スマホって、どんどん性能がアップして進化のスピードが早いですよね。
だからもうパソコンなんて、時代遅れの機械に見えてしまうのは仕方ありません……。
パソコンはもう要らない時代だ!
なんて声も聞こえてきます。
狭い家や、一人暮らしのワンルームの部屋では、スペース的に邪魔になるから、なるべく買いたくないのが本音でしょう。
そこで、ここでは
- 社会人や大学生のパソコンの必要性
- パソコンとスマホ・タブレットの「できる/できない」の比較
- パソコンを買うならWindows?Mac?
こんな情報をまとめていきます。
私は個人的にパソコンは必要だと思ってますが、これを読めばあなたにとって本当に必要かどうか判断できますよ。
パソコンの必要性の判断基準
まず最初に、パソコンが必要かどうか判断する一般的な基準からご紹介しましょう。
それが、こちら。
- ネットが使えればいい⇒パソコンは不要(スマホ・タブレットでOK)
- 本格的なクリエイティブな作業をしたい⇒パソコンが必要
ネットサーフィンをしたり、SNS(Twitter・LINE・インスタ・フェイスブック)をしたり、メールを書いたり。
または、YouTubeで動画を観たり。
普段、それしかしない人にはスマホやタブレットだけで事足りるので、パソコンは不要です。
でも、仕事や趣味でクリエイティブな作業をしたい人は、パソコンは必要ですね。
パソコンの必要性がある社会人
社会人でパソコンの必要性がある人は、こんな条件にあてはまる場合です。
- 会社から家に仕事を持ち帰ることがある
- リモートワーク(テレワーク)が今後も続きそう
- 写真や動画を撮るのが趣味
- ブログをやってみたい
「仕事で使う資料を家で作成したい」など、会社から仕事を持ち帰る機会がある職業の人は必須ですね。
家で仕事をしない職業の人でも、ただネットや動画を観るだけではなく、
自分で何かを作りたい!
とお考えならパソコンを持っておいて損はありません。
パソコンの必要性がある大学生
大学生でパソコンの必要性がある人の条件がこちら。
- レポートや論文を楽に作成したい
- オンライン授業がある
- パソコンをテレビ代わりにしたい
- 本格的なオンラインゲームがしたい
実家にはパソコンがあったけれど、一人暮らしを始めて買おうか迷う人も多いはず。
でも、大学生はレポートや論文など長文を執筆する必要があるので、パソコンは絶対に必要でしょう。
また、社会状況の変化からオンライン授業も増えてきました。
娯楽の面でいうと、パソコンはテレビの代わりになります。
最近、テレビを持たない人が増えていますよね?
パソコンさえあれば大きな画面でYouTubeやNetflix、テレビ番組の見逃し配信など視聴できるため、テレビの代わりにもなりますよ。
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パソコンとスマホ・タブレットの「できること/できないこと」の比較表
パソコンとスマホ・タブレットの「できること/できないこと」を分かりやすく表にして比較してみます。
パソコン | スマホ・タブレット | |
インターネット閲覧 | ○ | ○ |
メール・SNS | ○ | ○ |
動画視聴・音楽鑑賞 | ○ | ○ |
最新の3Dゲーム | ○ | × |
文書・資料作成(ワード・パワポ) | ○ | △ |
表計算(エクセル) | ○ | △ |
動画編集・写真編集 | ○ | △ |
デジタルイラスト | ○ | △ |
プログラミング | ○ | △ |
作曲 | ○ | △ |
ブログ・HP運営 | ○ | △ |
年賀状作成 | ○ | △ |
音楽CD・映像ソフト(DVD・ブルーレイ)の再生 | ○ | × |
ZOOM(オンライン会議) | ○ | △ |
オンラインバンキング | ○ | ○ |
マルチタスク | ○ | △ |
今はスマホの性能が上がっているため、パソコンとの差はどんどん縮まっています。
そのため、パソコンでできることのほとんどはスマホでも可能。
パソコンでしかできないことは、最新の3Dゲームや音楽CDや映像ソフトの再生くらい。
しかし、スマホには△マークが多いことから分かるように、一応できるとはいえ、「やりづらいこと」が多いのが正直なところです……。
スマホではやりづらい作業が多い3つの理由
パソコンと同じ作業をスマホで行うと「やりづらい」と感じるのは、以下の3つの理由から。
- 画面の大きさの違い(スマホと比べてパソコンは大画面)
- 入力機器の違い(パソコンはキーボードやマウスがある)
- 性能の違い(CPUやメモリはパソコンが高性能)
画面の大きさの違い
スマホの画面サイズは平均で6インチほど(タブレットでも10インチがせいぜい)。
一方、パソコンはノートパソコンなら14~17インチ、デスクトップなら20インチ以上が当たり前の時代。
両者の画面サイズには、だいたい「3倍」の差があります。
文書や表計算、動画編集ではある程度、大きな画面の方が効率的に行えてストレスがありません。
入力機器の違い
スマホやタブレットはワイヤレス(ブルートゥース)のキーボードを繋がない限り、標準ではフリック入力か疑似キーボードでの入力のみ。
一方、パソコンは標準でキーボードがあり、ブラインドタッチを習得していれば、高速で文字入力が可能です。
もちろん、なかにはスマホのフリック入力で高速で文字が打てる人もいますが、大量の文字数を打つならキーボードに分があるでしょう。
また画面操作もスマホのタッチ入力より、パソコンのマウス操作のほうが細かな作業には向いています。
性能の違い
スマホの性能が年々上昇しているとはいえ、最新のパソコンの性能には到底かないません。
自分で撮影した動画を編集したり、YouTubeにアップしてユーチューバーを目指すなら、やはり高性能のパソコンのほうが作業時間が短縮されます。
動画編集にはCPUやメモリ、グラフィックボードの性能がモロに出ますから、スマホではストレスが溜まる一方でしょう。
パソコンを買うならWindows?Mac?
パソコンが必要となって、いざ買うとすると迷うのが、WindowsかMacかという二択。
この選択は主に「どんなことをしたいか?」によって、どちらが向いているか判断できます。
私はパソコン使用歴25年以上なので、僭越ながらアドバイスさせていただきます。
Windows向きの人
Windowsパソコンを選んだいい人がこちら。
- ワード・エクセル等のを使うのがメイン
- 最新のゲームがしたい
- できるだけ購入予算を抑えたい
Windowsは主に実務向きですね
会社で使われているPCは、ほとんどがWindowsなので、在宅勤務や持ち帰り仕事をする社会人ならこっちで決まりでしょう。
本体の金額もMacより断然安く、ノートパソコンなら3万円程度から購入できます。
お金のない大学生で、あちこち持ち運んだりしてハードに使い倒す場合もWindowsで決まり!
Mac向きの人
Macを選んだほうがいい人がこちら。
- イラスト作成や作曲をしたい
- スマホはiPhoneを使っている
Macはクリエイティブな作業向き
創作活動に向いていて、イラストレーターやミュージシャンなどはみんなMacを使っています。
スマホはiPhoneを使っているなら、データや使用環境を連動できる強みもあります。
お金に余裕の社会人で、趣味(遊び)に使うならMacで決まりですね。
まとめ
パソコンの必要性がある人とない人を、ざっくり分ける境界がこちら。
- ネット閲覧ができればいい人⇒スマホ・タブレットでOK
- クリエイティブ活動をしたい人⇒パソコンが必要
今ではスマホでも簡単な文書作成や動画作成もできます。
でも、本腰を入れた創作活動には、やっぱりパソコンを使わないとストレスが溜まるだけ。
企業に就職すれば100%パソコンを仕事に使うため、10代のうちから慣れておくのが理想的です。
それに今後、在宅勤務が一般的になった場合には、家(自分用)のパソコンがどうしても必要になるのは目に見えていますね。
というわけで結論としては、デスクワークが仕事の社会人と、レポート作成を行う大学生にはパソコンが必須。
小学生~中学生~高校生は、勉強のため・将来のために役立つので「無いよりあったほうがいい」といえます。
コメント
すごくパソコンの必要性がわかった
ご参考になったようで、記事を書いた苦労が報われます。