの左右の屋根を組み合わせて完成
これでゴキブリを招き入れる体制が整いました!
室内の餌になりそうなモノを排除・隠す
室内にゴキブリが好きそうな食べ物があったら、そちらに引き寄せられてしまいます。
できるだけ餌の選択肢を潰すため、以下のゴキブリの餌になりそうなものは排除したり、隠しましょう。
- シンクに食べ終わった食器を放置しない
- お菓子などの袋を捨てるゴミ箱に蓋をするか口を縛る
- 生ゴミを入れる三角コーナーを置かないか、蓋をする
- ペットの餌の食べ残しを長時間放置しない
これでゴキブリが浮気する餌がほとんど無くなりました!
定期的に設置場所を変えたり新品に取替える
ここはいかにもゴキブリが通りそう
と思っても、実際には別の場所を頻繁に通っているのかもしれません。
それにゴキブリホイホイの個数は限りがありますから、すべての場所をカバーすることは不可能。
ですから、1週間ごとくらいにゴキブリホイホイの置き場所を
- 流し台
- ガス台
- 冷蔵庫の横や裏
- 食器棚
- 台所の隅
- 風呂場
- 洗面所
- 玄関
といったゴキブリが出没しそうなポイントをローテーションさせましょう。
それと粘着力の低下を考慮して、設置後一ヶ月を目安に新品に取り替えることをお忘れなく。
これで常に強力なゴキブリホイホイを、ゴキブリの通り道に置くことができるでしょう!
まとめ
- 通り道に置いていない⇒定期的に置き場所を変える
- 餌が他の場所にもある⇒餌になりそうな食べ物を排除する
- ゴキブリホイホイの組み立て方が違う⇒説明書通り組み立てる
- 設置から時間が経っている⇒新品と取り替える
- ゴキブリが数匹しかいない⇒かかららないのは当然
- 気温が下がって活動が鈍っている⇒かからないのは当然
ゴキブリホイホイにかからない原因と対策は以上です。
なお、ゴキブリがゴキブリホイホイを避けて通ったり、警戒して近づかないようであれば、「ブラックキャップ」のような毒餌剤(どくじざい)の使用をお勧めします。
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