毎日、ゴキブリの出現に泣いていませんか?
ゴキブリ対策としてブラックキャップを置きたいけれど、今からじゃ「時期的に遅い」と思って、二の足を踏む人も多いはず。
ゴキブリがよく出るのは7~8月の真夏ですものね。
そこでここでは
- ブラックキャップの設置時期はいつ頃がベスト?
- 設置してから効果が実感できるのはいつ頃か
- ブラックキャップの交換時期はいつ?
など「時期」にテーマを絞ってお伝えしていきますね。
ブラックキャップ使用歴の長い私におまかせください!
ブラックキャップの設置時期はいつ頃がベスト?
ブラックキャップの設置時期は、気温が20℃を越える少し前がベストです。
気温が20℃を越えるのは全国平均で3~4月なので、だいたい季節的には「春先」に当たります。
忘れずにこの時期に設置しましょう!
気温が20℃を越える「少し前」がベストな理由
ブラックキャップを買う人は「ゴキブリの姿を見たくない」という理由からですよね?(私もそのひとり)。
そうしたらゴキブリが活動を始める「少し前」に設置したいのが本音でしょう。
ゴキブリは熱帯で生まれた虫なので、寒い季節は活動できません。
そんなゴキブリが「暖かいな!これなら動けるぞ!」と活動を開始するのが、気温が20℃を越えてから。
ゴキブリにとっての「啓蟄」みたいなもの。
ゴキブリが動き始め、人間の目に触れる機会が増えるのが、このタイミング。
ですから、あなたがお住まいの地方の最高気温が20℃を越える少し前がベストなんですね。
全国各地の20℃を越える時期
というわけで、20℃を越えるまえにブラックキャップを設置するのがベスト。
ただ、南北に細長い日本では地方によって、季節の進み具合や気温がマチマチです。
そこで、全国各地で最高気温が20℃近く(18~19℃以上)まで上がるのはいつ頃なのか、調べてまとめてみました。
- 3月:那覇
- 4月:大阪・東京・前橋・熊谷・横浜・甲府・福井・静岡・名古屋・岐阜・津・京都・和歌山・岡山・広島・神戸・奈良・松江・鳥取・徳島・高松・松山・高知・下関・福岡・大分・長崎・佐賀・熊本・宮崎・鹿児島
- 5月:青森・秋田・盛岡・仙台・山形・福島・水戸・宇都宮・銚子・長野・新潟・富山・金沢・彦根
- 6月:札幌
最高気温が20℃近くまで上がる時期を「地方ごと」にまとめたのがこちら。
- 沖縄:3月
- 関東から西日本:4月
- 東北:5月
- 北海道:6月
このように南北で3ヶ月間もの開きがあります。
地域別ブラックキャップの設置時期
ブラックキャップは気温が20℃に上がって、ゴキブリが活動を始める「少し前」に置くのが理想的。
よって地域別のベストな設置時期がこちらになります。
- 沖縄:2月下旬
- 関東から西日本:3月下旬
- 東北:4月下旬
- 北海道:5月下旬
ただし、最近の日本は気候変動の影響で昔よりも暖かくなるのが早くなり、春が前倒しでやってきます。
ですから上記のタイミングよりも少し早めでもいいと思います。
気温が高めの東京都内なら3月中旬でいいかも?
私は毎年3月の上旬にはブラックキャップを購入し、3月中旬までには設置を済ませていますよ。
ゴキブリ最盛期の夏・少なくなる秋~冬に設置してもOK
春から秋にかけて家の中でゴキブリを見ないで済ませるには、なるべくなら3~5月の間に設置をするのがベスト。
しかし、ゴキブリの最盛期である7~8月にブラックキャップの存在を知って、初めて使われる方もいるはず。
そうやって時期がズレてもゴキブリを駆除する効果は薄れませんし、春先よりもゴキブリの数が減っていく効果を実感しやすいかもしれません。
さらにズレて秋~冬になってから設置しても、時間的なロスはないですよ。
つまりブラックキャップに決まった設置時期はありません。
以前のブラックキャップは効果が6ヶ月間だったんですね。
そのため、秋や冬に設置すると、ゴキブリがまったく活動しない期間をまたぎ、時間的なロスが生じていました。
しかし、ブラックキャップの効果持続期間が1年に伸びたおかげで、そんな心配は無用に。
- 秋に設置したら「翌年の秋」に交換
- 冬に設置したら「翌年の冬」に交換
こんなスケジュールにすればいいだけです。
ゴキブリの発生から終息までの流れ
ゴキブリがどのように一年を過ごすのか、そのライフサイクルを知っておくと対策を立てるときに何かと便利です。
春から夏にかけて
まず、春から。
卵や幼虫のまま、または成虫の状態で越冬したゴキブリは春になり、20℃くらいの気温まで上がると活動を開始します。
夏になり気温が25℃以上になると、一年で最も活動的になり、餌を探し回ったり、盛んに繁殖します。
夏に最もゴキブリの姿を見かけやすいのは、そのせいなんですね。
秋から冬にかけて
徐々に気温が下がる秋になると越冬の準備を始め、暗くて湿気の多い場所に集まります。
そして気温が10℃を下回る冬になると、活動を止めて、じっと暖かくなるのを待つ体勢に。
冬の寒さで死んでしまうゴキブリもいるそうで、気温が5℃以下になると卵は孵化しなくなります。
家のどこかでじっと身を潜めていると考えると気持ち悪い……。
ただし、冬に窓を開けておくと家の中のゴキブリが「寒さで死滅する」というウワサは誤り。
ゴキブリたちは知恵を絞って、家の中の暖かい場所に上手に隠れているんですよ。
寒い時期にゴキブリが潜伏している場所
冬の寒い時期に、ゴキブリが潜伏している可能性がある場所は以下の通り。
- 屋根裏
- 家具の裏
- 電子レンジや冷蔵庫の裏
春になってブラックキャップを置くときは、このような場所を重点的に設置しましょう。
冬の寒さをしのいで、食料を求めるゴキブリに「出会い頭」で毒のエサを食べさせることができるかも?
ブラックキャップの効果はいつから出る?
ブラックキャップを設置してから効果が現れるまでは、私の実感としては1~2週間くらいですね。
そういえばゴキブリの姿を見なくなったな
と感じるのがその頃。
早いときにはブラックキャップを設置した翌日に、家の中でひっくり返って死んでいるゴキブリを見つけることもありました。
手足をバタバタさせて、苦しんだ状態で転がっているケースもあり。
ただし、それはたまたますぐに食べてくれたせいですね。
ブラックキャップの効果を実験した動画を見ると、毒のエサを食べたゴキブリが死ぬのは約3時間後。
それくらい即効性はあるんですが、家の中に潜んでいるゴキブリをあらかた駆除するまでは、1ヶ月くらいだと思っておいたほうが(精神衛生的に)いいと思います。
ブラックキャップの交換時期は設置から1年後
ブラックキャップの交換時期は、設置から1年後です。
つまり設置後から1年間(12ヶ月/365日)は効果が持続するほど長持ちなんですね。
以前の製品は約6ヶ月でしたが、現在は1年間に改良されました。
たとえば今年の3月に設置したら、来年の3月に新しいブラックキャップを購入し、そっくりすべて取り替えればOK。
また、アース製薬によると、以前販売されていた「設置後、約6ヶ月間効果があります」と書かれた製品でも、実験の結果、1年間は効果が続くそうですよ。
設置前にブラックキャップに年数を書き入れよう
ブラックキャップを交換する際、どこに置いたか忘れて回収し忘れることは絶対にあります。
数年後に大掃除をしていて、家具の裏から発見したり……。
そうすると、これは今年設置したものか、それとも去年設置したものか、判別がつかなくなることもあるんですね。
そんな事態を避けるためにはブラックキャップを設置する前に、「年数を書き入れたネームシール」を貼りつけましょう。
こうしておけば、「あれ?これは今年の?それとも去年の?」といった混乱が100%起こりません!
まとめ
ブラックキャップの設置や交換する時期についてくわしくお伝えしてきました。
最後におさらいすると、ブラックキャップの設置時期は
- 沖縄:2月下旬
- 関東から西日本:3月下旬
- 東北:4月下旬
- 北海道:5月下旬
このように地域によって変わります(気温が20℃前後に上がる前)。
交換時期については有効期限が1年間なので、まるまる1年後でOK!
4月に設置したら、翌年の4月ってことですね。
設置する際はなるべく西暦の年数を書き入れたネームシールに貼っておくと、交換するときに混乱しないのでお勧めです。
ブラックキャップ本体にそのようなシールを添付してくれると。手間が省けてありがたいのですが。
アース製薬さん、お願いします!
ブラックキャップの置き場所【完全版ガイド】26か所を解説
コメント
夏、扉の無い車庫にゴキブリがいて、動かなかったのでそのままにらしていたら、数日後いなくなっていました。家族が捨てたのだと思い込んでいたのですが、だいぶ経ってから聞くと、何もしていないとの事!
ネット検索すると、ゴキブリは死んだふりをするとか!
あの時処理していれば..と後悔しています。
そんなときこそブラックキャップの出番です。笑
仕留められなかったり、見失ったゴキだけじゃなく、どこかに隠れている仲間も一網打尽にできますから(けっしてメーカーの回し者じゃありません)。