自販機で買ってきた缶コーヒーが、飲む前に冷えてしまうこと、ありますよね?
スーパーでまとめ買いした缶コーヒーを温めて飲みたいとき、ありますよね?
そんなときに、家で缶コーヒーを温める方法が、この5つ。
- 缶からマグカップに移して電子レンジでチン
- 缶のまま電気ケトルにいれて湯煎する
- 缶のまま鍋に入れて湯煎する
- 缶のままマグカップに入れて湯煎する
- 缶のまま冷温庫に入れて温める
温め時間が短い順にご紹介します。
また、絶対にやってはいけない温め方も解説するので、そちらも合わせてチェックしてみてください。
【結局これが一番早い!】電子レンジで缶コーヒーを温める方法
- 缶コーヒーの中身をマグカップなどの耐熱容器に移す
- 電子レンジを500~600wに設定し、1分間温める
もっとも早く缶コーヒーを温めるなら、この方法がベスト。
電子レンジの種類には800W~1000Wの高出力タイプがあり、それらならもっと短時間で温まります。
……ですが、コーヒーは急激に温めるとアロマ(匂い)が飛んでしまうため、あえて低出力でゆっくり温めるのがコツ。
また、90℃以上に温めてもアロマが消えるので、温めすぎないのもポイントですよ。
【モノグサ向き!】電気ケトルで缶コーヒーを温める方法
- 缶コーヒーの缶を軽く水洗いする
- 電気ケトルに水を入れてスイッチを入れる
- 沸騰してスイッチが切れたら電気ケトルの中に缶コーヒーを沈める
- そのまま5分ほど放置したらお湯を捨て、缶コーヒーを取り出す
これで自販機で買ってきた缶コーヒーと同じくらいの熱々に!
電気ケトルなら1分~2分という短時間でお湯が沸くし、後片付けも楽チン。
ただ、飲料水を沸かすための電気ケトルですから、買ってきた缶コーヒーをそのまま中に入れるのは衛生面で気になります……。
必ず缶を水でよく洗ってから入れるようにしましょう。
もし、それでも気になるなら沸かしたお湯を鍋などに移して、そこに缶コーヒーを入れてもOK。
沸騰後の電気ケトルの蓋を開けると蒸気が吹き出して危険です。
やけどをしないようにご注意ください。
【特別な道具が不要!】鍋で湯煎して缶コーヒーを温める方法
- 横にした缶コーヒーが入る大きさの鍋を用意する
- 鍋に缶コーヒーが浸かる分の水を入れて火にかける
- 沸騰したら火を止めて、缶コーヒーをお湯に浸ける
- 蓋をして5分ほど放置したら湯を捨てて、缶コーヒーを取り出す
鍋ひとつあれば温められる最もポピュラーな方法がコレ。
一人暮らしの人でも、鍋くらいはありますよね?
その際に、この動画で実践しているようにクルクルと回転させると早く温めることができます。
ひとつ注意点として、ガスコンロの火をつけたままの鍋のお湯に缶コーヒーを入れて長いこと熱すると、缶が破裂する恐れがあります。
くれぐれも缶コーヒーを入れるまえに、火を消すことを忘れないようにしましょう。
【片付けが楽!】マグカップで湯煎して缶コーヒーを温める方法
- 缶コーヒーが入る幅が広くて背が高いマグカップを用意する
- マグカップに缶コーヒーを「缶のまま」入れる
- 鍋か電気ケトルでお湯を沸かす
- 缶コーヒーを入れたマグカップにお湯を注ぐ
- 5分ほど放置して、缶コーヒーを取り出す
ショート缶(190g)の缶コーヒーなら、大きめのマグカップで湯煎できます。
ただ、マグカップに入るお湯の量は少なく、また蓋ができないので冷めやすいので、十分に温まらない場合も……。
個人的な意見では、普通に鍋で湯煎したほうがいいと思いますよ。
【いつでも飲める!】冷温庫で缶コーヒーを温める方法
冷温庫に入れて、缶コーヒーを温める方法です。
「冷温庫」とは、食べ物や飲み物を保冷・保温できる電化製品のこと。
缶コーヒーを冷温庫に入れておけば、約3~4時間ほどで自販機で売っているレベルまで温まります。
時間がかかるのは難点ですが
- 缶コーヒーを習慣的に飲む人
- 1日に何度も温かい缶コーヒーを飲みたい人
こんな人は買っておいて損はないでしょう。
冬は保温で使って、夏は保冷に使うという季節ごとの使い分けもできますね。
ボトル缶を温めるには缶コーヒーと同じ方法でOK!
ボトル缶の缶コーヒーも、普通の缶コーヒーと同じ材質の容器(アルミ・スチール)に入っています。
ですから、ボトル缶もここまでご紹介した同じ温め方でOK!
ただし、ボトル缶は背が高いため、小さな鍋やマグカップでは湯煎がしづらいかもしれません……。
ボトル缶こそ、素直に耐熱カップに移し替えて、電子レンジで温めるのが向いていますね。
ペットボトルのコーヒーを温める方法
ペットボトルは耐熱ではないため、湯煎するやり方はすべてNG。
コーヒーカップ等に移し替えて、電子レンジで温めるのがセオリーですよ。
温かいペットボトルコーヒーを常飲したい人は、それこそお金を出して冷温庫を買って損はないハズ。
やってはいけない!缶コーヒーの危険な4つの温め方
いくら手っ取り早いとはいえ、危険が及ぶので絶対にやってはいけない温め方がこちら。
- 缶のまま電子レンジで加熱する
- 缶コーヒーを直火で温める
- 缶コーヒーを石油ストーブの上に置く
- 缶コーヒーをIHクッキングヒーターで加熱する
缶のまま電子レンジで加熱する
缶コーヒーに限らず、缶を含む金属類を電子レンジに入れて加熱すると、パチパチと火花が散ります。
そのまま更に加熱すると、やがて引火して火事になる恐れが……。
絶対にNGな行為なので気をつけてください。
缶コーヒーを直火で温める
缶コーヒーをガスコンロや焚き火などの「直火にかけて温めてはいけない理由」は、3つもあります。
- 缶内部のコーティング剤が溶け出す恐れがある
- 缶が破裂する危険性がある
- 開封した際にコーヒーが吹き出す恐れがある
それ以外にも、缶が高熱になりすぎて火傷するのは火を見るより明らかなので、絶対にやってはいけません。
缶コーヒーを石油ストーブの上に置く
缶コーヒーを石油ストーブの上に置くのも、直火で温めるのと同じリスクがあります。
水を入れたヤカンを乗せる要領で、缶コーヒーも温めたくなりますが絶対にNG!
身近に熱源があると試したくなりますが、危険なのでやめましょう。
缶コーヒーをIHクッキングヒーターで加熱する
IHクッキングヒーターは、小さな金属を温めないように「小物検知装置」が付いています。
そのため缶コーヒーをIHクッキングヒーターの上に置いても温めることは不可能です。
もし、誤作動で缶コーヒーに熱が加わってしまうと、直火で温めるのと同様に膨張して破裂する恐れが……。
絶対にIHで温めるのはやめましょう。
缶コーヒーの適温は55℃
自販機で販売されている缶コーヒーは、どのメーカーでもホットはだいたい55℃に設定されているそうです。
想像するよりも、低いですよね?
湯煎で温める場合、沸騰した100℃のお湯に5分間浸けると、缶コーヒーの温度は約60℃ほどになります。
ちょうど自販機のコーヒーと同じくらいの温度になるわけですね。
まとめ
- マグカップに移して電子レンジで温める
- お湯を沸かした電気ケトルに入れて湯煎
- お湯を沸かした鍋に入れて湯煎
- マグカップにお湯と一緒に入れて湯煎
- 冷温庫を用意して温める
以上が、缶コーヒーの温め方のすべてです。
大勢の人に大量に提供したい場合は、大鍋にお湯を沸かして、そこで湯煎するのが最善でしょう。
一人暮らしの人は、電気ケトルでお湯を沸かし、マグカップに入れて湯煎がもっとも楽で手がかからないと思います。
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